« 耳より情報:Arcserve UDP のスナップショット取得後コマンドでアプリケーションの停止時間を最小化 | トップページ | Arcserve UDP : データ ストアは 1 つでだいたい十分 »

2018年7月 6日 (金)

Arcserve UDPの「RPSレプリケート」とArcserve Replication/HAの「レプリケーション」との違いは?

今回は、Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」とArcserve Replication/HA の「レプリケーション」との違いについて解説したいと思います。

 

Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」

Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」は、Arcserve UDPでバックアップしたデータ(復旧ポイント)を転送・複製する機能です。

Photo

主に、災害対策として遠隔地にバックアップデータを複製する用途で使われるため、WAN 経由でのデータ転送を安定して効率的に行う仕組みを備えています。

また、Arcserve UDP v6.5 から同一の RPS 内でのレプリケート(ローカル レプリケート)もできるようになり、ストレージ障害に備えたバックアップ データの二重化のためにも使えるようになりました。

復旧ポイント サーバ(RPS)をインストールすることで、Arcserve UDP のすべての Edition で利用することができます。

<関連記事>

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

 

Arcserve Replication/HAの「レプリケーション」

一方、Arcserve Replication/High Availability(HA) の「レプリケーション」は、本番で使われているデータをリアルタイムに複製します。

バックアップデータではなく元データが複製されているため、障害が起きた際にはリストア不要ですぐに複製されているデータにアクセスできます。そのため、大容量のファイル サーバや、データのロスを少なくしたいデータベース サーバなどで利用されます。

Arcserve Replication/HA を利用するには、専用のライセンスを購入するか、後述の Arcserve UDP とのセット型番で購入することもできます。

 

Arcserve UDP と Arcserve Replication/HA をセットで購入できる!

Arcserve UDP の上位 Edition(Premium/Premium Plus)には、Arcserve UDP Advanced Edition の機能に加えて、Arcserve Backup や Arcserve Replication/HA  のライセンスがバンドルされています。

そのため、例えば、ファイル サーバのデータを Arcserve UDP でイメージバックアップしつつ、Arcserve Replication で遠隔地に複製したいというご要件の場合は、Arcserve UDP Premium Edition だけ購入すれば事足ります。

また、SQL Server や Oracle Database 等のレプリケーションや Arcserve HA の機能も使いたいという事であれば、Arcserve UDP Premium Plus Edition をお求めください。

Udpeditionmatrix

「Arcserve UDP v6.5 ライセンスガイド P.4 『Editionの種類 と 含まれる機能』」 より

 

必要なライセンス数や構成例などは、Arcserve UDP のライセンス ガイドをご覧ください。ここでは Arcserve UDP v6.5 のライセンス ガイドを紹介していますが、Arcserve カタログセンターに最新バージョンのライセンス ガイドを掲載しているのでそちらもご覧ください。

Arcserve UDP v6.5 ライセンスガイド

Arcserve カタログセンター

 

以上、先週末、無事、人生初のマイカーの車検を終えた車も鉄道も大好き エヌエスがお伝えしました。

 

<関連資料>

Arcserve 製品 の見積りを簡単にする方法 - Arcserve UDP Premium Edition

« 耳より情報:Arcserve UDP のスナップショット取得後コマンドでアプリケーションの停止時間を最小化 | トップページ | Arcserve UDP : データ ストアは 1 つでだいたい十分 »

よく聞かれる質問」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 耳より情報:Arcserve UDP のスナップショット取得後コマンドでアプリケーションの停止時間を最小化 | トップページ | Arcserve UDP : データ ストアは 1 つでだいたい十分 »