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2016年6月10日 (金)

Arcserve UDP v6 に用意された 4 つの Edition、選ぶ際のポイントとは?

Arcserve UDP v6 では、サーバ向けに 3 つの Edition、クライアント PC 向けに 1 つの Edition、計 4 つの Edition(※1)が用意されています。必要な機能をもとに、4 つの Edition からお選びください。

[サーバ向け]
(1)Advanced Edition
(2)Premium Edition
(3)Premium Plus Edition

[クライアントPC向け]
(4)Workstation Edition

 

「検討している構成では、どの Edition を選べばよいのか?」という問い合わせをよくいただきます。

そこで今回は、サーバ向けの 3 つの Edition について、実際の問い合わせを例に、選定例をご紹介したいと思います。

Edition

 

Q.1 次の要件の場合は、どの Edition を選定しますか?
・サーバのイメージバックアップを行いたい
・バックアップデータをテープへも保存(アーカイブ)したい
・バックアップデータをオンデマンドに遠隔地の Windows サーバへ転送したい
・物理サーバ/仮想マシン(ゲスト)上の Microsoft SQL/Exchange/Oracle データベースのオンライン(サービス稼働中の)バックアップを行いたい

A.1 この構成の場合は、Advanced Edition を選定します。
Advanced Edition では、サーバのイメージバックアップの他、テープへの二次バックアップやバックアップデータのレプリケート(遠隔転送)、Microsoft SQL/Exchange/Oracle データベースのオンライン(サービス稼働中の)バックアップが可能です。

Advanced Edition では、その他に以下も可能です。
・ソース側での重複排除
・仮想マシン(ゲスト)のエージェントレスバックアップ
・スタンバイ用仮想マシンの自動作成

<関連記事>

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (9) イメージバックアップのテープ保管 ~

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

Arcserve UDPでオンラインバックアップは可能か?

 

Q.2 次の要件の場合は、どの Edition を選定しますか?
・遠隔地の Windows サーバへファイルデータをリアルタイムでレプリケーションしたい
・Arcserve Backup を用いたファイル・フォルダレベルのバックアップも行いたい

A.2 この構成の場合は、Premium Edition を選定します。
Premium Edition では、Advanced Edition の機能に加え、Arcserve Replication の ファイルサーバシナリオや Arcserve Backup の全機能(※2)が利用できます。

<関連記事>

Arcserve 製品 の見積りを簡単にする方法 - Arcserve UDP Premium Edition

 

Q.3 次の要件の場合は、どのEditionを選定しますか?
・遠隔地のWindowsサーバに、サーバ障害時の自動スイッチオーバを前提としたリアルタイムレプリケーションを行いたい。

A.3 この構成の場合は、Premium Plus Editionを選定します。
Premium Plus Editionでは、Premium Editionに加え、Arcserve Replication/HAの全機能(※2)が利用できます。

 

ここでご覧いただいた表は Arcserve UDP のライセンス ガイドに掲載されています。最新バージョンのライセンス ガイドはカタログ センターに掲載されていますので、そちらもご覧ください。

Arcserve カタログ センター

 

また、各 Edition で用意されているライセンス課金方法(サーバ単位/ソケット単位/容量単位)については、以下の記事を参考ください。

Arcserve UDP 3つのライセンス課金方法

 

以上、鉄道大好き、エヌエスがお伝えしました。

<関連記事>

Arcserve UDP バージョン/Edition別 機能一覧のご紹介

 


※1 Arcserve UDP v5 であった「Standard Edition」は、v6 以降のバージョンではありません。

※2 「全機能」とは、日本でサポートしている機能・動作要件が対象です。

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