Arcserve UDP のプロパティシートを公開中
Arcserve UDP の設定を行う際に、簡単に計画・事後の確認ができるよう、Arcserve UDPのプロパティシートを公開しています。このシートを使うことで、設定の「項目」とその「初期値」の確認や実際の「設定値」を記録し、まとめておくことが可能です。
Arcserve UDP では、プロパティ シートは構成別に 3 つの Excel ファイルがあり、さらにそれぞれのファイルは目的に応じていくつかのシートに分かれています。
Excel ファイルのシート名が目的の名前になります。「バックアップの設定」「レプリケート」「仮想スタンバイ」といった目的に応じて、何を設定するかが一覧になっているため、作業の効率化が図れ、設定漏れも防げます。
以下、Arcserve UDP の 3 つのプロパティ シート(Excel ファイル)とシート名を書き出しました。
■ Arcserve Unified Data Protection 8.x Agent for Windows プロパティシート
単体の Windows 環境用のプロパティシートです。
・バックアップ設定(拡張)(※1)
・バックアップ設定(標準)(※1)
・ファイルコピー設定
・ファイルアーカイブ設定
・復旧ポイントのコピー
・環境設定
・設定のインポート/エクスポート(※2)
■ Arcserve Unified Data Protection 8.x Server プロパティシート
Arcserve UDP コンソール導入環境で使用するプロパティ シートです。このプロパティ シートは設定項目が多いので、代表的なものだけを書き出します。
・バックアップ対象ノード一覧
・復旧ポイントサーバ(データストア)
・プラン一覧
・環境設定
・タスク1: バックアップ エージェントベース Windows
・タスク1: バックアップ ホストベース エージェントレス
・(タスク) レプリケート
・(タスク) 仮想スタンバイ
・(タスク) 復旧ポイントのコピー
■ Arcserve Unified Data Protection 8.x Agent for Linux プロパティシート
単体の Linux 環境用のプロパティシートです。
・UDP Linuxサーバ
・ノード
・バックアップ設定(1)
・バックアップ設定(2)
・バックアップ設定(3)
・バックアップ ストレージ
なお、これらの設定用ファイルは、プロパティシート、デザインシート、環境設定シート、パラメータシート等、いろいろな言われ方をしますが、Arcserve では『プロパティ シート』と呼んでいます。
Arcserve UDP の最新バージョンや、Arcserve Backup、Arcserve Replication/HA のプロパティ シートは Arcserve カタログ センターに掲載されています。是非ご利用ください。
[2023年1月27日] カタログ センターの画像を更新しました。
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以上、Koichiがお伝えしました。
※1 ここで言う「拡張」「標準」というのはバックアップ データ形式の事です。基本的にはデフォルトの「拡張」をご利用いただければ問題ありません。「標準」というのは旧製品の Arcserve D2D と同じデータ形式です。
※2 Arcserve UDP 8.0 から Windows Agent の設定情報を JSON 形式でエクスポート/インポートできるようになっています。プロパティ シートのようなフォーマットになっていなくても、とりあえず設定情報を残しておきたいというときに便利です。
関連記事:Arcserve UDP 8.0 新機能紹介(2):エージェント(Windows)設定のエクスポート/インポート
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