Arcserve UDP を活用してみよう! 第42回 ~意外に知らない!? VMware環境のバックアップを高速にするひと工夫~
こんにちは。11月になりました。2016年もあと2ヶ月をきってしまいましたね。
さて今回は11月2日配信のメルマガからの転載です。
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┃[1] コラム:Arcserve UDP を活用してみよう! 第42回
┃ ◆◇ 意外に知らない!? VMware環境のバックアップを高速にするひと工夫◇◆
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こんにちは。ようやく秋らしくなって来ましたね。
朝晩が冷え込むようになりましたが、体調管理は大丈夫でしょうか?
今回のコラムは、VMware環境のバックアップを高速にする方法についてです。
VMware環境の仮想マシンごとにエージェントを導入しないで”エージェントレス”でバックアップする場合、ESXiホストから仮想マシンのデータを直接抜き出します。この際、多数の仮想マシンを一度にバックアップすると、ネットワークがボトルネックとなり、その分終了までに時間がかかります。
その対処として、仮想マシンをSAN上の共有ディスクに置いた構成にし、Arcserve UDPのバックアップサーバも同じSANに接続すると、SANを経由した高速なバックアップが可能となります。
Arcserve UDPはSAN経由のバックアップが可能と判断すると、自動的にSAN経由を選択してバックアップを行うため、特別な設定の必要無く高速なバックアップが実行できます。SANを利用したくない場合は、LANなど他の経路を使ったバックアップを指定することもできます。
Arcserve UDPはvSphereのVVOLに対応しているため、VVOLを利用した大規模な環境でもSAN経由で高速なバックアップを実現できます。
また、共有ディスクにNetApp社等のストレージを利用している場合、Arcserve UDP はNASのスナップショット機能と連携して、NAS内の仮想マシンのデータをSAN経由で高速にバックアップすることができます。
このコラムで取り上げた内容は、「Arcserve UDPでイメージバックアップ<後編>」ハンズオントレーニングで詳しく説明しています。
◆◆『Arcserve UDP ハンズオントレーニング』のお申し込みは、こちらから
https://www.arcserve.com/jp/seminars
尚、来週11月8日(火)から 11月9日(水) に東京で開催されるvFORUM 2016 に参加いたします。ご来場頂いた際には是非Arcserveのブースにお立ち寄りください。
また、ハイパーコンバージドインフラのバックアップに関するセッションを行います。
<関連記事>
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