Arcserve UDP でできるLinuxのイメージバックアップ:RHEL、CentOS、Oracle Linux、SUSEに続きDebianに対応!
先日リリースされた Arcserve UDP v6.5 update1 では Debian Linux 8.0~8.8 がサポート対象に追加されました。
Arcserve UDP は前身の Arcserve D2D の時代から Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、CentOS、Oracle Linux、SUSE Linux Enterprise Server といった Linux ディストリビューションに対応しています(※1)。 改めて Arcserve UDP で何ができるか見ていきましょう。
簡単にシステムバックアップ/リカバリできる
Arcserve UDP はいわゆる「イメージバックアップ」と呼ばれるジャンルのソフトウェアで、ディスクを丸ごと外部へバックアップし、丸ごとリカバリ(復旧)する事ができます。ハードウェア障害の対策としてだけではなくて、パッチ適用などシステムに変更を加える前の切り戻し手段としてバックアップをしておくと安心です。
(Arcserve UDP はイメージバックアップソフト)
さらに、システム復旧だけではなくファイル単位のリストアも行えるので、「削除してしまったあのログファイルだけ戻したい!」というような時にも威力を発揮します。
(リストアするファイルを選ぶ画面)
このように、一回のバックアップでシステム復旧とファイル/フォルダ単位の復旧を両立できるのも Arcserve UDP の長所の一つです。システム復旧のためのバックアップとデータ保護のためのバックアップを分けて行う必要がありません。
小規模環境から大規模環境まで守れる
Arcserve UDP はバックアップ対象の Linux サーバとバックアップ先のディスク(NFS、CIFS、ローカルディスク、Amazon S3に対応しています)があれば使えます。専用のバックアップサーバを別途立てなければいけないという事はありません。
一方で、サーバが複数台あって Windows が混在していたり、仮想マシンもある、という構成では Arcserve UDP コンソールというコンポーネントを導入して統合管理するのが便利です。また、復旧ポイントサーバ(RPS)というコンポーネントを導入するとバックアップデータの遠隔転送や重複排除などより高度な使い方ができます。
(Arcserve UDP の構成例)
実際の使い方は無償ハンズオントレーニングやトライアル版で確認いただく事ができます。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
1) Arcserve UDP 無償ハンズオンセミナー(Linux編)
バックアップやファイルのリストアだけではなく、実際の環境ではなかなか試しにくいベアメタル復旧(システム丸ごとの復旧)まで実機を使って試すことが出来ます。定期開催しているので、都合の良いタイミングで参加してみてください。(※事前申込が必要です。)
日程が合わなかったり、遠方でご参加が難しい場合は、同じ内容を録画したオンライン セミナーをご利用ください。
Arcserve UDP を Web からダウンロードして無償で試すことが出来ます。30日間すべての機能が使えます。
3) Arcserve UDP v6.5 Agent for Linux 環境構築ガイド インストール - ベアメタル復旧編
トライアル版を使う際に役に立つガイドです。インストールや設定方法を画像付きで説明しています。
なお、このガイドは Arcserve UDP のメジャー バージョン リリースごとに更新しています。最新のガイドは Arcserve.com のカタログ センターからご確認ください。
4) Arcserve UDP v6.5 動作要件 – Backup Server – Linux
2017年10月現在で最新バージョンである Arcserve UDP v6.5 がサポートしている環境をまとめています。リンク先の「Backup Server - Linux」というのは、エージェントが導入されるサーバの事です。Arcserve UDP ではエージェントを導入する Linux サーバは一台だけで良くて、他はエージェントを導入しないでバックアップする事ができます。エージェントが導入されないバックアップ対象サーバの動作要件は「Backup Client – Linux」の欄にまとめてあります。
最新バージョンの動作要件はこちらの一覧からご確認ください。
以上、ホテがお伝えしました。
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[2018/11/30 追記] Arcserve UDP v6.5 update2 から Ubuntu にも対応しています!Update ごとに対応バージョンが増えているので、 最新の動作要件をご確認ください。
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