Arcserve UDP v6.5 新機能:Office 365 のデータを安全に保護できます
Arcserve UDP v6.5 のオプションに「Office 365 サブスクリプション」があります。
これは Arcserve UDP v6.5 の新機能で、Microsoft のクラウド サービスである Office 365 の Exchange Online (電子メール、予定表、連絡先、タスク、メモ) と SharePoint Online(※1) のデータを保護できます。(※2)
冗長性の高いクラウドサービスと言えど、データの保持は利用者の責任です。Arcserve UDP で別な場所にバックアップできれば万一の際にもデータを失わずに済みます。
また、Arcserve UDP であればおなじみの継続的な増分バックアップと重複排除機能で、バックアップ データの容量を小さく抑えられるので、データの長期保管にも向いています。
ところで、Exchange Online では、完全削除したアイテム(削除済みアイテム フォルダーから削除されたアイテム)の保持期間はデフォルトで14日になっています。
通常、この完全削除したアイテムは14日(デフォルト)の保存期間を過ぎると復元できなくなってしまいますが、Arcserve UDP でバックアップを行っておくことで、この制約に関係なくいつまでも重要なメールを復元できるようになります。
>> Arcserve Unified Data Protection (UDP) 8.x のご紹介 P.56
(最新バージョンの資料はArcserve.comカタログセンターに掲載)
■ Office 365 のバックアップ/リストア方法
設定方法の詳細は下記のオンラインマニュアルをご覧ください。
Office 365/Exchange Online バックアップ プランを作成する方法
Office 365/Exchange Online のメールボックス データをリストアする方法
任意のコンピュータを使用して Microsoft クラウドから Exchange Online のメールボックス データ(電子メール、予定表、連絡先、メモ、タスクなど)をリストアできます。元の場所や別の場所にデータをリストアしたり、復旧ポイントからディスクにエクスポートしたりすることができます。
Office 365/SharePoint Online バックアップ プランを作成する方法
Office 365/SharePoint Online サイト コレクション データをリストアする方法
SharePoint Online リスト/ライブラリまたはサイトのリスト アイテムをリストアできます。サイト コレクションとサイトは、Arcserve UDPv6.5 ではまだサポートされていません。新しい名前で元のサイトにデータをリストアすること、元の場所にデータをリストアすること、および復旧ポイントからディスクにデータをエクスポートすることができます。
上記のマニュアルとは別に、バックアップ/リストア手順を画面入りで解説する手順書も公開しています。Office 365 のバックアップを検討している方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。(2020年8月13日追記)
さらに、Arcserve Japan で速度検証も行っています。Microsoft 365(Office 365)のバックアップ速度に影響を及ぼす要素を解説しているので、バックアップ時間が気になる方はぜひご覧ください。(2021年3月29日追記)
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以上、Koichiがお伝えしました。
※1 SharePoint Online のバックアップには Arcserve UDP v6.5 Update3 以降で対応しています。
※2 Arcserve UDP 7.0 以降では OneDrive for Business のバックアップ/リストアも、Arcserve UDP 8.0 以降では Teams のバックアップも可能です。
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