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2016年4月26日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (4) Linux エージェントの機能強化 ~

前回は、Linux 仮想マシンのエージェントレス バックアップについてご紹介しましたが、今回は Linux 用エージェントの機能強化についてご紹介します。Linux の物理サーバをお持ちの方は必見です。

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内   
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア   
4) Linux エージェントの機能強化← 本日はここ   
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に   
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化   
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード   
8) Windowsイベント ログへの登録   
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善      
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【強化ポイント 1. RPS へバックアップできるようになった!】

v5 以前の Arcserve UDP Agent for Linux (以下 UDP Linux Agent) ではバックアップ先は CIFS/NFSの共有領域か、バックアップ対象サーバのローカル ボリュームを指定する事が出来ましたが、v6 ではこれらに加えて、復旧ポイント サーバ(RPS)をバックアップ先に指定する事ができるようになります。 

RPS にバックアップできるからって何がすごいの?と思われるかもしれませんが、いろいろすごいです。まず、Arcserve UDP Windows 版では当たり前な継続的な増分バックアップができるようになります。初回以外はフルバックアップを行わなくてもよくなるので、バックアップ時間やストレージ容量を大幅に削減できます。

また、Arcserve UDP v5 から標準機能として搭載されている、重複排除機能バックアップ データの遠隔転送機能も利用いただけるようになります。

01_RPS

   

02_Destination

(デスティネーションに[Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ]を指定できます。)

   

03_2ndBackup

(「タスク2」でバックアップデータの[レプリケート]を選択できます。)

 

 

【強化ポイント 2. リモートでベアメタル復旧ができるようになった!】 

2つめの強化ポイントはインスタントBMRという機能です。従来の UDP Linux Agent ではベアメタル復旧を行う際に復旧メディアから起動するので、メディアを物理サーバに挿入しに行く事がありました。UDP v6 のインスタントBMRでは、バックアップ サーバからリモートで起動する事ができるため、例えば物理的に離れたデータセンターのサーバも簡単にシステム復旧する事ができます。

01_InstantBMR   

   

02_InstantBMR

(リストア ウィザードで [インスタント BMR の有効化] にチェックを入れます)

 

Linux サーバを含む環境のバックアップ・災害対策がますます強くなった Arcserve UDP v6 を是非お試しください。以上、ホテがお伝えしました。

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