Arcserve UDP 機能紹介 ~ (8) バックアップ設定のメニュー化 ~
こんにちは、ホテです。
引き続きArcserve UDPの機能紹介をしていきます。
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目次:
1) 全体像とコンポーネントについて
2) iSCSIボリュームのサポート
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)
8) バックアップ設定のメニュー化 ←本日はここ
9) イメージバックアップのテープ保管
10) バックアップデータの重複排除
11) バックアップデータの遠隔転送
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)
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本日は「バックアップ 設定のメニュー化」をご紹介したいと思います。
そもそも、バックアップ設定のメニュー化がなぜ必要なのか、というところからの説明が必要かと思います。
バックアップ設定のメニュー化は仮想環境、特に「仮想化統合基盤(プライベートクラウド)」に適したバックアップを提供する方法として取り入れられました。
仮想マシンは必要な時に、必要なサイズの仮想マシンを選んで利用始めることができます(プロビジョニング)。しかし、バックアップについては個別に設定をしているお客様もまだまだ多くいらっしゃいます。
このままではいつまでたってもバックアップは簡単になりません。そこで新しい発想として、バックアップ設定もメニュー化し、仮想マシンを要求したユーザに、どのようにバックアップしてほしいかを選んでもらえるようにするということを考え、「プラン」という概念を取り入れました。
プランはいくつでも作成でき、中身もプランごとに個別に設定できます。バックアップ ジョブのテンプレートをいくつも作っておく、という感じでしょうか。テンプレートで「いつバックアップするか」「どこにバックアップするか」といったことを予め定義しておきます。
その上で、ユーザに対象の仮想マシンの重要度に応じて選んでもらう、という運用にすることで、ユーザにとっても管理者にとっても バックアップが簡単になる、というイメージです。
メニュー(プラン)を一般ユーザに公開する、といった機能実装はまだありませんが、仮想マシン個別に設定していく方法に比べてはるかに簡単にバックアップができます。
具体的なプランの作成方法については以下のガイドをご参照ください。
● プラン作成ガイド (Windows サーバをエージェント経由でバックアップするプランの作成)
https://www.arcserve.com/sites/default/files/2022-10/udp-v5-plan-for-windows-guide.pdf● プラン作成ガイド (仮想環境をエージェントレスでバックアップするプランの作成)
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asudp_v6_plan_agentless_guide.pdf※ 最新バージョンの資料は以下のカタログ センターをご覧ください。
Arcserve カタログ センター
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/catalog-center/
このように数多くの仮想マシンがどんどん作成されてくるような環境で効率よくバックアップを運用していくための機能がArcserve UDPには搭載されています。是非Arcserve UDPで簡単バックアップを実践ください。
それでは、本日はここまで。
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