無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (4) ファイルの復旧
前回は Arcserve UDP無償版を使い、PCのバックアップを行いました。
バックアップが残っていれば、たとえ、うっかりファイルを削除してしまった、という事があってもファイルを復旧(リストア)できます。
<目次>
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (1) ダウンロード
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (2) インストール
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (3) バックアップ設定
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (4) ファイルの復旧
Arcserve UDP でファイルを復旧するのに難しい操作は必要ありません。
バックアップ データの保存先を開くとPCのホスト名がついたフォルダがあるので、
それを右クリックし [Arcserve UDP 復旧ポイント ビュー] に変更します。
アイコンの表示が変わったのを確認し、フォルダを開くと、、、
「復旧ポイント」なるものが出てきました。
これは、名前の通り復旧できる時点(ポイント)を表すもので、
下の図を例にすると 8月13日の 22:00:09 と、22:48:50 の時点のファイルを取り出せる、という事になります。
※ 前回 22時にバックアップしましたが、一つだけだと寂しかったので、その後 22:48:50に手動でバックアップしました。
この復旧ポイントを開くと、タイムマシンで戻ったようにバックアップ時点のボリュームが出てきます。
さらにボリュームの中を探っていくと、復旧したかったファイルが見つかりました!
このファイルをPCのデスクトップなりにドラッグ&ドロップすれば復旧完了です。
注意:後始末として、バックアップ先フォルダを [通常の Windows ビュー] に戻しておきます。
復旧ポイント ビューのままだとバックアップ データをマージ(合成)する事が出来ず、古いデータがたまっていってしまいます。
以上、ホテがお伝えしました。次回は PC 全体を復旧するための復旧用 DVD の作り方を紹介します。
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