Arcserve UDP を活用してみよう! 第30回~WAN環境でも安心!! Arcserve UDPの遠隔地転送機能
こんにちは、第2弾は2015年10月21日配信メルマガからの転載です。
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┃[1] コラム:Arcserve UDP を活用してみよう! 第30回
┃ ◆◇ WAN環境でも安心!! Arcserve UDPの遠隔地転送機能 ◇◆
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今回のコラムは、Arcserve UDP を使ったバックアップデータの遠隔地転送に関する耳よりな話です。
これまでのコラムでもご紹介しましたが、Arcserve UDP は災害対策のために遠隔地へバックアップデータを転送することが標準機能でできます。既に本番環境にある大量のバックアップデータを WAN 越えで遠隔地に転送すると、長時間データ転送のために WAN の帯域を使い切る可能性があるため、業務への影響が懸念されます。
何とか WAN を使わずにデータを遠隔地に送れる方法はないかとお考えの皆様、『安心してください。UDP にはあります。』
Arcserve UDP の「RPSジャンプスタート」(RPS:復旧ポイントサーバ)を利用する方法です。
この方法は以下の手順で行います。
1. 本番環境の復旧ポイントサーバにあるバックアップデータを、「RPSジャンプスタート」で外付けUSBディスクに複製
2. 遠隔地の復旧ポイントサーバに、1.で使用した USB ディスクから複製したバックアップデータをインポート
最初に「RPSジャンプスタート」でバックアップデータを転送すれば、2回目以降は増分データのみWANで転送するため、WANの負荷を抑えられます。
遠隔地転送でWANへの影響を懸念される場合は、是非「RPSジャンプスタート」をご利用下さい。
尚、「RPSジャンプスタート」は災害後に遠隔地に転送した大量のバックアップデータを本番環境に戻す際にも利用できます。「RPSジャンプスタート」を使い遠隔地から本番環境にバックアップデータを戻して、業務サーバを早期に復旧させることができます。「RPSジャンプスタート」を使ったバックアップデータを遠隔地転送する Arcserve UDP 環境の構築と運用についてまとめた手順書を公開しましたので是非参考にしてください。
◆◆『バックアップデータを遠隔地転送する環境構築ガイド』は、こちらから ---------
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/asudp-v5-Agentbased-configuration-guide.pdf
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それでは、次回もお楽しみに!
(2023年7月20日追記)
上記ガイドの Arcserve UDP 9.0 版(2023年時点の最新バージョン)も公開されました。
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