Arcserve Replication で NTFS アクセス権をレプリケーションしてみた
こんにちは、ホテです。
ファイルサーバを冗長化したいという案件では、NTFS のアクセス権(ACL)が複製されるかどうかが気になるポイントです。
当ブログでも何度か「Arcserve Replication でアクセス権を複製できます!」という記事を書いていましたが、そう言えばいつも文字ばかりで画面イメージを入れてなかったな、、、という事で、今回はアクセス権がレプリケーションされている様子を激写(?)して公開します。
アクセス権をレプリケーションするに当たり、特別な設定は不要です。デフォルトでは「ACLをレプリケート」という項目がオンになっているので、そのままで NTFS の アクセス権がレプリケーションされていきます。
([シナリオ プロパティ]-[オプション設定]-[ACLのレプリケート]です)
で、以下は NTFS ACL の各項目の様子です。青い背景がマスタ(複製元)で黄色い背景がレプリカ(複製先)です。
「マスタ太郎」というドメインユーザーを作ってそのユーザーに権限を割り当てています。レプリカにも同様に設定が複製されているのがご覧いただけます。(やや細かいですが、画像をクリックすると元のサイズで見られます。)
◆ アクセス許可
◆ 監査
◆ 所有者
今回はマスタ/レプリカサーバが Active Directory ドメイン環境に参加している前提でお話ししましたが、ワークグループ環境でもローカルアカウントのアクセス権をレプリケーションできます。詳しくはこちら↓の記事をご覧ください。
また、今日ご紹介したのは NTFS のアクセス権のレプリケーションについてですが、「共有フォルダのアクセス権」についてはレプリケーションではなく「同期」で複製されるのでご注意ください。
« Arcserve Replication の相違点レポートを作ってみた | トップページ | Arcserve 新しい仕様のライセンスキー「Golden Key」とは? »
「技術情報」カテゴリの記事
- Arcserve Cloud Direct で仮想マシンのデータを復旧する方法(2025.05.09)
- Arcserve UDP Agent for Windowsで実現するサイバーレジリエンスの強化!(2025.04.04)
- Arcserve UDP 10.0 新機能(8):その他(2025.03.07)
- Arcserve UDP 10.0 新機能(1):アシュアード セキュリティ スキャン(2024.11.22)
- 実はランサムウェア対策にも有用?! 仮想スタンバイって凄い!(2024.09.06)
「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリの記事
- Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3c で Windows Server 2025 に対応しました。(2025.05.16)
- Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3b が公開されました。(2025.03.14)
- (2025/05/12 更新)Arcserve 製品の Windows Server 2025 対応状況(2025.02.28)
- WSFC環境でのArcserve Replication and High Availability利用(2024.10.04)
- 「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリーを作りました。(2024.09.27)
« Arcserve Replication の相違点レポートを作ってみた | トップページ | Arcserve 新しい仕様のライセンスキー「Golden Key」とは? »
コメント