« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »

2017年11月の6件の記事

2017年11月24日 (金)

UDP v6.5では、クラウドストレージへバックアップデータを複製して冗長化を図れます

Arcserve UDP のバックアップデータの冗長化を目的にクラウドストレージへバックアップデータを複製しておきたいという場合、どんな方法があるでしょうか?

 

その方法の1つとして、Arcserve UDP v6.5 から「復旧ポイントのコピー」が可能になりました。

これによって、Arcserve UDP v6.5 で1次バックアップしたデータ(復旧ポイント)を、Amazon S3 や Azure 等のクラウドストレージへコピー(2次バックアップ)をしておくことが可能です。

 

Udp201711241_2

>> Arcserve UDP v6.5 新機能のご紹介 (P.7 参照)

 

この復旧ポイントのコピーには復旧ポイントサーバ(RPS)は不要で、Arcserve UDP コンソールさえあれば手軽にクラウドストレージへバックアップデータをコピーできるのが利点です。一方、毎回フルバックアップデータを合成して転送が行われるので、データ容量にご注意ください。

上記図では、クラウドへの復旧ポイントの複製機能として、「復旧ポイントのレプリケート」も掲載されています。「復旧ポイントのレプリケート」は増分データを効率よく転送できる一方、Arcserve UDP コンソールと復旧ポイントサーバ(RPS)が必須です。

この 2 方式の詳しい比較は以下の記事をご覧ください。

>> 徹底比較!Arcserve UDP を使ったクラウドへのバックアップ方法

 

「復旧ポイントのコピー」の設定の詳細はこちらの記事やガイドをご覧ください。

>> Arcserve UDP コンソールで復旧ポイントのコピーを使う

>> プランへの復旧ポイント コピー タスクの追加 (UDP v6.5 ソリューションガイド)

 

続きを読む "UDP v6.5では、クラウドストレージへバックアップデータを複製して冗長化を図れます" »

2017年11月17日 (金)

知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その18 ~ Arcserve UDP Archivingはどうして必要なの?

本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving は Arcserve Email Archiving の旧称です。

2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。

こんにちは。

前回から開始した新製品「Arcserve UDP Archiving v6.0」の紹介はいかがでしょうか?これまでのデータやシステムをバックアップ・リストアする製品とはちょっと違う製品ですので、なぜそのような製品が必要とされるかを今回はご紹介しています。

 

再掲コラムがお気に召したら、以下のメールアドレスに「Arcserve メルマガ登録希望」 とご連絡ください。

info-jp@arcserve.com

 

ではここからコラム再掲です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃[1] コラム: 知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズその18

┃ ◆◇ Arcserve UDP Archiving はどうして必要なの? ◇◆

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さん、こんにちは!前回から始まった「Arcserve UDP Archiving」連載の2回目では、メールアーカイブがどうして企業に必要なのか?をご紹介します。

第1回: Arcserve UDP Archiving ってなぁに?

第2回: どうして必要なの?(今回)

第3回: Arcserve UDP Archiving はなにが出来るの?

第4回: どんなライセンスと価格なの?

 

【3つの必要性】

メールアーカイブが必要となる第1の理由は、法律や規制への対応です。国内法ではe文書法や金融商品取引法、関税法などが、メールを始めとする各種情報を正しく保管することを要請しています。また、業界によっては監督官庁から指示や要請があることもあります。

更に海外では、目立つもので来年2018年5月25日施行のEU一般データ保護規則(GDPR)があり、国内企業であっても EU と取引があればこの規制の対象になりえます。

このような法律や規制による情報管理の要請に応える為にメールアーカイブが必要です。

 

第2に、訴訟または問題発覚時やクレームなどトラブル対策として、証拠としてのメールをメールシステムとは切り離して保管しておくことが重要です。(メールのバックアップでは証拠保全として不十分なことは第1回でご紹介しました。)

続きを読む "知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その18 ~ Arcserve UDP Archivingはどうして必要なの?" »

メールアーカイブソフト「Arcserve UDP Archiving v6.0」の受注を開始

本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving は Arcserve Email Archiving の旧称です。

2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。

先日、2017年11月15日(水)から、Arcserveシリーズの新製品となる
メールアーカイブソフト「Arcserve UDP Archiving v6.0」の受注を開始しました。

Arcserve UDP Archivingは、メールアーカイビングと法規制の順守や証拠保全のための
レコード管理を統合した企業を守るためのソリューションです。



なお、製品の特徴や製品の概要について、詳しく記載された資料もご用意しております。
ぜひ、ご参考ください。

Udpa_

続きを読む "メールアーカイブソフト「Arcserve UDP Archiving v6.0」の受注を開始" »

2017年11月10日 (金)

ファイルアーカイブとメールアーカイブ、それぞれArcserveのどれを選択したらよい?

本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving は 2020年6月に「Arcserve Email Archiving」に名称変更しました。

「Arcserve Email Archiving」に改名しました!

2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。

現在のストレージのファイルを他のストレージへ移動し保管する。という要件で「ファイルのアーカイブ」を行ないたい。

この場合 Arcserve UDP Archiving を選べばよいのだろうか?と一瞬思ってしまうかもしれませんが、Arcserve UDP Archiving は「電子メールのアーカイブ」を行なう製品になります。

ファイルのアーカイブを検討している場合は、Arcserve UDP(Arcserve UDP Archivingではない)や Arcserve Backup が適しています。

 

Arcserve UDP Archivingは、

・法規制の順守や訴訟対策などを目的に、送受信された全てのメールを別の媒体や場所で長期間に渡り保管するため、送受信された全てのメールをオンラインでコピーする。という要件がある場合に最適な製品になります。

・また、Eメール集中保管や高速検索は日常業務の効率化にも貢献します(※)。

ブログ:Arcserve UDP Archiving (アーカイビング) の機能(長期保管、高速検索、セルフリストア)は日常業務でも便利!

Image1_3

 

続きを読む "ファイルアーカイブとメールアーカイブ、それぞれArcserveのどれを選択したらよい?" »

2017年11月 7日 (火)

Arcserve UDP : リストア可能か自動で確認 ~ アシュアード リカバリ(Assured Recovery)をやってみる

今日は、Arcserve UDP v6.5 の新機能であるアシュアード リカバリの設定手順を紹介します。

この機能は、バックアップしたデータが本当にリストアに使えるか事前に自動で確認しておいてくれる、という機能です。以前当ブログで Arcserve RHA の同名の機能を紹介しましたが、考え方はまったく一緒です。(参考記事 : Arcserve RHA : 復旧訓練にレポート作成、色々役に立つアシュアード リカバリ

01_Assured_Recovery

※ なお、この機能を使うには Premium Edition または Premium Plus Edition のライセンスが必要です(※1)。   

 

Arcserve UDP のアシュアード リカバリではインスタントVMを使って仮想マシンを立ち上げてみる方法と、バックアップデータを仮想ディスクとしてマウントして中身をチェックする方法があります。しつこいですが、いずれも自動でやってくれるというのがポイントで、バックアップ対象台数が多い環境でも手間なく繰り返し復旧テストを行えます。

02_Assured_Recovery

   

という事で、前振りはこれくらいにして、アシュアード リカバリの使い方を見ていきます。

------------------------------   
<目次> 
1. インスタントVMを使ったアシュアード リカバリ    
2. インスタント仮想ディスクを使ったアシュアード リカバリ    
3. 手動でテストする事もできます(v6.5 Update1 以降)    
4. レポートで結果をまとめて確認    
------------------------------

続きを読む "Arcserve UDP : リストア可能か自動で確認 ~ アシュアード リカバリ(Assured Recovery)をやってみる" »

2017年11月 1日 (水)

知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その17 ~ Arcserve UDP Archivingってなぁに?

本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving は Arcserve Email Archiving の旧称です。

2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。

こんにちは。今回からメルマガコラムの対象が変わり、10月16日に発表した新製品「Arcserve UDP Archiving v6.0」の紹介になっています。

「あれ、Arcserveが新製品を出したんだ!?」と思われた方は、是非ご覧ください。

 

再掲コラムがお気に召したら、以下のメールアドレスに「Arcserve メルマガ登録希望」 とご連絡ください。

info-jp@arcserve.com

 

ではここからコラム再掲です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃[1] コラム: 知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズその17

┃ ◆◇ Arcserve UDP Archivingってなぁに? ◇◆

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さん、こんにちは!今回から4回に渡り、10月16日に発表した新製品「Arcserve UDP Archiving」を紹介していきます。是非お付き合いください。

第1回: Arcserve UDP Archiving ってなぁに?(今回)

第2回: どうして必要なの?

第3回: Arcserve UDP Archiving はなにが出来るの?

第4回: どんなライセンスと価格なの?

 

Arcserve UDP Archiving(以降、「UDP-A」と略記)は、ざっくり言うと「メール アーカイビングと、法規制の順守や証拠保全のためのレコード管理を統合した、企業を守るためのソリューション」です。

近年、個人情報や取引情報を厳重に保管するように法律が求めることが増えています。また、例えば税務処理などで違反の疑いを持たれた場合や訴訟の対策では、証拠としてのメールの重要性が高まっています。

そのため、全てのメールを取り込み、長期に渡って保管し、必要な時には簡単かつ高速に取り出せる能力が、規模や業種、役職に関わらず現代の全ての企業に求められています。その能力をもたらすものが UDP-A なのです。

 

「メールのバックアップを取っているから十分でしょ?!」

そう思う方が多いかも知れませんが、メールのアーカイブとバックアップは目的からして異なります。

続きを読む "知らなきゃソンする?! Arcserve 最新リリースの機能解説シリーズ その17 ~ Arcserve UDP Archivingってなぁに?" »

« 2017年10月 | トップページ | 2017年12月 »