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2018年7月の7件の記事

2018年7月27日 (金)

UDP Archivingの「動作要件」「オペレーティングシステム(OS)」「仮想アプライアンス展開方法の資料」についてご紹介します。

本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving はArcserve Email Archiving の旧称です。最新バージョンの動作要件やマニュアルは Arcserve サポート ポータルをご確認ください。

2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving Cloud/Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。

Arcserve UDP Archiving(アーカイビング)は、仮想アプライアンスとして予め仮想マシンに OS や Arcserve UDP Archiving がインストールされた状態で提供されます。

完成した仮想マシンでの提供ですので、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS上に迅速に展開でき、すぐに運用を開始できます。

OS も仮想アプライアンスの一部として予め導入済みで(※1)、ユーザが任意のOSを選択することがないため、動作要件に「サポートする OS の一覧」という通常のソフトウェアでは必須の項目はありません。

その代わり動作要件には、仮想アプライアンスを展開できる VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS(※2) の詳細が Supported Hypervisors や Supported Cloud Platformsとして掲載されています。

>> Arcserve UDP Archiving v6.0 動作要件

Supported Hypervisors や Supported Cloud Platforms 参照

 

ちなみに、Arcserve UDP Archiving の展開の手順は、Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイドに掲載されています(VMwareの手順冒頭を転記します)。

>> Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイド

   ∟Arcserve UDP Archiving の展開方法

    ∟VMware での Arcserve UDP Archiving の展開

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Arcserve UDP Archiving を設定および構成するには、以下の手順を実行します。

1. UDP Archiving ソフトウェア(VMware OVF)をダウンロードして、VMware に展開します。オペレーティング システムは Linux Debian 8.0 で、ソフトウェアはどの VMware 環境でも実行されます。

2. 以下の手順を使用して、UDP Archiving VM を設定および展開します。

 a. VM クライアントを開き、ESX ホストに接続します。

 b. VM クライアントから、[ファイル]-[OVF テンプレートのデプロイ]をクリックします。

Vmware_setup

(後略)

--------------------------------

 

展開手順の詳細は『展開および構成ガイド』を参照してください。

>> Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイド

   ∟Arcserve UDP Archiving の展開方法

    ∟VMware での Arcserve UDP Archiving の展開

 

++++++++

以上、Koichiがお伝えしました。


※1 Arcserve UDP Archiving v6.0 がインストールされているOSは「Linux Debian 8.0」 です(2018/7/27現在)。

※2 Arcserve Email Archiving 6.5 では Amazon EC2 上にアーカイビング サーバを展開することはできません。

2018年7月20日 (金)

Arcserve 製品のダウンロード方法について

【2021年11月24日更新】

2021年10月15日にオープンした新サポート ポータルに合わせ、スクリーンショットなどを差し替えました。

 

お客様より、

「製品を購入したのですが、どこから、どれをダウンロードすればよいのか教えてください」

というお問い合わせをいただくことがあります。

 

Arcserve 製品のダウンロード手順

Arcserve 製品をインストーラは、Arcserve サポート ポータルからダウンロードできます。

1) サポート ポータルを開いたら、ダウンロードしたい製品の製品別ページを開きます。左ペインで [製品] アイコンをクリックします。

11_product_dl

 

2) 画面中央左側の [Arcserve Products] ボタンをクリックします。

12_product_dl

 

3) 製品/サービス一覧の中からダウンロードしたい製品のアイコンをクリックします。

13_product_dl

 

4) 各製品ページの目次にある [xxxxx Downloads] リンクをクリックします。各バージョンのダウンロード一覧ページが表示されます。

14_product_dl

 

5) 以下、例として、2021年11月24日時点で最新の Arcserve UDP 8.1 のダウンロード ページを開きます。

インストーラーやパッチをダウンロードするにはあらかじめサポート ポータルにログインしておく必要がありますのでご注意ください。ログインしていないと、以下のようにダウンロード リンクが非表示になります。

20_product_dl

 

ログインするアカウントの作成方法(ユーザー登録方法)は、以下のページに掲載されている「マニュアル」をご覧ください。

Arcserve サポート ポータル新システム移行のご案内

 

6) サポート ポータルにログインしていれば、以下のように各モジュールをダウンロードできます。新規にインストールする場合は、赤枠の中にあるリマスタ ビルド(Remaster Build)をダウンロードします。

21_udp81_download

 

なお、Arcserve UDP 8.1 のリマスタ ビルドはさらに以下の2つ分かれています。必要なものをダウンロードしてください。

フル モジュール
Arcserve_Unified_Data_Protection_8.1_Remaster.iso
Arcserve UDP Windows エージェント、Arcservre UDP コンソール、復旧ポイント サーバがインストールできる。

Windows エージェント
Arcserve_Unified_Data_Protection_Agent_Windows_8.1_Remaster.exe
Arcserve UDP Windows エージェントのみがインストールできる。

 

製品別ダウンロード ページ

各製品毎のダウンロード ページは、以下のリンクを参考ください。

Arcserve UDP ダウンロード情報

Arcserve Backup ダウンロード情報

Arcserve Replication/High Availability ダウンロード情報

Arcserve Email Archiving ダウンロード情報(2020年8月9日追記)

 

以上、鉄道大好き エヌエスがお伝えしました。

<関連記事>

Arcserve販売終了バージョンでもサポート中はダウンロード可能です

問題解決の強い味方!Arcserveサポートポータルの活用方法

サポートポータルへのログインアカウント作成時のポイントをまとめました(2022年12月版)。

Arcserve サポートポータル利用条件

 

2018年7月17日 (火)

Arcserve Replication/HA : 多数のシナリオをまとめて設定する 2 つの方法

Arcserve Replication は全国拠点のサーバの災害対策/データ共有などの目的で、数十台分をまとめて導入いただくことも多いです。(参考:遠隔地へリアルタイムにデータを共有!国民健康保険様事例

ただ、レプリケーション対象のサーバが多いと、似たような設定のシナリオをたくさん作らなければならず、気が重くなるもの。。。そこで、今日はシナリオの設定を楽にする 2 つの方法を紹介します。

 

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2018年7月13日 (金)

UDP:Linux仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイント2つ。

VMware vSphere や Microsoft Hyper-V の仮想マシンをエージェント レス でバックアップした場合にもファイル単位でのリストアができます。

もともとはWindowsだけでしたが、Arcserve UDP v6 からはLinux仮想マシンでもファイル単位のリストアが可能になっています。

Udpagentlesslinux

 

今回は、このLinux仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイントを2つご紹介します。

・Linux バックアップサーバを用意してください。

・Windows上の管理サーバからリストア操作が行えます。

 

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2018年7月10日 (火)

Arcserve UDP : データ ストアは 1 つでだいたい十分

Arcserve UDP で復旧ポイント サーバを立てる際にデータ ストアをいくつ作れば良いのか悩んだ事はありませんか?タイトルが既に出オチな感じはしますが、、、今日はデータ ストアの数について考えてみます。

00_data_store_list

(1 台の復旧ポイント サーバに複数のデータ ストアが作成できますが、、、)

 

■ そもそもデータ ストアって何?

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2018年7月 6日 (金)

Arcserve UDPの「RPSレプリケート」とArcserve Replication/HAの「レプリケーション」との違いは?

今回は、Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」とArcserve Replication/HA の「レプリケーション」との違いについて解説したいと思います。

 

Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」

Arcserve UDP の「RPS 間のレプリケート」は、Arcserve UDPでバックアップしたデータ(復旧ポイント)を転送・複製する機能です。

Photo

主に、災害対策として遠隔地にバックアップデータを複製する用途で使われるため、WAN 経由でのデータ転送を安定して効率的に行う仕組みを備えています。

また、Arcserve UDP v6.5 から同一の RPS 内でのレプリケート(ローカル レプリケート)もできるようになり、ストレージ障害に備えたバックアップ データの二重化のためにも使えるようになりました。

復旧ポイント サーバ(RPS)をインストールすることで、Arcserve UDP のすべての Edition で利用することができます。

<関連記事>

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (11) バックアップデータの遠隔転送 ~

 

Arcserve Replication/HAの「レプリケーション」

一方、Arcserve Replication/High Availability(HA) の「レプリケーション」は、本番で使われているデータをリアルタイムに複製します。

バックアップデータではなく元データが複製されているため、障害が起きた際にはリストア不要ですぐに複製されているデータにアクセスできます。そのため、大容量のファイル サーバや、データのロスを少なくしたいデータベース サーバなどで利用されます。

Arcserve Replication/HA を利用するには、専用のライセンスを購入するか、後述の Arcserve UDP とのセット型番で購入することもできます。

 

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2018年7月 4日 (水)

耳より情報:Arcserve UDP のスナップショット取得後コマンドでアプリケーションの停止時間を最小化

こんにちは。

早いもので2018年ももう半分が経過し、さらに(関東の)梅雨までもが例年より早く明けてしまいました。うれしい反面、早くも水不足が心配な2018年 夏 です。

さて、バックアップする上での大きな心配のひとつと言えば、アプリケーションサービスの停止時間です。今回はそのヒントになる「スナップショット取得後のコマンド設定」を紹介します。

 

>再掲コラムがお気に召したら、以下のメールアドレスに「Arcserve メルマガ登録希望」 とご連絡ください。

info-jp@arcserve.com

 

ではここからコラム再掲です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃[1] 耳より情報:スナップショット取得後コマンドでアプリケーションの停止時間を最小化

┃ ◆◇ マニュアルも充実:https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/V6.5/JPN/Bookshelf.html ◇◆

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

気温がどんどん上昇して夏を実感できる時期になりましたが、メルマガでも熱いくらい“ホット”な情報をお届けします。今回はアプリケーションのバックアップについての耳よりな情報です。

 

アプリケーションを稼動状態のまま、オンラインでバックアップを実行できるのはバックアップソフトで対応しているアプリケーションのみ。そのほかのアプリケーションはバックアップ時に停止することになりますが、停止時間が長くて困っている方も多いはず。そんな悩みを持つ方に是非試してもらいたいのが、Arcserve UDP のスナップショット取得後のコマンド設定です。

 

Arcserve UDP は Windows も Linux もスナップショットを取得してバックアップをします。このメリットを最大限に活かせるのが、スナップショット取得後のコマンド設定です。Arcserve UDP は取得したスナップショットをバックアップするので、アプリケーションの停止状態でスナップショットさえできてしまえば、数分レベルの停止だけとなり、その後アプリケーションが稼動しても大丈夫なのです。

 

ここでのポイントはスナップショット取得のタイミングです。実は Windows と Linux で取得のタイミングが少し違います。Windows ではバックアップ開始後に全ボリュームのスナップショットを取得してからバックアップデータの書き込みを始めます。1度にすべてのスナップショットを取得するため、対象のボリューム数が多いと、アプリケーションの停止時間が少しだけですが、長くなります。

 

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