Arcserve UDP 新バージョン "v6" の実力とは ~インスタント VM が即時(インスタント)な理由
2016年の第2弾、全体では第7弾となる今回は2月3日配信メルマガからの転載です。
話逸れますが、本日2月3日、待望の新リリース Arcserve UDP v6 と Arcserve Backup r17を発表いたしました。
そのため今回以降のコラムでは新機能紹介を中心にお伝えしていきますので、ご注目ください。
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┃[2] コラム:Arcserve UDP新バージョン "v6" の実力とは 第1回
┃ ◆◇ インスタント VM が、即時(インスタント)な理由 ◇◆
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既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、本日Arcserve UDPの新バージョン "v6" を発表しました。
そこで、今回からシリーズで v6の特長をご紹介していきます。
初回は”インスタント VM”という新機能です。
インスタントVMは、UDPが当初から持っている仮想スタンバイと違い、前もって仮想マシンを作成しておく必要がないのに非常時には同じくらい短時間で本番サーバを復旧できる、とても有益な機能です。
本番サーバに障害が発生した時点で、本番サーバのバックアップデータから代替機としての仮想マシンをインスタントラーメンのように簡単な操作ですぐに作成して業務を継続できます。
また、事前準備なくいつでも簡単&短時間に仮想マシンを作成することが可能なので、バックアップデータの有効性の確認(問題無くシステムが起動するかどうか)にも利用できます。
作成した仮想マシンは不要になった時点でいつでも削除できます。
仮想スタンバイの場合は予めバックアップデータから新規に仮想ディスクを作成するため、仮想ディスクの領域を用意する必要がありますが、インスタント VMは仮想ディスクの替わりにバックアップデータを参照する"0KB"のリンクファイルを利用するため、仮想ディスクの領域が必要無い分、2、3分位で作成できます。
このため、インスタントVMは、一時的に仮想マシンを利用して業務を継続するする場合に利用し、仮想スタンバイはバックアップデータの影響を受けない独立した仮想マシンとして利用できるため、P2Vを行って仮想環境で継続運用を行う場合でご利用ください。
尚、インスタントVMは、バックアップデータとVMwareまたはHyper-Vの仮想環境だけあれば、簡単なウイザード("復旧対象"、"復旧先"、"復旧用VM"の3つの設定だけ)で作成できます。
これまでインスタントVMの“インスタント”な理由をお伝えしましたが、まとめると以下です。
1. バックアップデータから直接仮想マシンを作成するので、リストアせずに業務を即再開できる
2. 事前の準備は一切不要、バックアップデータと仮想環境があればいつでも即利用できる
3. 3つの設定だけで即作成できる
インスタントVMも追加されて更に便利になったArcserve UDP v6を是非ご利用ください。
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