1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 ~ UDPによるランサムウェア感染サーバの復旧
こんにちわ
今回は5月25日配信メルマガからの転載です。
最近の頻出用語ともいえる「ランサムウェア対策」をテーマに Arcserve UDP v6 をわかり易くお伝えしています。
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┃[1] コラム: 1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第8回
┃ ◆◇ UDPによるランサムウェア感染サーバの復旧 ◇◆
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前回のコラムへの反響が大きかったので、今回も引き続きランサムウェア感染からの復旧をテーマにお届けします。
ランサムウェアの多くは正しいファイルを装いシステム内に潜伏し、データを暗号化したり、画面操作をロックして身代金を要求します。万が一感染してもArcserve UDPでバックアップしていれば、状況に応じて復旧方法を使い分け短時間で復旧できます。
まず感染が疑われる場合は、ネットワークから切り離しランサムウェアが潜伏するファイルをセキュリティソフトなどで駆除します。
【駆除できない場合】
駆除方法が提供されていない新種に感染した場合や完全に駆除できたと判断できない場合はサーバ全体を復旧する方法を検討します。
【駆除できた場合】
駆除後も暗号化ファイルは残るので、これらのファイルをバックアップからリストアします。
ドライブ全体が暗号化されている場合や、暗号化ファイル数が多く特定困難な場合はドライブ全体のファイルリストアかサーバ全体を復旧する方法を検討します。
Arcserve UDPはファイル単位のリストアもできますが、サーバ全体の復旧には時間や手間がかかると懸念されている方は仮想マシンを利用した復旧方法も検討ください。
Arcserve UDPには障害発生後に仮想マシンへの代替運用で業務継続できる『仮想スタンバイ』と『インスタントVM』機能が提供されています。
『仮想スタンバイ』
バックアップ後のデータを自動で仮想マシンに変換しスタンバイさせておき、障害発生後は仮想マシンの起動だけでリカバリが完了します。時間のかかるディスクへの書き出しを事前に済ませておけるので短時間で復旧できます。
『インスタントVM』
ディスクへの書き出しは行わず、バックアップデータを保存場所に置いたまま仮想ディスクとして参照する仮想マシンを短時間で作成できます。仮想ホストにバックアップデータを展開するストレージが不要なので、ストレージにかかるコストを節約し短時間でリカバリが完了します。
どちらの場合でも代替運用後の最新データは復旧した本番サーバへ戻せるので、安心してご利用いただけます。
仮想マシンを利用しない場合は、もちろん、簡単手順による『ベアメタル復旧』でリカバリできます。 状況に応じて使い分けができる、複数の復旧方法を持つArcserve UDP v6を活用してランサムウェア対策に備えてください。
◆◆『1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6" の実力』バックナンバーは、こちらから
◆ 第1回: インスタント VMが、即時(インスタント)な理由
◆ 第2回: Linuxでも重複排除&遠隔転送! Linux対応強化ポイント
◆ 第3回: LinuxゲストOSでも充実のエージェントレス バックアップ
◆ 第5回: セキュリティ対策に Arcserve UDP のテープ バックアップ
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