バックアップの二重化~Arcserve UDP v6.5でバックアップデータを二重化する3つの方法~
Arcserve UDPでバックアップしたデータを「復旧ポイント」と言いますが、
この復旧ポイントを二重化する方法は、主に3つあります。
[1]復旧ポイントのレプリケート
[2]復旧ポイントのコピー
[3]Arcserve Backup と連携したテープへの二次バックアップ
では、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
[1]復旧ポイントのレプリケート
⇒構成上、復旧ポイントサーバ(RPS)を設けることが前提となり、
復旧ポイントのコピーに比べ、メモリ等のマシンスペックが必要ですが、
重複排除を使用できるため、データ転送を小さくしたり、
帯域制御でスループットを制御することができます。
⇒復旧ポイントのコピーは、タスクが動作する都度、フルバックアップと
増分バックアップを合成して、一つのフルバックアップデータとして別ロケーションに
コピーする機能です。
NASファイルサーバなどへも転送できます。
という仕様の機能となります。
[3]Arcserve Backup と連携したテープへの二次バックアップ
⇒ディスクへ1次バックアップを行うことが前提となりますが、Arcserve UDPに標準で含まれるArcserve Backup(機能制限版)と連携することで、
UDPのイメージバックアップを、テープに保管することができます。
テープでのバックアップデータの長期保管や監査要件に対応できます。
昨今の各鉄道会社の新型通勤電車のほどんどは、輸送障害低減のため
主要機器が二重化されており、1つが故障しても運転継続ができるように
作られているそうです。
まさに「備えあれば憂いなし」ですね。
鉄道大好き、エヌエスがお伝えしました。
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