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2016年10月の5件の記事

2016年10月21日 (金)

Arcserve UDP v6 でクラウド上の仮想サーバをバックアップする場合のライセンスについて

Arcserve UDP v6は、条件(※) を満たす全てのクラウドコンピュータをサポートしています。以前は具体的なクラウドコンピュータサービス名を挙げて限定していましたが、現在はサポート対象が広がり、条件に合致する全てのクラウドコンピュータをサポートしています。

※ サポート条件の詳細は動作要件を確認ください

>> 動作要件 Arcserve UDP v6 - クラウド サービス (クラウドの仮想マシンで利用)

 

■クラウドコンピュータのバックアップで必要なライセンスについて

では、クラウド上の仮想サーバをバックアップする場合、必要ライセンスはどのようにカウントするのでしょうか。仮想ソケット数や仮想コア数によって異なってくるのでしょうか。

答えは、クラウド上の仮想サーバをバックアップする場合、仮想サーバ1台につき1ソケット分のライセンスとなります(※1)。仮想ソケット数や仮想コア数はライセンス数には関わりません。

 

例えば、Arcserve UDP v6 Advanced Edition をクラウド上の仮想サーバが3台に導入する場合、必要なライセンスは、Arcserve UDP v6 Advanced Edition - Socket が3ライセンス分となります。

 

Cloud

 

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2016年10月11日 (火)

Arcserve Replication/HA : 2回目以降の同期時間に影響するもの

Arcserve Replication/High Availability で大容量のサーバをレプリケーションする上で気になるのが「同期」にどれだけの時間がかかるかです。

「同期」は「レプリケーション」の前処理で、複製元(マスタ)と複製先(レプリカ)のデータを揃えておくために、シナリオを開始する際に必ず行われます(参考:「同期」と「レプリケーション」は別モノです!!)。これが終わらない事にはレプリケーションが始まらないので、早く終わるに越した事はありません。

 

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2016年10月 7日 (金)

Amazon S3 と Microsoft Azure のクラウドストレージをコピー/アーカイブ先として利用する

Arcserve UDPでは、オンプレミス上に保管したイメージ バックアップデータから自動的にファイルを抽出し、簡単にクラウドストレージにファイル単位でコピー/アーカイブすることができます。

「コピー」と「アーカイブ」の違いはこちら

【ファイル コピーの利点】

コピー処理では多重化したいファイルをクラウドストレージにコピーするので、災害発生時にはダウンロードしてすぐにファイルを利用することができます。

【ファイル アーカイブの利点】

アーカイブ処理ではクラウドストレージにファイルを移動するのでオンプレミス サーバのストレージ空き容量を増やすことができます。

 

このコピーとアーカイブについて、Arcserve UDPでどのよう設定するかをまとめた『設定ガイド』をカタログセンターに公開しています。是非ご覧ください。

>> Arcserve UDP v6 クラウド ストレージへのファイルコピー/アーカイブ設定ガイド

>> カタログセンター

 

下記はWindows Agentを利用したケースですが、コンソールを利用したケースも併せて掲載しています。

Copyarchive

 

ファイルのコピー/アーカイブ先として使えるクラウド ストレージについては、Arcserve UDP の動作要件をご覧ください。Amzon S3 や Azure Blob ストレージ以外にも、サポート対象となっているオブジェクトストレージが多数あります。

>> Arcserve UDP 動作要件一覧

 

+++

以上、Koichiがお伝えしました。

 

<関連記事>

Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化 ~

Arcserve UDP : バックアップ データ複製方法のメリット/デメリット比較

月額 746円/TB でクラウド バックアップ!Arcserve UDP で Wasabi を活用!

2016年10月 5日 (水)

Arcserve UDP を活用してみよう! 第40回 ~ バックアップデータの多重化の方法

こんにちわ、もうすっかり秋です、と思ったら台風18号が接近中。影響を受ける地域の皆様はご用心ください。

 

さて今回は10月5日配信のメルマガから転載です。

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┃[1] コラム:Arcserve UDP を活用してみよう! 第40回

┃ ◆◇ バックアップデータの多重化の方法 ◇◆

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私にとっての10月と言えば「食欲の秋」です。新米も並び、お米にあう秋刀魚や栗、そしてマツタケなど秋の味覚のおいしいものがたくさんあって、ついつい食べ過ぎてしまいますね。

 

さて、今回のコラムでは、バックアップデータの多重化方法について、何回かご質問をいただく事がありますので、Arcserve UDPでできるバックアップデータの多重化を行う3つの方法をご紹介します。

 

まず1つめは、ローカルディスクや共有フォルダに二重化する方法です。

バックアップ先のデータは「ファイルコピー」または「復旧ポイントのコピー」機能で二重化できます。

「ファイルコピー」は、多重化するデータ量を抑える方法で、バックアップデータの中から重要なファイルのみをピックアップし、ファイルを指定フォルダにコピーします。共有フォルダはもちろん、クラウドストレージもコピー先に利用できます。

「復旧ポイントのコピー」では、バックアップデータ全体をコピーして、コピー先のデータでベアメタル復旧もできます。

もちろん、これらの機能はバックアップ処理と連携して自動化することができます。

 

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2016年10月 4日 (火)

Arcserve Replication/HA:ボリューム サイズが 64TB を超えないように注意

Arcserve Replication/High Availability には容量制限はありませんが、サーバを構成するボリュームの大きさには注意が必要です。

Arcserve Replication/High Availability では同期実行時にマスタ サーバで VSS スナップショットを取得します。しかし、VSS では 64TB を超えるボリュームをサポートしておらず、スナップショットを取得する事ができません。 

Usability limit for Volume Shadow Copy Service (VSS) in Windows      
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2967756   

そのため、64TB を超えるデータをレプリケートするためには、ボリュームを分割する必要があります。例えば、総容量 100TB のファイル サーバであれば、50TB のボリュームを 2つ作るという具合です。

データの大容量化が進んでおり、最近では 100TB 以上の案件のご相談をいただく事も珍しくなくなりました。大容量環境では、先日の記事でお伝えした同期の時間だけではなく、ボリュームの分け方にもご注意ください。

以上、ホテがお伝えしました。

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