Arcserve Replication/HA : 同期しないでサーバを再起動したい ~ ホスト メンテナンス機能
本日は Arcserve Replication/High Availability を使う上で必ず知っておきたい 「ホスト メンテナンス」 機能を紹介します。
と、その前に、まずはホスト メンテナンス機能が必要な背景から。
サーバを運用していると、ビルの計画停電や Windows Update の適用などで OS を再起動する場面があります。一方で、Arcserve Replication/High Availability は常時レプリケーションしているので、突然サーバが再起動するとどこまでレプリケーションされたのか分からなくなります。そのため、サーバが再起動すると自動で 「同期」 が行われ(※)マスタとレプリカのデータを一致させたうえで 「レプリケーション」 が再開する仕組みになっています。
※ 「同期」 は常時行われている 「レプリケーション」 とは違う処理を指す用語です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
※ 再起動後にシナリオが自動で停止するように設定する事もできます。この場合もシナリオ再開時に 「同期」 が行われます。
ただし、「同期」 はファイル数が多かったりすると完了までに時間がかかります。そこで、「同期」 をせずに速やかに 「レプリケーション」 を再開させるための機能が 「ホスト メンテナンス」です。以下、ホスト メンテナンスの仕組みです。
続きを読む "Arcserve Replication/HA : 同期しないでサーバを再起動したい ~ ホスト メンテナンス機能" »