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2018年1月の4件の記事

2018年1月26日 (金)

バックアップの二重化~Arcserve UDP v6.5でバックアップデータを二重化する3つの方法~

Arcserve UDPでバックアップしたデータを「復旧ポイント」と言いますが、
この復旧ポイントを二重化する方法は、主に3つあります。

[1]復旧ポイントのレプリケート
[2]復旧ポイントのコピー
[3]Arcserve Backup と連携したテープへの二次バックアップ


では、それぞれ詳しく解説していきたいと思います。

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2018年1月19日 (金)

「CPU に対するサイドチャネル攻撃に関する脆弱性」に関する技術情報を公開しました。

投機的実行機能を持つCPUに対するサイドチャネル攻撃に関する脆弱性(Meltdown及びSpectre)について、
Arcserveからも技術情報が公開されましたのでお知らせします。

 

【技術情報】
■Arcserve Backup

 

■Arcserve UDP

 

■Arcserve RHA

 

解決方法とては、
「本脆弱性の対応には、OS 、カーネル、およびハードウェアでの対処が必要です。各ベンダに確認し、必要な対応を実施してください。」
となります。
 

[2019年11月12日追記]
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Arcserve UDP Appliance をご利用の方は以下の KB もご確認ください。

■ Arcserve UDP Appliance 脆弱性(「投機的実行機能を持つ CPU に対するサイドチャネル攻撃」および「投機的実行機能を持つ CPU に対するキャッシュサイドチャネル攻撃」)への対策
https://support.arcserve.com/s/article/360001038766?language=ja

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以上、Koichiがお伝えしました。

 

2018年1月12日 (金)

復旧ポイントサーバ(RPS)が必要かどうか、要否の一覧表をご紹介します。

Arcserve UDP をご検討のお客様より、「ライセンスガイドを拝見すると構成図に復旧ポイント サーバ(RPS)が入っていますが、これは必ずインストールしなければいけませんか?」とのお問合せをよくいただきます。

たしかに、Arcserve UDP のライセンスガイドには復旧ポイントサーバ(RPS)が入っている構成が多いため、一見すると常に必要であるように感じてしまいます。

でもこれは、登場回数が多いだけで、復旧ポイント サーバ(RPS)が必要ないケースもあるんです。

 

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2018年1月 5日 (金)

Arcserve UDP 災害対策サイトからの復旧、お薦め2つの方法(ジャンプスタートと逆向きのレプリケート)

Arcserve UDPではバックアプデータを二重化するため、災害対策サイトの復旧ポイントサーバ(RPS)にバックアップデータをレプリケートしておくことが可能です。

では、この災害対策サイトに転送されているバックアップデータを使って、本番サイトを復旧する方法としてはどのような方法があるのでしょうか。

 

推奨する2つの方法は

(A) RPS ジャンプスタート機能を利用する方法

(B) レプリケートタスクを利用する方法

です。

 

Rps3_4

 

災害対策サイトから本番サイトへ戻すデータ量が少ない場合(許容時間内で戻せる場合)は、「(B) レプリケートタスクを利用する方法」で逆向きのレプリケートを選択します。

 

他方、「(B) レプリケートタスクを利用する方法」では戻すデータ量が多く実用的ではない場合は、オフラインでのデータ搬送を組み合わせた「(A) RPS ジャンプスタート機能を利用する方法」が適切です。

 

これら2つの方法の設定については以下の資料をご覧ください。

>> Arcserve UDP v5 環境構築ガイド (バックアップ専用LANおよび遠隔地データ転送の運用)

3. 災害対策サイトからの復旧手順 (P.22 (PDF P.24) 参照)

(2023年7月20日追記)

上記ガイドの Arcserve UDP 9.0 版(2023年時点の最新バージョン)も公開されました。

>> Arcserve UDP 9.x 遠隔地データ転送の設定と運用の手順

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