Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード ~
本日は、Arcserve UDP の管理コンソールを初めて使おうという方向けの環境設定ウィザードをご紹介します。
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目次:
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア
4) Linux エージェントの機能強化
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード ← 本日はここ
8) Windowsイベント ログへの登録
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)
12) その他の新機能と機能改善
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Arcserve UDP で複数台のサーバを統合管理する上でプランという考え方(参考記事:Arcserve UDP 機能紹介 ~ (8) バックアップ設定のメニュー化 ~)が出てきます。慣れればとても便利な考え方なのですが、色々な設定項目が出てくるので最初は用語を追うだけでも大変、という方もいらっしゃいます。そこで、バックアップを行うのに必要最低限の項目に絞り込んで、できるだけ簡単にプランを作ってもらおう、という事で作られたのが今回ご紹介する環境設定ウィザードです。
環境設定ウィザードを使うには、管理コンソールの右側にあるリンクをクリックします。
ウィザードが出てくるので、あとは指示に従って「プランの種類」「バックアップ対象ノード」「バックアップ先(デスティネーション)」「スケジュール」の4つを指定していきます。
この環境設定ウィザードは簡単にプランを作っていただくのが目的なので、設定できる項目はかなり大胆に省略されています。例えば、週次/月次の複雑なバックアップスケジュールを設定したり、バックアップデータの遠隔転送(レプリケーション)のタスクを追加したりする事はできません。プランは後から変更する事もできますので、環境設定ウィザードで簡単なバックアップ プランを作ったら、より高度な設定にもチャレンジしてみてください!
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以上、ホテがお伝えしました。
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