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2015年5月15日 (金)

Arcserve Replication の転送量を測定したい

こんにちは、ホテです。

WAN 経由でレプリケーションしているお客様から、レプリケーションでどれほど帯域が使われているのか知りたい、というご相談をいただく事があります。

そんな時に使えるのが以下の2つの機能です。

 ① レプリケーションレポート
 ② アセスメントレポート

①のレプリケーションレポートはレプリケーションによる転送量だけではなく、どのファイルをレプリケーションしたか等の細かい情報を見ることもできます。具体的な設定方法はこちら↓の記事をご覧ください。

レプリケーションレポート、出てこいーー!

 

一方、転送量だけを調べられれば良いという事であれば②のアセスメントレポートが便利です。以下、レプリケーションしながらアセスメントモードを実行する手順をざっとご説明します。

Step 1: レプリケーション実行中のシナリオとは別にアセスメント用の新しくシナリオを作ります。

01_2

(レプリカを空欄にするのと、「アセスメントモード」にチェックを入れるのがポイント ※1

 

Step 2 : 新しく作ったシナリオを「アセスメントモード」で実行します。

02_2

(こちらはシナリオ実行後の画面)

 

Step 3 : 測定が終わったらシナリオを停止するとレポートが作られます。

04_3

(図のように[ツール]-[レポート]-[シナリオ レポートの表示]でレポートが見られます)

 

06_2

(生成されたアセスメントレポート)

 

アセスメントレポートはどちらかというと Arcserve Replication を導入する前に必要な帯域幅を見積もりたい、という目的で使う事が多い機能なので、レプリケーション中には実行できないと思われがちですが、もう一つシナリオを作ってしまえば良いというのが今回の手順のポイントです。

なお、アセスメントレポートはXML形式で出力されますが、これをExcelで分析するためのアセスメントツールもあります。

Arcserve Replication の無償ハンズオンセミナーにお越しいただいた方に無償でお配りしておりますので、興味のある方は是非ご参加ください!

 

以上、久しぶりに Arcserve Replication の投稿でした。


※1 フルシステム シナリオでアセスメント モードを実行するには、 [レプリカ設定] を指定し、[アセスメント モード] チェック ボックスはグレーアウトのまま(チェックを入れずに)シナリオを完成させてください。アセスメント モード専用のシナリオでなくても青い実行ボタン(▶︎)をクリックすればアセスメント モードで実行されます。

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