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2017年7月の9件の記事

2017年7月28日 (金)

Arcserve UDP : USB 3.0 の外付け HDD に替えたら PC のバックアップが速くなった!

こんにちは、ホテです。

ノートパソコンを Arcserve UDP を使ってバックアップしています。最近バックアップ先の外付けHDDの容量が足りなくなってきたので、USB 3.0 対応のものに交換したのですが、バックアップ速度が目に見えて速くなってびっくりしました。 

どれくらい速度が出ているかというと、フル バックアップのスループットが 8.63GB/分 です。いままで使っていた USB 2.0 の HDD での直近のバックアップ スループットが 1.67GB/分 だったので、5倍以上速くなっている計算です!

USB30

(証拠としてログもアップしておきます。やー、速くなったなぁ。)

 

実際には Arcserve UDP で「継続的な増分バックアップ」をしているので、バックアップ時間ではあまり困っていないのですが、でもやっぱり速くなるに越したことはないです。昔の外付け HDD をバックアップ先に使っている方は見直してみると良いかもしれません。

ちなみに、復旧用メディアが古いと USB 3.0 のドライバが組み込まれていないという事があるようです。ベアメタル復旧の際にドライバが足りなくて復旧ポイント(バックアップ データの事)が見えない!という事がないように、バックアップ先の HDD の交換後は一度復旧用メディアで起動して復旧ポイントが参照できるか確認してみてください。

   

<関連記事>   

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (1) ダウンロード   

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (2) インストール

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (3) バックアップ設定   

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (4) ファイルの復旧

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (5) 復旧用 DVD の作成

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (6) システム復旧

2017年7月25日 (火)

Arcserve UDP : Linux バックアップ サーバ って何!?

Arcserve UDP コンソールで Linux エージェント ベースのプランを作ろうとすると「Linux バックアップ サーバ」という項目が出てきます。今日はこの用語について解説します。

01_CreatePlan

(プランの作成画面。「Linux バックアップ サーバ(赤線部)」を指定する必要があります。)

 

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2017年7月21日 (金)

Arcserve 製品 バージョン / Edition別 機能一覧のご紹介

Arcserve UDP ですが、サーバ向け製品として Edition が 3 種類、Advanced Edition / Premium Edition / Premium Plus Edition がありますが、各 Edition 毎で、利用できる機能が異なります。

そこで、各 Edition 毎で利用できる機能が簡単に確認できるよう、Arcserve UDP バージョン / Edition 別機能一覧をご用意しております。

Udp__2

 

上の画像の通り、Edition だけではなくバージョン別でも使える機能が分かります。新しく Arcserve UDP を導入しようという方だけではなく、バージョンアップを検討されている方も、バージョンアップ後にどんな機能を使えるようになるのかご確認いただけます。

Arcserve UDP 版と Arcserve Backup 版の両方があります。ぜひご利用ください!

Arcserve UDP バージョン/Edition別機能一覧

Arcserve Backup バージョン別機能一覧

 

鉄道大好きエヌエスがお伝えしました。

<関連記事>

Arcserve UDP v6 に用意された 4 つの Edition、選ぶ際のポイントとは?

2017年7月19日 (水)

知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その12 ~ Arcserve UDPでCIFS共有のバックアップが可能に!

こんにちは。

世間的にはもうすぐ夏休みですね!

弊社オフィスのある神田神保町界隈は、学生の皆さんが試験期間(またはその準備)に入ったからなのか、お昼休みの町の風景が少しガランとしたように感じます。

 

そんな浮かれ気分(?!)の今回は、これまでお客様からのご要望が多かった便利な新機能をご紹介しています。

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┃[1] コラム: 知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その12

┃ ◆◇ Arcserve UDPでCIFS共有のバックアップが可能に!◇◆

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今年も本格的に暑くなってきましたね。

夏休みの予定は決まりましたか?

アウトドア派の私としては、今年はスポーツの夏にしたいですね!

 

今日は、Arcserve UDP v6.5 の新機能、CIFS共有のバックアップのお話です。

Arcserve UDP v6.5では、CIFS共有フォルダのUNCパス(\\ホスト名\共有名)を指定してリモートバックアップできるようになりました。

これにより、エージェントをインストールできないNASやストレージをバックアップできます。

 

Arcserve UDPですので「継続増分」も可能です。

実は仕組み的には通常のArcserve UDPでのバックアップと異なり、ブロックレベルではなくファイルレベルで増分取得を行っているのですが、初回だけフル、以後は増分だけで運用することができます。

このCIFS共有、ちょっと便利な利用方法として、ある特定のフォルダだけをバックアップしたい場合に利用できます。通常 Arcserve UDPではサーバ全体やボリューム単位でソースを指定しますが、フォルダをCIFS共有しておけば、そのフォルダだけをバックアップすることが可能です!

いままでは特定フォルダのバックアップが要件の場合は、「Arcserve Backupをご利用ください」だったのですが、CIFS共有可能ならば、Arcserve UDPで対応できますね!

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2017年7月14日 (金)

Arcserveライセンスキー投入時に「入力されたライセンスキーは、既にこの製品のライセンス供与に使用されています。」のメッセージが出る場合についてまとめました

Arcserve Unified Data Protection(Arcserve UDP)やArcserve Backupのライセンス キーを投入する際に、

「入力されたライセンス キーは、既にこの製品のライセンス供与に使用されています。
別のライセンス キーを入力するか、または[続行]をクリックします。」

というメッセージが出た場合、どうしたらよいでしょうか。

Licensekeymessage

 

まず、このメッセージは既に同じ文字列のライセンス キーを投入しているというメッセージになります。

同じ文字列のライセンス キーを投入するケースですが、

(a) 登録済みライセンスのライセンス キーを間違って重複入力していた。

(b) ライセンス キーがGolden Key(ゴールデン キー)であった。

のいずれかになります。

 

■(a) 登録済みライセンスのライセンスキーを間違って重複入力していた。

の場合は、他に購入している製品の証書に記載されたライセンス キーを確認のうえ、入力してください。

 

■(b) ライセンスキーがGolden Key(ゴールデン キー)であった。

の場合は、既に必要数のライセンスが登録済みですので、ライセンス キーの入力は不要です。

 

現在、Arcserve 製品のライセンス キーはほとんど Golden Key(ゴールデン キー)で提供しています(※1)。

Golden Key の場合、異なる Edition や追加で購入された同じ Edition でも、ライセンス キー自体は同じ文字列となっています。そのため、同じ Golden Key を追加しようとした際にはこのメッセージが出ます。

ライセンス管理画面に表示されているライセンスの数量が、購入済みの数量の範囲内であれば、手元のライセンス キーを投入する必要はありません。証書は保管してください。

 

ゴールデン キーの詳細は下記資料(PDF)をご覧ください。

Arcserveライセンスキー仕様変更(Golden Key導入)について (PDF)

製品名や数量が購入した内容と異なる表示となるケースの説明

※ このPDFはライセンスデスクページに掲載しています。

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

 

<関連記事>

Arcserve 新しい仕様のライセンスキー「Golden Key」とは?

 


※1 Golden Key 以外のキーが提供される例として、メンテナンス付きパッケージ製品があります。

2017年7月11日 (火)

UDP アプライアンス : LTO7 へバックアップしました

先日タンベルグデータ様から LTO7 ドライブ搭載のオートローダーを借用して、Arcserve UDP 7300 からの二次バックアップの検証を行いました。

01_UDP7300_NEOs

(左がお借りした NEOs Storageloader LTO7 SAS、右が Arcserve UDP 7300です。)

ソフトウェアの設定方法は前回 LTO6 で検証した時と同じですので、当時の記事をご覧ください。今回の検証で注目のポイントは以下2つです。

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2017年7月 7日 (金)

Arcserve UDP v6.5 Update 1が公開されました!

先日、Arcserve UDP v6.5 Update 1が公開されました。

主な新機能、拡張機能は以下の通りですが、なかでも、注目ポイントは「3.クラウド対応」です。

Arcserve UDP v6.5のバックアップデータのクラウド保管について、これまで対応していたAmazon S3、または、Amazon S3 互換ストレージに加え、Arcserve UDP v6.5 Update 1では、Microsoft Azure もご利用いただけるようになりました。

Photo

 

■Arcserve UDP v6.5 Update 1 の主な新機能、拡張機能

1. Office 365 (Exchange Online) のバックアップの強化:

複数メールボックスを同時にバックアップする際の性能が向上しました。また、同じサービスアカウントで複数のノードをバックアップできるようになりました。

 

2. 仮想マシンのエージェントレスバックアップの強化:

vSphere 仮想マシンの自動的な保護が可能になります。 [仮想マシンおよびテンプレート] ビューのコンテナオブジェクトやタグを指定することで、新しく追加された仮想マシンを自動的にバックアップ対象にできます。

また、Hyper-V においては、SMB 3.0 上の仮想マシンのバックアップが可能になる他、Windows Server 2016 以降の標準トラッキング ドライバである RCT(Resilient Change Tracking) と連携してバックアップを行えるようになります。

 

3. クラウド対応の拡張:

バックアップしたファイルやフォルダのコピー先として FUJITSU Cloud Service K5 が利用できるようになりました。また、復旧ポイントのコピー先として Microsoft Azure が利用できるようになりました。

 

4. ネットワーク スロットルの設定:

バックアップの速度制限機能が強化され、重複排除(デデュプリケーション)が有効なデータストアにバックアップする際に、ネットワーク速度で負荷の上限値を設けることができるようになりました。詳しくは以下の記事をご覧ください。

Arcserve UDP : バックアップ速度の上限値を指定できるネットワーク スロットル

 

この他にも機能改善が多数あります。詳細は、リリースノート、動作要件、および、カタログセンター内の各種資料を参考ください。

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2017年7月 5日 (水)

知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その11 ~ 設定忘れも怖くない! 新規VMの自動検出と自動バックアップ

こんにちは。

梅雨明け宣言がまだ出ていないのに、7月になって東京は急激に暑くなってきました。暑くなると頭がボーっとしてついつい忘れものをしがちですが、今回はそんな忘れものを防げる便利な機能をご紹介しています。

 

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┃[1] コラム: 知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その11

┃ ◆◇ 設定忘れも怖くない! 新規VMの自動検出と自動バックアップ ◇◆

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7月になり七夕の飾りを見かけるようになりました。皆さんは願いごと、書きましたか?関東の梅雨はもうしばらく続くようですが、七夕は晴れて星が見れるといいですね。

 

さて、今回のコラムでは VMware vSphere のエージェントレスバックアップをさらに便利にする新機能をご紹介します。

新規に仮想マシンを追加したもののついうっかりバックアップ設定を忘れてしまった事はありませんか?

 

仮想マシンに新規にシステムを構築する場合のバックアップの設定は、導入/設定がすべて終わってから行うのが一般的だと思います。そのため、いざ構築中に手戻りが必要になり前日の仮想マシンの状態に戻したい場合、さまざまな設定を元に戻したり、最悪は再度新規に作り直さないとならないといったことが発生してしまいます。

Arcserve UDP v6.5で加わった新機能である「新しく追加された VM の自動保護」を利用して設定をあらかじめ行っておくことで、仮想マシンの新規作成ごとにバックアップを設定しなくても、仮想マシン作成時点でバックアッププランに組み込んで自動的に保護できるため、システム構築や物理から仮想環境へ移行も安心です。

 

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2017年7月 4日 (火)

Arcserve UDP Linux エージェントで実行前/後スクリプトを使いたい

こんにちは、ホテです。

先日、お客様から、「Arcserve UDP の Linux エージェントでのバックアップ前にスクリプトを実行させたいのだけれど、やり方が分からない。」というご相談をいただきました。下の画像はバックアップ ウィザードの画面ですが、確かにドロップダウンリストに”なし”と表示されていて、スクリプトを指定する事ができません。 

PrePost_01

   

実は、Arcserve UDP Agent for Linux の場合、あらかじめスクリプトを所定の場所に保存しておく必要があるんです。以下マニュアルからの引用です。

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