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2016年5月の8件の記事

2016年5月31日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (8) Windowsイベント ログへの登録

本日は Arcserve UDP のアクティビティ ログを Windows のイベント ログに登録する方法をご紹介します。監視ツールで Arcserve UDP のジョブを監視したい、という方には長らくお待ちいただいていた機能です。

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内   
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア   
4) Linux エージェントの機能強化   
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に   
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化   
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード   
8) Windowsイベント ログへの登録 ← 本日はここ   
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善
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2016年5月27日 (金)

Arcserve製品の5年メンテナンス(5年保守)について

※2016年9月1日より、事前の個別見積りの必要なく、
メンテナンス4年付き、メンテナンス5年付きのライセンスを購入いただけるようになりました。


Arcserve製品をご検討のお客様より、
「メンテナンスを5年一括で結びたいのですが、可能ですか?」
とのお問い合わせをよくいただきます。

Arcserve製品の価格表では、記載されているメンテナンスの年数は、
1年と3年のみの為、5年一括のメンテナンスはできないと思われてしまいがちですが、
そんなことはありません。

個別対応となりますが最大5年までメンテナンスを一括で結ぶことが可能です。

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2016年5月25日 (水)

1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 ~ UDPによるランサムウェア感染サーバの復旧

こんにちわ

今回は5月25日配信メルマガからの転載です。

最近の頻出用語ともいえる「ランサムウェア対策」をテーマに Arcserve UDP v6 をわかり易くお伝えしています。

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┃[1] コラム: 1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第8回

┃ ◆◇ UDPによるランサムウェア感染サーバの復旧 ◇◆

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前回のコラムへの反響が大きかったので、今回も引き続きランサムウェア感染からの復旧をテーマにお届けします。

ランサムウェアの多くは正しいファイルを装いシステム内に潜伏し、データを暗号化したり、画面操作をロックして身代金を要求します。万が一感染してもArcserve UDPでバックアップしていれば、状況に応じて復旧方法を使い分け短時間で復旧できます。

 

まず感染が疑われる場合は、ネットワークから切り離しランサムウェアが潜伏するファイルをセキュリティソフトなどで駆除します。

【駆除できない場合】

駆除方法が提供されていない新種に感染した場合や完全に駆除できたと判断できない場合はサーバ全体を復旧する方法を検討します。

 

【駆除できた場合】

駆除後も暗号化ファイルは残るので、これらのファイルをバックアップからリストアします。

ドライブ全体が暗号化されている場合や、暗号化ファイル数が多く特定困難な場合はドライブ全体のファイルリストアかサーバ全体を復旧する方法を検討します。

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2016年5月24日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード ~

本日は、Arcserve UDP の管理コンソールを初めて使おうという方向けの環境設定ウィザードをご紹介します。

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目次:    
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内    
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア    
4) Linux エージェントの機能強化    
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に    
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化    
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード ← 本日はここ    
8) Windowsイベント ログへの登録    
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善
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Arcserve UDP で複数台のサーバを統合管理する上でプランという考え方(参考記事:Arcserve UDP 機能紹介 ~ (8) バックアップ設定のメニュー化 ~)が出てきます。慣れればとても便利な考え方なのですが、色々な設定項目が出てくるので最初は用語を追うだけでも大変、という方もいらっしゃいます。そこで、バックアップを行うのに必要最低限の項目に絞り込んで、できるだけ簡単にプランを作ってもらおう、という事で作られたのが今回ご紹介する環境設定ウィザードです。 

 

環境設定ウィザードを使うには、管理コンソールの右側にあるリンクをクリックします。

01_Launch

 

ウィザードが出てくるので、あとは指示に従って「プランの種類」「バックアップ対象ノード」「バックアップ先(デスティネーション)」「スケジュール」の4つを指定していきます。 

02_Welcome

 

この環境設定ウィザードは簡単にプランを作っていただくのが目的なので、設定できる項目はかなり大胆に省略されています。例えば、週次/月次の複雑なバックアップスケジュールを設定したり、バックアップデータの遠隔転送(レプリケーション)のタスクを追加したりする事はできません。プランは後から変更する事もできますので、環境設定ウィザードで簡単なバックアップ プランを作ったら、より高度な設定にもチャレンジしてみてください!

 

Arcserve UDP v6 を詳しく知りたい方にお勧めなのが、Arcserve で無償開催している技術セミナーです。4月開催分からセミナーの内容も v6 にアップグレードされていますので、是非ご参加ください。

 

【テクニカルトレーニング】Arcserve UDP で、イメージバックアップ<後編> 詳細 & お申込み

 

以上、ホテがお伝えしました。

2016年5月20日 (金)

Arcserve UDPでWindows10のバックアップをテープや遠隔地に保管(クライアントPCバックアップデータをより安全に保管)

Arcserve UDP の Workstation Edition とは:クライアント OS のバックアップに最適化したライセンスです。

Arcserve UDP はサー バ OS 専用の製品かな?と思われていた方もいらっしゃるかもしれませんが、クライアント OS 用の Edition も用意してます。Arcserve UDP v6 以降では、Windows 10 にも対応しています!

>> Arcserve UDP v6 動作要件

※ Arcserve UDP 最新バージョンの動作要件は以下の動作要件一覧ページからご確認ください。Arcserve UDP 8.1 より Windows 11 のバックアップ/リストアにも対応しています。

>> Arcserve UDP 動作要件一覧

 

さて、この Workstation Edition はサーバ OS バックアップ用の Advanced Edition と同様にテープ保管や遠隔地保管もできる優れものです。

 

(1) バックアップデータのテープ保管も行えます。

ランサムウェアへの対策として、PC のバックアップデータをテープや RDX にオフラインで保管したいという需要が増えてきています。テープや RDX であれば、普段は通電していないので、ランサムウェアによりバックアップデータもろとも暗号化されてしまうという事態を防げるというわけです。

その要件は Arcserve UDP Workstation Edition で満たせます!PC とは別にバックアップサーバを用意することで、バックアップサーバにバックアップしたデータを、さらにテープへ二次バックアップすることができるのです。

 

We1_3

<参考記事>

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (9) イメージバックアップのテープ保管 ~

 

Arcserve UDP でバックアップしたデータをテープに保管するには Arcserve Backup を使いますが、Arcserve UDP Workstation Edition にはこの Arcserve Backup のライセンスが無償でついてきます。Workstation Edition さえ購入すれば、テープへのオフライン保管ができるのです。

 

ちなみに、よく質問いただくのですが、Arcserve UDP で二次バックアップを行う際、復旧ポイントサーバ(RPS)は必須ではありません。そのため RPS をインストールしない、比較的規模の小さいバックアップ サーバでもテープへの二次バックアップができます。

>> Arcserve Unified Data Protection v6 サーバ構成とスペック見積もり方法 (PDF)
P.4 の『要件別「管理コンソール」「復旧ポイントサーバ」要否表』参照

※ 最新バージョンの資料は Arcserve カタログ センターの UDP タブ内をお探しください。

 

(2) 災害に備えて遠隔地やクラウドにデータを複製できます。

復旧ポイントサーバ(RPS)は必須ではないという話をしましたが、Workstation Edition では逆に、RPS をバックアップ先にすることもできます。そうする事で、バックアップデータを遠隔地の RPS や Arcserve UDP Cloud Hybrid に転送・複製して、より強固なデータ保護を図ることもできます。

 

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<参考記事>

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

 

なお、災害が起きた際に、PC のシステム復旧は不要で、ファイルだけリストアできればよいという事であれば、「ファイル コピー」という機能を使ってクラウドストレージにデータを複製することもできます。

この時にも RPS があれば、ファイルコピーの作業を PC の代わりにやってくれるので、PC の負担が減って便利です。

<参考記事>

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化 ~

 

この RPS のインストールには追加のライセンスは不要です。Workstation Edition のライセンスさえあれば、バックアップデータの遠隔地やクラウドに送って、災害対策ができるというわけです。

 

(3) 気になる価格は?お得な 5 パックやアプライアンスも。

Arcserve UDP Worstation Edition は バックアップ対象の PC の台数ごとに購入が必要です。5 パック(5 Pack)というまとめ買いライセンスもあり、1つずつ購入するより割安になっています。以下、2024年4月時点の価格です。

・Arcserve UDP 9.x Workstation Edition 1 パック:13,400円(1年メンテナンス付き、税抜)

・Arcserve UDP 9.x Workstation Edition 5 パック:53,000円(1年メンテナンス付き、税抜)
⇒ 1台当たり 10,600円

 

最新の価格表は Web をご覧ください。以下のページで UDP タブを開いて、Workstation Edition の価格表(PDF)をダウンロードできます。

Arcserve 製品 購入方法と価格表

Udp_we_price_202404

 

なお、この記事で紹介した PC のバックアップは Arcserve UDP Appliance でも同様に行う事ができます。Arcserve UDP Appliance はバックアップ対象の台数に関係なく、容量が許す限りバックアップできます。そのため、1台当たりの容量が少なく、台数が多い場合には Arcserve UDP Appliance を購入した方が安くなることもあります。

Arcserve UDP Appliance については、このブログでも解説しています。詳しく知りたい方は Arcserve UDP Appliance の記事一覧をご覧ください。

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

2016年5月17日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化 ~

今日は、Arcserve UDP v6 のファイル コピー機能をご紹介します。

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内   
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア   
4) Linux エージェントの機能強化   
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に   
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化 ← 本日はここ   
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード   
8) Windowsイベント ログへの登録   
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善
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【そもそもファイル コピー機能って何?】

医療・建設業界の画像ファイルや出版・映像業界の過去の製作物、業種問わず一定期間の保管が必要な監査ログファイルなどなど、容量が大きくてかさばるんだけれど取っておかなければいけないファイルを低コストでバックアップするのに役に立つ機能です。

ファイル コピーを有効にすると、Arcserve UDP の一次バックアップ先のデータから、ファイルのリストアに必要なデータだけを抽出し、安価なNASやクラウド上のオブジェクトストレージに二次バックアップを行う事ができます。二次バックアップ先の保存期間は一次バックアップ先とは別に設定できるので、例えばシステム復旧用の一次バックアップは2ヶ月分しか保存しないけれど、クラウドストレージ上の二次バックアップは5年間保存する、というような事ができます。

 

00_FileCopy

   

ファイルコピー機能自体は Arcserve D2D r16 の頃から存在する伝統ある(?)機能なのですが、この度 Arcserve UDP v6 でより便利に使えるようになりました。

 

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2016年5月11日 (水)

1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 ~ ランサムウェア対策にインスタントVM!

こんにちわ

今回は5月11日配信メルマガからの転載です。引き続き新製品 Arcserve UDP v6の新機能を中心に、わかり易くお伝えしています。

 

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┃[1] コラム: 1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第7回

┃ ◆◇ ランサムウェア対策にインスタントVM! ◇◆

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ゴールデンウィークは終わりましたが、いかがでしたでしょうか?

 

今回は、最近被害が増えているランサムウェアに関する話です。

ランサムウェアに感染したサーバを元に戻すためには、要求された身代金を支払っても必ず復元できる保証はありません。バックアップデータからシステムを復旧する必要があります。

しかし、ランサムウェアの感染には潜伏期間があるので、サーバに異常が発生する数日前から既に感染しているかもしれません。サーバを時間かけて復旧させても、すでにランサムウェアに感染されていたら今度はもっと前のバックアップデータからサーバ復旧を行うことになり、何回もシステム復旧を繰り返すと、業務の再開までに手間と時間がかかってしまいます。

Arcserve UDP v6のインスタントVMなら、バックアップデータを仮想ディスクとして参照する仮想マシンを数分で作成し起動できるため、バックアップデータがランサムウェアに感染してないか、本番環境への復旧前に手間なく確認することができます。

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2016年5月10日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に ~

本日は Arcserve UDP で重複排除機能を使いたい、という方にお勧めなキャパシティ プラニング ツールをご紹介します。

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内   
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア   
4) Linux エージェントの機能強化   
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に ← 本日はここ   
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化   
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード   
8) Windowsイベント ログへの登録   
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加) 
12) その他の新機能と機能改善   
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Arcserve UDP の復旧ポイントサーバ(RPS)で重複排除を有効にした場合、重複排除率により必要なメモリやディスク容量が変わります。そこで、Arcserve ではバックアップ サーバのハードウェアを選定する上での参考値として、お客様やArcserve社内の事例をご紹介しています(参考記事:UDP 実測値、パフォーマンス測定値の資料)。

今回ご紹介する キャパシティ プラニング ツール では、参考値から一歩進んで、お客様自身のサーバのデータを調べる事で高い精度で重複排除率を推定します。しかも、実際にバックアップを行う訳ではないので、バックアップ先のディスクを用意する必要もありません。手軽に始めていただけるのがメリットです。

それではキャパシティ プラニング ツールでレポートを作る方法を見ていきましょう。

 

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