UDP v6.5では、クラウドストレージへバックアップデータを複製して冗長化を図れます
Arcserve UDP のバックアップデータの冗長化を目的にクラウドストレージへバックアップデータを複製しておきたいという場合、どんな方法があるでしょうか?
その方法の1つとして、Arcserve UDP v6.5 から「復旧ポイントのコピー」が可能になりました。
これによって、Arcserve UDP v6.5 で1次バックアップしたデータ(復旧ポイント)を、Amazon S3 や Azure 等のクラウドストレージへコピー(2次バックアップ)をしておくことが可能です。
>> Arcserve UDP v6.5 新機能のご紹介 (P.7 参照)
この復旧ポイントのコピーには復旧ポイントサーバ(RPS)は不要で、Arcserve UDP コンソールさえあれば手軽にクラウドストレージへバックアップデータをコピーできるのが利点です。一方、毎回フルバックアップデータを合成して転送が行われるので、データ容量にご注意ください。
上記図では、クラウドへの復旧ポイントの複製機能として、「復旧ポイントのレプリケート」も掲載されています。「復旧ポイントのレプリケート」は増分データを効率よく転送できる一方、Arcserve UDP コンソールと復旧ポイントサーバ(RPS)が必須です。
この 2 方式の詳しい比較は以下の記事をご覧ください。
「復旧ポイントのコピー」の設定の詳細はこちらの記事やガイドをご覧ください。
対応しているクラウドストレージは Amazon S3 や S3 互換ストレージ、Azure等になります。
詳細は、動作要件に掲載されています。
ちなみに、名前が似ている機能に、「クラウド ストレージへのファイルコピー/アーカイブ」があります。こちらは、バックアップデータから特定のファイルを抽出しクラウドストレージにファイル単位でコピー/アーカイブするものになります。
>> Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (6) かさばるデータの保管に使えるファイル コピー機能が進化 ~
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以上、Koichiがお伝えしました。
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