Arcserve UDP 機能紹介 ~ (6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理 ~
こんにちは、ホテです。
引き続きArcserve UDPの機能についてご紹介します。
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目次:
1) 全体像とコンポーネントについて
2) iSCSIボリュームのサポート
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理 ← 本日はここ
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)
8) バックアップ設定のメニュー化
9) イメージバックアップのテープ保管
10) バックアップデータの重複排除
11) バックアップデータの遠隔転送
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)
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Arcserve UDPは「Unified Data Protection」という名前が示す通り、「統合管理」を意識して開発されています。
WindowsやLinuxが混在する環境、物理や仮想サーバが混在する環境を一つの画面でまとめて管理し、バックアップの実行や状況の把握といったことができるようになっています。
統合管理を行うためには、管理コンソール(Arcserve UDP コンソール)の導入が必要です。導入の仕方については、以下のガイドをご参照ください。
● 環境構築ガイド (インストールからデータストア構築まで)
https://www.arcserve.com/sites/default/files/2022-03/udp-80-console-install-guide.pdf※ 最新バージョンの資料は以下のカタログ センターをご覧ください。
Arcserve カタログ センター
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/catalog-center/
構築ができたら、Arcserve UDP コンソールにログインしノード追加を行います。
ノードを追加する際には、その対象がどういったものかをプルダウンから選択します。Arcserve UDP では8種類の登録方法があり、様々なノードを1つの画面で一括管理することができるようになっています。
(2020年11月16日:Arcserve UDP 7.0 Update 2 の画像に差し替えました。)
1) Windows ノードの追加
Windows OS に UDP エージェント Windows 版を導入して、そのエージェントを経由してサーバのバックアップを行う場合に選択します
2) Linuxノードの追加
Linux OS を Linux バックアップ サーバ ノードを経由して、ニアエージェントレスでバックアップを行う場合に選択します。
なお、この対象をバックアップするためには、UDP エージェント Linux 版を導入した Linux OS が構築されている必要があります。
3) Linux バックアップ サーバ ノードの追加
Linux OSにUDPエージェント Linux版を導入して、そのエージェントを経由してサーバのバックアップを行う場合に選択します。
4) Active Directory からのノードのディスカバリ
Active Directory からバックアップ対象となるサーバを検出してノードとして追加する場合に選択します。
5) ファイルからインポート
以前登録していたノードの一覧をファイルにエクスポートしていた場合、そのファイルを読み込んでノード登録をする場合に選択します。一括でノード登録をしたい場合などにも有効です。
6) vCenter/ESX(i) からインポート
VMware vCenter Server または ESXi を指定してバックアップ対象の仮想マシンをノードとして追加する場合に選択します。
7) Hyper-V からインポート
Microsoft Hyper-V を指定して、バックアップ対象の仮想マシンをノードとして追加する場合に選択します。
8) Nutanix AHV からのインポート
Nutanix AHV を指定して、バックアップ対象の仮想マシンをノードとして追加する場合に選択します。
実際に登録して管理している画面がこちらです。
少し小さい画面で恐縮ですが、物理マシンや仮想マシン、Windows や Linux が一覧で管理されていることがお分かりいただけると思います。
このように台数も多く、様々な環境をまとめて統合バックアップができるように開発されている製品が Arcserve UDP です。例えば仮想環境などで Windows や Linux が混在しているような環境でも使いやすい製品になっています。
それでは、本日はここまで。
<関連記事>
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