Arcserve UDP v6 の「更新1」と「Update1」は同じものです
【2020/6/30 追記】
Arcserve UDP v6.0 (Update を含む)のサポートは2020年4月30日をもって終了しています。v6.0 をご利用の方は、新機能やセキュリティ対策が提供される最新バージョンへのアップグレードをお勧めいたします。
また、この記事で紹介している Arcserve UDP v6.0 Update1 にはセキュリティの問題が発見されています。やむを得ず、Arcserve UDP v6.0 を使い続ける場合は、Arcserve UDP v6.0 Update 3 へアップグレードの上、公開されている脆弱性パッチを適用してください。
この度 Arcserve UDP v6 の Update1 をリリースしました。
◆Arcserve UDP v6 Update1 の主な機能拡張
Arcserve UDP v6 Update1 の主な機能拡張は以下の通りです。
1. 管理者以外のアカウントから Arcserve UDP Windows エージェントのバックアップ ジョブが実行できます。
2. インスタント VM、もしくはインスタント BMR で作成された Linux 仮想マシンのバックアップをサポートします。
3. NetApp のハードウェア スナップショットのサポート拡張により、NetApp と UDP の FC 接続をサポートします。
4. Nimble ストレージ アレイに対するハードウェア スナップショットのサポート追加:
- Hyper-V エージェントレス バックアップおよび、物理マシンのバックアップをサポートします。
- Hyper-V サーバでは、トランス ポータブル スナップショットのバックアップを提供します。
5. Arcserve UDP に含まれる VDDK が 6.0.2 にアップグレードされます。
6. Arcserve UDP に含まれる Open SSL が 1.0.1s にアップグレードされます。
7. 加えて、以下のプラットフォームへの対応も拡充されています:
- VMware ESXi/vCenter 6.0 Update 2
- VMware ESXi/vCenter 5.1 Update 3
- Azure Cool Storage
◆「更新 1」は「Update 1」と違うのか?
ところで、サポートページでは「更新 1」と「Update 1」と2つの表記があるため(下記AとB)、両者に違いはあるのか気になるところですが、名称が日本語か英語かだけで、「Arcserve UDP v6.0 Update 1」と「Arcserve UDP v6.0 更新 1」とは同じものです
ちなみに、ダウンロードのURLが記載されている各ページからはどちらも同じインストール用ファイル「Arcserve_Unified_Data_Protection_6.0_Update_1.exe」等を参照しています(図①と図②)。
(A)Arcserve UDP v6.0 更新 1 について
インストーラーの入手方法および適用手順 ・・・図①
図①
(B) Arcserve Unified Data Protection Version 6.0 ダウンロード情報一覧
Arcserve Unified Data Protection Version 6.0 Update 1 ・・・図②
図②
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以上、Koichiがお伝えしました。
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