Arcserve UDP : Linux バックアップ サーバ って何!?
Arcserve UDP コンソールで Linux エージェント ベースのプランを作ろうとすると「Linux バックアップ サーバ」という項目が出てきます。今日はこの用語について解説します。
(プランの作成画面。「Linux バックアップ サーバ(赤線部)」を指定する必要があります。)
Arcserve UDP で Linux エージェントを使ってバックアップする場合、1台目の Linux サーバにはエージェントをインストールしますが、2台目以降のサーバにはエージェントをインストールせずにバックアップする事ができます。この時、エージェントを導入したサーバを「Linux バックアップ サーバ」と呼び、保護対象サーバの事を「Linux ノード」と呼びます。
(バックアップしたい Linux サーバのどれかにエージェントをインストールすればOK!)
Windows と同様、Arcserve UDP の Linux エージェントには Web UI が備わっており、バックアップ対象が Linux サーバだけであればこれだけで運用管理を完結できます。
(Linux バックアップ サーバにブラウザでアクセスして管理できます。)
さらに、Arcserve UDP コンソール を使っている環境では、Linux バックアップ サーバ や Linux ノードを登録していきます。こうする事で Linux に加えてWindows や 仮想環境のバックアップもまとめて管理する事が出来るようになります。
(Arcserve UDP コンソールを使うことで復旧ポイント サーバをバックアップ先にする事もできます。)
(冒頭の Linux エージェント ベースのプラン作成画面です。①で Linux バックアップ サーバを ②で Linux ノードを登録できます。)
という事で、Linux バックアップ サーバ という大仰な名前ではありますが、エージェントが入っているただのサーバと思うともう少し身近に感じられるのではないでしょうか。
※ ちなみに、Arcserve UDP アプライアンスには Linux バックアップ サーバとして CentOS ベースの Hyper-V 仮想マシンがプリセットされており、詳しい使い方がサポートページに掲載されています。アプライアンスをご利用でない方も環境構築の参考になるかも!?。
<関連技術情報>
Arcserve UDP Appliance で Linux サーバのバックアップ プランを作成する方法
Arcserve UDP Appliance サーバに静的 IP アドレスを設定した後 Linux バックアップ サーバに接続できない
<関連記事>
Arcserve UDP でできるLinuxのイメージバックアップ:RHEL、CentOS、Oracle Linux、SUSEに続きDebianに対応!
以上、ホテがお伝えしました。
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