無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (6) システム復旧
最後に、Arcserve UDP 無償版を使って、修理が終わった空の PC に対してベアメタル復旧を行っていきます。PC はまだ壊れていないよ、という方も、前回作った復旧用 DVD で起動できるかどうかの確認の意味で途中までやってみてください。
<目次>
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (1) ダウンロード
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (2) インストール
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (3) バックアップ設定
無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (4) ファイルの復旧
まず、復旧用 DVD で起動するために PC の起動順序を確認します。PC によって BIOS/UEFI の設定方法が異なるので、社内の IT 部門に相談したり、マニュアルや PC メーカーの Web サイトを確認するのがよいです。あと、こちらの記事も参考になりました。
BIOS起動順位の変更
https://www.pc-master.jp/mainte/k-jyuni.html
UEFIモードのパソコンで、CD/DVDから起動する方法(まとめ)
http://nas-rescue.com/blog/index.php?QBlog-20160427-1
前回作った復旧用 DVD を DVD ドライブに入れて PC を再起動すると、こんな画面が出てくるので、言われた通りに何かキーを入力します。
前回復旧用 DVD を作成する際に、x86とx64を両方組み込んでいたので、どちらで起動するか選ぶ画面が出てきました。今回は x64 を選んで起動します。
しばらくすると、Arcserve UDP のベアメタル復旧ウィザードが起動します。そのまま [次へ] をクリック。
[Arserve Unified Data Protection のバックアップからリストアします] が選ばれているのを確認し、そのまま [次へ] をクリック。
外付 HDD 内にあるバックアップ データを自動で検出しています。
画面の下の方でリストアしたい時点(復旧ポイント)を選んで [次へ] をクリック。
ベアメタル復旧を続ける気の無い人はここでストップ!
この先は Arcserve UDP がパーティションを再作成するので、後戻りできなくなります。
今回は、[高速モード] (※1)を選んで [次へ]。
警告が出てきますが [はい] をクリックして先に進みます。
[OK] をクリックすると、ベアメタル復旧が始まります。
ベアメタル復旧中です。PC全体のリストアなので、しばらく時間がかかります。
ベアメタル復旧が完了しました。
再起動を行います。復旧用 DVD で起動するために起動順序を変えた人は、また DVD から起動してしまわないように起動順序を戻しておきます。
再起動後には PC がバックアップ時点の状態に戻っています!
以上で Arcserve UDP 無償版の紹介は終わりです。PC のバックアップをしておきたいけれど、どうすればよいかわからない、という方は是非試してみてください。
ホテがお伝えしました。
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