Arcserve Replication/HA:ボリューム サイズが 64TB を超えないように注意
Arcserve Replication/High Availability には容量制限はありませんが、サーバを構成するボリュームの大きさには注意が必要です。
Arcserve Replication/High Availability では同期実行時にマスタ サーバで VSS スナップショットを取得します。しかし、VSS では 64TB を超えるボリュームをサポートしておらず、スナップショットを取得する事ができません。
Usability limit for Volume Shadow Copy Service (VSS) in Windows
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2967756
そのため、64TB を超えるデータをレプリケートするためには、ボリュームを分割する必要があります。例えば、総容量 100TB のファイル サーバであれば、50TB のボリュームを 2つ作るという具合です。
データの大容量化が進んでおり、最近では 100TB 以上の案件のご相談をいただく事も珍しくなくなりました。大容量環境では、先日の記事でお伝えした同期の時間だけではなく、ボリュームの分け方にもご注意ください。
以上、ホテがお伝えしました。
« Arcserve Replication/HA の初回の同期を早く終わらせる方法 | トップページ | Arcserve UDP を活用してみよう! 第40回 ~ バックアップデータの多重化の方法 »
「技術情報」カテゴリの記事
- Arcserve Cloud Direct で仮想マシンのデータを復旧する方法(2025.05.09)
- Arcserve UDP Agent for Windowsで実現するサイバーレジリエンスの強化!(2025.04.04)
- Arcserve UDP 10.0 新機能(8):その他(2025.03.07)
- Arcserve UDP 10.0 新機能(1):アシュアード セキュリティ スキャン(2024.11.22)
- 実はランサムウェア対策にも有用?! 仮想スタンバイって凄い!(2024.09.06)
「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリの記事
- Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3c で Windows Server 2025 に対応しました。(2025.05.16)
- Arcserve Replication / High Availability 18.0 SP3b が公開されました。(2025.03.14)
- (2025/05/12 更新)Arcserve 製品の Windows Server 2025 対応状況(2025.02.28)
- WSFC環境でのArcserve Replication and High Availability利用(2024.10.04)
- 「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリーを作りました。(2024.09.27)
« Arcserve Replication/HA の初回の同期を早く終わらせる方法 | トップページ | Arcserve UDP を活用してみよう! 第40回 ~ バックアップデータの多重化の方法 »
コメント