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2015年3月の13件の記事

2015年3月27日 (金)

Arcserve UDP でクラスタ(WSFC/MSCS)をバックアップできます!

こんにちは、ホテです。

最近 WSFC(Windows Server Failover Clustering)環境のバックアップをArcserve UDP で行いたい、という案件がありました。

Arcserve D2D ではクラスタ環境はサポートされていなかったので、それってできないんじゃないの!?と思われる方もいらっしゃるのではないかと思うのですが、実は、Arcserve UDP v5.0 Update 2 からクラスタ環境をサポートしているんです!

注意事項や使用方法についてマニュアルリリースノートに記載があります。

 

また、WSFC 環境のバックアップ構成や、復旧方法を以下の資料にまとめています。特に復旧方法は「ノード障害」と「全体障害」の 2 パターンについてまとめられており、虎の巻としてきっと役に立つはず!WSFC をご利用の方はぜひご覧ください。

Arcserve UDP ファイルサーバ クラスタのシステム保護

Wsfc

※ 上記資料中にある、Arcserve UDP の Standard Edition は v6 以降では廃止されています。一番安価な Advanced Edition をご利用ください。

 

<関連記事>

Arcserve UDP 製品がサポートするクラスタ構成について

クラスタの災害対策ができます!

2015年3月26日 (木)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ) ~

こんにちは、ホテです。引き続き Arcserve UDP の機能紹介をしていきます。

今回でいったん Arcserve UDP v5の機能紹介は終わりです。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。

連載しているうちに Update 2 や Update 3 が出てきてしまいました。。。(ーー;)

特に Update2 はメージャーバージョンに匹敵するくらい新機能が盛りだくさんなのですが、また、時間がかかってしまってもアレなので、取り急ぎこちらのまとめ資料でご紹介させてください。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管      
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送   
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ) ← 本日はここ    
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【仮想スタンバイの長所は誰でも簡単に、迅速に復旧できること】

さて、本日は仮想マシンへの自動復旧(機能名: 仮想スタンバイ)についてご紹介したいと思います。

前回の記事でバックアップデータの遠隔転送についてご紹介しましたが、いざという時に誰がそのデータを使ってシステムをリストアするの?という問題があります。   

災害対策サイトは遠隔地にあるがゆえに、いざという時復旧作業に向かうのに時間がかかります。また、現地に復旧作業を行えるエンジニアを確保するのも大変です。

VSB_1

 

そこで活躍するのが Arcserve UDP の「仮想スタンバイ」です!Arcserve D2D では Virtual Standby という名前のオプション製品でしたが、 Arcserve UDP では標準機能として使えるようになりました。(※1

ARCserve RHA r16.5 新機能 ~ リモートサイトの仮想マシン自動起動で簡単災害対策 ~

 

仮想スタンバイでは、バックアップされたシステムをあらかじめ仮想マシンとして復旧しておきます。障害・災害時には仮想マシンの電源を入れるだけですぐにシステムが使えます。

この時行う操作は、起動する仮想マシンとスナップショットを選択して、起動ボタンをクリックするだけです。(操作画面をこの記事の後半で紹介します。)

シンプルな手順なので IT に詳しくない方でもミスなく行えます。IT 管理者の方が VPN で Arcserve UDP コンソールに接続して現地に行かずに VM を起動することもできます。

VSB_2

 

また、仮想スタンバイでは復旧時間を大幅に短縮できるのもメリットです。(※2

基本的なシステム復旧方法であるベアメタル復旧では、復旧するデータの量に比例して時間がかかります。一方、仮想スタンバイであれば、既に仮想マシンとして復旧済みなので、OS やアプリケーションが起動すればすぐにシステムを使い始められます。

Compare

 

 

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2015年3月24日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

こんにちは、ホテです。
引き続き Arcserve UDP の機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)   
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管      
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送 ← 本日はここ   
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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災害に備えて復旧ポイント サーバ(RPS)間でバックアップ データを複製

本日は災害対策に使えるバックアップ データの遠隔転送についてご紹介します。

災害に備えてバックアップ データを遠隔地に複製しておきたいというご要件は昔からあります。しかし、インターネットや WAN 経由で大容量のデータを転送しようとすると、瞬断や遅延(レイテンシ)によりバックアップに時間がかかったり、バックアップが途中で失敗してしまうという課題があります。

<参考> VPNだと転送が遅い…という時に。マルチストリーミング機能で高速レプリケーション!

 

そこで、Arcserve UDP の前身の Arcserve D2D ではこの課題を解消するため、バックアップ データを Arcserve Replication で遠隔地に複製するという連携機能がありました。

 

Arcserve UDP ではこの機能を製品の標準機能に取り込み、Arcserve Replication を別途購入・導入する必要なく、復旧ポイントサーバ(RPS)間でバックアップデータを転送することができるようになっています(※1)。

Replicate_1

 

単一のコンソールでバックアップから遠隔転送までの設定・管理ができるようになった!という点が今までとの最大の違いですが、それ以外にも以下の点で違いがあります。

   
 ① マージをそれぞれの RPS で行うので、転送されるデータ量が当社比で実質半減!
 ② 重複排除機能を利用して転送量をさらに削減できる!
 ③ 転送元と転送先でそれぞれ保存したい世代数を設定できる!

 

①について、これまでの連携機能では、Arcserve D2D のマージに伴うデータ変更を Arcserve Replication が複製していたため、実質、増分バックアップデータ 2 回分のトラフィックが WAN 経由で発生していました。

Arcserve UDP では遠隔地側の RPS でもマージ処理を行えるので、遠隔地に送りつけるデータは正味の増分バックアップデータ分だけで良くなりました(※2)。

②の重複排除については、前回ご紹介させていただいた通りです。専用のハードウェアやオプションを必要とせず、バックアップデータをより小さくする事ができます。

③もArcserve UDP のユニークな点です。手元はバックアップを 30 世代(1 ヶ月分)残すが、転送先はディスク容量を節約するため 5 世代(1 週間分)残す、といったこともでき、その逆も可能です。こうした柔軟な対応ができる背景で RPS が活躍しています。

 

このように、Arcserve UDP になってから大きく機能が強化されています。もちろん、Arcserve D2D と Arcserve Replication の組み合わせでできていたように、転送中に回線障害が発生しても途中から再送してくれる仕組みも健在です。WAN 経由でも安定してバックアップ データを複製することができます。

Udp_replication_faq

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2015年3月20日 (金)

arcserve Japan合同会社、本社移転のご案内

2015年3月30日(月)より、新本社にて業務を開始する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

これを機に、社員一同、気持ちを新たにお客様の信頼にお応えできるようさらなる努力を続けてまいります。

今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

◆ 新本社住所

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング20階

アクセス:https://www.jinbochomitsui.com/access/

 

◆ 製品購入に関するお問い合わせ先

Arcserveジャパン ダイレクト:0120-410-116(※)

 

※ 2015年3月30日より新しい番号に変わります。

良い例いろいろArcserve!と憶えてください。

 

0120 - ヨイレイイロ(410116)イロ!

Japandirecttollfree_2

 

++++

以上、Koichiがお伝えしました。

2015年3月18日 (水)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (10) バックアップデータの重複排除 ~

こんにちは、ホテです。
引き続き Arcserve UDP の機能紹介をしていきます。 

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管      
10) バックアップデータの重複排除 ←本日はここ    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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本日はバックアップデータの重複排除(デデュプリケーション)についてご紹介します。

 

Arcserve UDP のウリの一つに「継続的な増分バックアップ」があります。これは、フルバックアップの取り直しを行わずに増分バックアップを繰り返すことで、バックアップの時間を短縮し、ディスク容量を節約するための機能です。

Arcserve UDP では、この継続的な増分バックアップに加えて、重複排除機能がサポートされるようになりました。

これは、特に次回でご紹介するような、「WAN 経由で遠隔地にバックアップデータを複製したい!」という方に有効な機能です。

バックアップデータをこれまで以上に小さくすることで、より安価なネットワークでも遠隔バックアップを実現する事ができるようになります。

Deduplication_1

 

Arcserve UDP の重複排除の仕組みはマニュアルに詳しく書いてありますが、ここでは設定方法や実際の効果を簡単に紹介したいと思います。

   

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2015年3月17日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (9) イメージバックアップのテープ保管 ~

こんにちは、ホテです。引き続き Arcserve UDP の機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管 ← 本日はここ    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)         
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本日はイメージバックアップのテープ保管についてご紹介します。 

Arcserve UDP のイメージバックアップデータの保存先は基本的にはハードディスク(外付け HDD や NAS を含む)です。

しかし、アーカイブや災害対策の目的でテープへバックアップしたい、というお客様も多く、Arcserve D2D の時代から、Arcserve Backup と連携したテープへの二次バックアップ、いわゆる D2D2T(Disk to Disk to Tape)バックアップをサポートしていました。

 メルマガコラム再掲:ARCserve BackupとD2Dで連携できるって知ってました?

Arcserve UDP でももちろんこの連携機能がご利用いただけますが、さらに、二次バックアップ用の Arcserve Backup を基本無料(!)でご利用いただけるようになりました。

Image_to_tape_1

 

ではどのように設定をしていくのか、画面を見ていきましょう。

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2015年3月13日 (金)

Arcserve UDPでオンラインバックアップは可能か?

Arcserve UDP に関するお問い合わせで、「オンラインバックアップは可能ですか?」という質問があります。

もちろん、可能ですが、この「オンラインバックアップ」という言葉には、次の2つの意味で使われることがあります。

【1】物理サーバ/仮想マシン(Guest)のオンラインバックアップ
【2】データベース/アプリケーションのオンラインバックアップ

 

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2015年3月11日 (水)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (8) バックアップ設定のメニュー化 ~

こんにちは、ホテです。
引き続きArcserve UDPの機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)   
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化 ←本日はここ    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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本日は「バックアップ 設定のメニュー化」をご紹介したいと思います。

そもそも、バックアップ設定のメニュー化がなぜ必要なのか、というところからの説明が必要かと思います。 

バックアップ設定のメニュー化は仮想環境、特に「仮想化統合基盤(プライベートクラウド)」に適したバックアップを提供する方法として取り入れられました。

仮想マシンは必要な時に、必要なサイズの仮想マシンを選んで利用始めることができます(プロビジョニング)。しかし、バックアップについては個別に設定をしているお客様もまだまだ多くいらっしゃいます。    

Udp_plan_1

 

このままではいつまでたってもバックアップは簡単になりません。そこで新しい発想として、バックアップ設定もメニュー化し、仮想マシンを要求したユーザに、どのようにバックアップしてほしいかを選んでもらえるようにするということを考え、「プラン」という概念を取り入れました。

プランはいくつでも作成でき、中身もプランごとに個別に設定できます。バックアップ ジョブのテンプレートをいくつも作っておく、という感じでしょうか。テンプレートで「いつバックアップするか」「どこにバックアップするか」といったことを予め定義しておきます。

その上で、ユーザに対象の仮想マシンの重要度に応じて選んでもらう、という運用にすることで、ユーザにとっても管理者にとっても バックアップが簡単になる、というイメージです。

Udp_plan_2

 

メニュー(プラン)を一般ユーザに公開する、といった機能実装はまだありませんが、仮想マシン個別に設定していく方法に比べてはるかに簡単にバックアップができます。

UDP_Plan_3    
プランの作成例

 

具体的なプランの作成方法については以下のガイドをご参照ください。

● プラン作成ガイド (Windows サーバをエージェント経由でバックアップするプランの作成)   
https://www.arcserve.com/sites/default/files/2022-10/udp-v5-plan-for-windows-guide.pdf

● プラン作成ガイド (仮想環境をエージェントレスでバックアップするプランの作成)   
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asudp_v6_plan_agentless_guide.pdf

※ 最新バージョンの資料は以下のカタログ センターをご覧ください。
Arcserve カタログ センター
https://www.arcserve.com/jp/jp-resources/catalog-center/

 

このように数多くの仮想マシンがどんどん作成されてくるような環境で効率よくバックアップを運用していくための機能がArcserve UDPには搭載されています。是非Arcserve UDPで簡単バックアップを実践ください。

 

それでは、本日はここまで。

 

<関連記事>

Arcserve UDP コンソールの一覧画面に表示される項目を変更する方法

2015年3月10日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ ~

こんにちは、ホテです。

引き続きArcserve UDPの機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート         
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編) ← 本日はここ    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)      
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本日は仮想マシンのエージェントレス バックアップ(※1)です。VMware と Hyper-V の記事を分けて投稿しようと思いましたが、まとめて解説させていただきます。

Udp_agentless_backup

 

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2015年3月 6日 (金)

Arcserve UDP per Socket ライセンス(CPU ソケット数ライセンス)の考え方

Arcserve UDP v5 では新たに「CPUソケット数」でカウントするライセンス体系が追加されました。このCPUソケット数ライセンスの考え方は以下の通りです。

・Arcserve UDP ライセンスの ソケット単位 (per Socket)とは、保護対象の物理プロセッサ (CPU) ソケット数です。

・ソケットあたりの「コア」(物理マイクロプロセッサ内の論理マイクロプロセッサー)数に制限はありません

・プロセッサのない空のソケットに対しては、ライセンスは必要ありません

 

例えば下図のサーバを例にソケット数をカウントすると、

サーバ A のライセンスは、2 ソケットです。

サーバ B のライセンスは、1 ソケットです。

Image20150306_3

 

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2015年3月 5日 (木)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理 ~

こんにちは、ホテです。
引き続きArcserve UDPの機能についてご紹介します。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて   
2) iSCSIボリュームのサポート   
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理  ← 本日はここ      
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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Arcserve UDPは「Unified Data Protection」という名前が示す通り、「統合管理」を意識して開発されています。

WindowsやLinuxが混在する環境、物理や仮想サーバが混在する環境を一つの画面でまとめて管理し、バックアップの実行や状況の把握といったことができるようになっています。

Managementconsole_1

 

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2015年3月 4日 (水)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (5) マージおよびカタログ作成の代行処理 ~

こんにちは、ホテです。

引き続きArcserve UDPの機能紹介をしていきます。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定)
5) マージおよびカタログ作成の代行処理 ← 本日はここ   
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)    
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本日はマージおよびカタログ作成の代行処理についてご紹介します。   

併せて管理コンソール(Arcserve UDP コンソール)と復旧ポイントサーバのインストールと設定方法についても解説をしたいと思います。

   

まず、この内容をご紹介させていただく前に以前ご紹介させていただいた復旧ポイントサーバ(以下、RPSRecovery Point Server)について思い出してください。

<復習> 全体像とコンポーネントについて   
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2014/07/ca-arcserve-udp.html

   

バックアップ データをRPS(の中のデータストア)に保存するジョブ(プラン)を実行すると自動的にマージやカタログを作成するという処理がRPS側で実施されるようになります。

Merge_catalog_alternative

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2015年3月 3日 (火)

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (4) 詳細スケジュール設定: 日・週・月次指定 ~

こんにちは、ホテです。

ずいぶんと間が空いてしまいましたが、マサオミに代わり、Arcserve UDP 機能紹介を再開します。

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目次:    
1) 全体像とコンポーネントについて    
2) iSCSIボリュームのサポート    
3) 詳細スケジュール設定 (曜日指定)
4) 詳細スケジュール設定 (日・週・月次指定) ← 本日はここ      
5) マージおよびカタログ作成の代行処理    
6) Windows / Linux、物理 / 仮想 を1つの画面で統合管理    
7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ (VMware編 / Hyper-V編)    
8) バックアップ設定のメニュー化    
9) イメージバックアップのテープ保管    
10) バックアップデータの重複排除    
11) バックアップデータの遠隔転送    
12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ)       
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本日は詳細スケジュール設定のもう1つ、日・週・月次指定についてご紹介します。これも、以前の Arcserve D2D に比べて大きく使いやすくなっている機能の1つです。    
   
Arcserve D2D を利用していたときに、毎日増分バックアップを3か月間取ったとすると90個以上のバックアップデータ(復旧ポイント)が存在することになります。そうすると、「このファイルをリストアしたい」と検索をかけた際に、全部のバックアップデータに該当するファイルがあると、90以上の結果が表示されることになってしまいます。

ただ、「3ヶ月と言っても月末のバックアップデータさえ残っていればいいよ」とか、「週末のバックアップデータだけ1ヶ月分残っていればいいよ」というご要望も多々いただいておりました。

そこで、Arcserve UDP では週次や月次といった指定をうまく組み合わせることで、指定した曜日に週1回、指定した曜日(または日にち)に月1回バックアップを行って、そのデータを指定した期間残しておく、ということができるようになります。

Dwm_schedule

 

では、具体的にどのように設定するかをご紹介します。

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