知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その12 ~ Arcserve UDPでCIFS共有のバックアップが可能に!
こんにちは。
世間的にはもうすぐ夏休みですね!
弊社オフィスのある神田神保町界隈は、学生の皆さんが試験期間(またはその準備)に入ったからなのか、お昼休みの町の風景が少しガランとしたように感じます。
そんな浮かれ気分(?!)の今回は、これまでお客様からのご要望が多かった便利な新機能をご紹介しています。
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┃[1] コラム: 知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その12
┃ ◆◇ Arcserve UDPでCIFS共有のバックアップが可能に!◇◆
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今年も本格的に暑くなってきましたね。
夏休みの予定は決まりましたか?
アウトドア派の私としては、今年はスポーツの夏にしたいですね!
今日は、Arcserve UDP v6.5 の新機能、CIFS共有のバックアップのお話です。
Arcserve UDP v6.5では、CIFS共有フォルダのUNCパス(\\ホスト名\共有名)を指定してリモートバックアップできるようになりました。
これにより、エージェントをインストールできないNASやストレージをバックアップできます。
Arcserve UDPですので「継続増分」も可能です。
実は仕組み的には通常のArcserve UDPでのバックアップと異なり、ブロックレベルではなくファイルレベルで増分取得を行っているのですが、初回だけフル、以後は増分だけで運用することができます。
このCIFS共有、ちょっと便利な利用方法として、ある特定のフォルダだけをバックアップしたい場合に利用できます。通常 Arcserve UDPではサーバ全体やボリューム単位でソースを指定しますが、フォルダをCIFS共有しておけば、そのフォルダだけをバックアップすることが可能です!
いままでは特定フォルダのバックアップが要件の場合は、「Arcserve Backupをご利用ください」だったのですが、CIFS共有可能ならば、Arcserve UDPで対応できますね!
ライセンスは、UNCパスのサーバ名までが同じであれば、1ソケットライセンスの扱いとなります。
例.
\\Server1\Share1
\\Server1\Share2
は1ライセンス扱い
サーバ名が異なる場合は、別にカウントされます。
Arcserve UDPのバックアップ範囲をさらに広げることのできるCIFS共有、是非活用してください!それでは、また!
◆◆ 『Arcserve UDP ライセンスガイド』(P.19)は、こちらから --------------------
https://www.arcserve.com/sites/default/files/wp-doc/udp-v65-license.pdf#page=19
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[2019年11月12日追記]
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具体的な設定方法は以下の記事をご覧下さい。
Arcserve UDP : CIFS共有フォルダのバックアップを試しました!
また、Arcserve UDP 7.0 Update 1 では CIFS/NFS 共有のバックアップの仕組みが改善され、
バックアップの速度が大幅に向上しています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
Arcserve UDP 7.0 Update 1 新機能 (3):NAS のバックアップが高速化
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