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2016年6月の7件の記事

2016年6月22日 (水)

1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第10回 ~ この人のメールだけ戻したい!

こんにちわ

今回は6月22日配信メルマガからの転載です。

 

ではここからコラム再掲です。

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┃[1] コラム: 1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第10回

┃ ◆◇ この人のメールだけ戻したい! ◇◆

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Exchange Server をArcserve UDPでバックアップしてあれば、特定の個人の電子メールだけ、タスクやパブリックフォルダだけを戻すこともできるのをご存じですか?

Arcserve UDPでは、Exchange Serverをオンラインバックアップできます。Exchange Serverを、OSを含めて丸ごとバックアップしておけば、サーバに障害があった場合にも、Exchange Serverのデータもまとめてリカバリできて、簡単・安心です。

例えば、Exchange Server上のメールボックス容量の制限をかけている会社もあるのではないでしょうか。そういった場合、定期的にメールボックスからローカルディスク上にデータを落とす運用をしている場合がほとんどです。しかし、PCに問題が起こり、ローカルに保存したメールが見られなくなってしまった場合、過去のメールはバックアップから戻すしかありません。

個人のPCのバックアップをしていなかった場合は管理者に自分メールを戻してほしいといった依頼をしますが、Exchange Server全体を復旧すると、何の問題も起きていない他のユーザも復旧中メールを受け取れないなどの影響を受けてしまうので、対応してもらえず、泣く泣くあきらめるしかありませんでした。

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2016年6月21日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】

こんにちは、ホテです。前回は Windows PowerShell のコンソールでバックアップを実行しました。ただ、コマンドを手入力していたので、これだとGUIでバックアップを実行するのと手間が変わらないです。なので、今回はコマンド入力をスクリプト化して、人がいないときでも自動でバックアップが実行されるようにします。

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内   
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)   
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア   
4) Linux エージェントの機能強化   
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に   
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化   
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード   
8) Windowsイベント ログへの登録   
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】    
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】 ← 本日はここ    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善
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では、さっそくスクリプトを作っていきたいのですが、その前に何点かチェックするポイントがあります。   

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2016年6月17日 (金)

Arcserve Backup のトライアル版(試用版)入手方法

トライアル版(試用版)の Q & A です。

 

【質問】

Arcserve Backup のトライアル版(試用版)はどこから入手可能でしょうか?
Arcserve 無償トライアル」ページへアクセスしましたが、Arcserve Backup のトライアルが提供されていないように見えます。

01_trial_selection

 

【回答】

Arcserve Backup のトライアル版(試用版)を使用するには「Arcserve UDP 無償トライアル」ページからトライアルのお申し込みを行ってください。

Udp_trial

 

申し込み後に起動する Arcserve UDP インストール ウィザードを実行すると、Arcserve Backup を選択してダウンロードすることが可能です(※1)。

02_downloader

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

(2020年6月2日:記事中の画像や URL を更新しました。)

 

<関連記事>

疑問解決!Arcserveトライアル版(試用版)についての10の質問

 


※1 Arcserve UDP では、Edition によって、Arcserve Backup のコンポーネントを使うことができる為、同一のインストーラから導入可能となっています(同時又は個別のどちらも可能です)。

参考:Arcserve UDP v6 に用意された4つのEdition、選ぶ際のポイントとは?

2016年6月14日 (火)

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】

こんにちは、ホテです。本日はコマンドライン インターフェース(CLI)を使って、Arcserve UDP のバックアップ/リストアを実行する方法をご紹介します。

 

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目次:   
1) 新バージョンのコンセプトとセミナーのご案内    
2) 仮想マシンとして即時復旧 (インスタントVM)    
3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア    
4) Linux エージェントの機能強化    
5) キャパシティ プラニング ツールでバックアップ サーバのサイジングをより正確に    
6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化    
7) 管理コンソール初心者のための簡単設定ウィザード    
8) Windowsイベント ログへの登録    
9) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【前編】 ← 本日はここ   
10) PowerShell を使ったバックアップ/リストアの自動実行 【後編】    
11) テープへの二次バックアップの強化(「テープへのコピー」タスクの追加)   
12) その他の新機能と機能改善
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この機能は、前回ご紹介したイベント ログへの出力と同様、Arcserve D2D の時代から長らくご要望いただいていました。Arcserve UDP の画面を介さずに、ジョブ管理ツールからバックアップ/リストアを自動で行いたい、という場面で使えます。

CLI1 

(コマンドラインの使い道)

   

CLI2

(コマンドラインでできる事) 

 

なお、今回追加されたコマンドラインはバックアップとリストアの実行に特化したものです。例えばプランの作成はできないので、あらかじめGUIで済ませておく必要があります。

また、上の図にある通り、この機能はプランを管理する「管理コンソール(Arcserve UDPコンソール)」経由で使用するものです。管理コンソールがどこかにインストールされていないと使えません(※1)のでご注意ください。 

※「管理コンソール」「エージェント」「プラン」といった用語の説明は以下の記事をご覧ください。

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (1) 全体像とコンポーネントについて ~   

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (8) バックアップ設定のメニュー化 ~

 

■ とりあえず使ってみる

では、コマンドラインを使ってバックアップを試してみましょう。タイトルにもありますが、この機能は Arcserve Replication/HA でもおなじみの Windows PowerShell で実装されています。PowerShell のコンソールを開きます。 

03_Console

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2016年6月10日 (金)

Arcserve UDP v6 に用意された 4 つの Edition、選ぶ際のポイントとは?

Arcserve UDP v6 では、サーバ向けに 3 つの Edition、クライアント PC 向けに 1 つの Edition、計 4 つの Edition(※1)が用意されています。必要な機能をもとに、4 つの Edition からお選びください。

[サーバ向け]
(1)Advanced Edition
(2)Premium Edition
(3)Premium Plus Edition

[クライアントPC向け]
(4)Workstation Edition

 

「検討している構成では、どの Edition を選べばよいのか?」という問い合わせをよくいただきます。

そこで今回は、サーバ向けの 3 つの Edition について、実際の問い合わせを例に、選定例をご紹介したいと思います。

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2016年6月 8日 (水)

1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第9回 ~ スペック推定ツールで最適なバックアップ サーバを選定しよう!!

こんにちわ

今回は6月8日配信メルマガからの転載です。

復旧ポイントサーバに必要となるハードウェア スペックを推定するのに便利なツールをご紹介しています。

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┃[1] コラム: 1分でわかる!Arcserve UDP 新バージョン "v6"の実力 第9回

┃ ◆◇ スペック推定ツールで最適なバックアップ サーバを選定しよう!!◇◆

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サーバ スペックの見積もりって、苦労したことありませんか?

導入システムで必要なパフォーマンスと予算の狭間で、私も悩んだことがあります。そんな悩みを解決できる、バックアップ サーバ(Arcserve UDPの復旧ポイント サーバ)のスペック推定ツールをご紹介します。

まずバックアップ データのサイズですが、日々増える傾向にあります。さらに数週間前や数ヶ月前にデータを戻す世代管理を整えると、とんでもないサイズになることもしばしば。このため、容量を削減できる重複排除を使う企業も多くなりました。

この重複排除ですが、実際のデータ削減率はどうなのかと言えば、ファイルの中身がどの程度重なるかで異なるため、ディスク サイズの見積もりに悩むところでもあります。そんな時に使えるのが、実際のデータで測定できる Arcserve UDP のスペック推定ツールです。重複排除でバックアップデータ量がどの程度変わるのか、将来的にどの程度のディスク容量やメモリ使用量が必要なのかを予測でき、バックアップ サーバの最適なスペックを購入前に測ることができます。

 

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2016年6月 3日 (金)

Arcserve UDP v6 の「更新1」と「Update1」は同じものです

【2020/6/30 追記】

Arcserve UDP v6.0 (Update を含む)のサポートは2020年4月30日をもって終了しています。v6.0 をご利用の方は、新機能やセキュリティ対策が提供される最新バージョンへのアップグレードをお勧めいたします。

>> Arcserve UDP サポートライフサイクル情報

また、この記事で紹介している Arcserve UDP v6.0 Update1 にはセキュリティの問題が発見されています。やむを得ず、Arcserve UDP v6.0 を使い続ける場合は、Arcserve UDP v6.0 Update 3 へアップグレードの上、公開されている脆弱性パッチを適用してください。

>> Arcserve Unified Data Protection Version 6.0 ダウンロード情報

 

この度 Arcserve UDP v6 の Update1 をリリースしました。

 

◆Arcserve UDP v6 Update1 の主な機能拡張

Arcserve UDP v6 Update1 の主な機能拡張は以下の通りです。

 

1. 管理者以外のアカウントから Arcserve UDP Windows エージェントのバックアップ ジョブが実行できます。

 

2. インスタント VM、もしくはインスタント BMR で作成された Linux 仮想マシンのバックアップをサポートします。

 

3. NetApp のハードウェア スナップショットのサポート拡張により、NetApp と UDP の FC 接続をサポートします。

 

4. Nimble ストレージ アレイに対するハードウェア スナップショットのサポート追加:

- Hyper-V エージェントレス バックアップおよび、物理マシンのバックアップをサポートします。

- Hyper-V サーバでは、トランス ポータブル スナップショットのバックアップを提供します。

 

5. Arcserve UDP に含まれる VDDK が 6.0.2 にアップグレードされます。

 

6. Arcserve UDP に含まれる Open SSL が 1.0.1s にアップグレードされます。

 

7. 加えて、以下のプラットフォームへの対応も拡充されています:

- VMware ESXi/vCenter 6.0 Update 2

- VMware ESXi/vCenter 5.1 Update 3

- Azure Cool Storage

 

◆「更新 1」は「Update 1」と違うのか?

ところで、サポートページでは「更新 1」と「Update 1」と2つの表記があるため(下記AとB)、両者に違いはあるのか気になるところですが、名称が日本語か英語かだけで、「Arcserve UDP v6.0 Update 1」と「Arcserve UDP v6.0 更新 1」とは同じものです

 

ちなみに、ダウンロードのURLが記載されている各ページからはどちらも同じインストール用ファイル「Arcserve_Unified_Data_Protection_6.0_Update_1.exe」等を参照しています(図①と図②)。

(A)Arcserve UDP v6.0 更新 1 について

インストーラーの入手方法および適用手順 ・・・図①

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