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2015年7月 3日 (金)

Arcserve Replication で NTFS アクセス権をレプリケーションしてみた

こんにちは、ホテです。

ファイルサーバを冗長化したいという案件では、NTFS のアクセス権(ACL)が複製されるかどうかが気になるポイントです。

当ブログでも何度か「Arcserve Replication でアクセス権を複製できます!」という記事を書いていましたが、そう言えばいつも文字ばかりで画面イメージを入れてなかったな、、、という事で、今回はアクセス権がレプリケーションされている様子を激写(?)して公開します。

 

アクセス権をレプリケーションするに当たり、特別な設定は不要です。デフォルトでは「ACLをレプリケート」という項目がオンになっているので、そのままで NTFS の アクセス権がレプリケーションされていきます。

01_2

([シナリオ プロパティ]-[オプション設定]-[ACLのレプリケート]です)

 

で、以下は NTFS ACL の各項目の様子です。青い背景がマスタ(複製元)で黄色い背景がレプリカ(複製先)です。

「マスタ太郎」というドメインユーザーを作ってそのユーザーに権限を割り当てています。レプリカにも同様に設定が複製されているのがご覧いただけます。(やや細かいですが、画像をクリックすると元のサイズで見られます。)

 

◆ アクセス許可

02_2

 

◆ 監査

03_2

 

◆ 所有者

04_2

 

今回はマスタ/レプリカサーバが Active Directory ドメイン環境に参加している前提でお話ししましたが、ワークグループ環境でもローカルアカウントのアクセス権をレプリケーションできます。詳しくはこちら↓の記事をご覧ください。

ARCserve RHA r16 SP2 新機能 ~ワークグループ環境でのアクセス権(ACL)の複製

 

また、今日ご紹介したのは NTFS のアクセス権のレプリケーションについてですが、「共有フォルダのアクセス権」についてはレプリケーションではなく「同期」で複製されるのでご注意ください。

共有設定がレプリケーションされない

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