UDP Archivingの「動作要件」「オペレーティングシステム(OS)」「仮想アプライアンス展開方法の資料」についてご紹介します。
本記事中で紹介している Arcserve UDP Archiving はArcserve Email Archiving の旧称です。最新バージョンの動作要件やマニュアルは Arcserve サポート ポータルをご確認ください。
2023年09月29日追記:Arcserve Email Archiving Cloud/Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。
Arcserve UDP Archiving(アーカイビング)は、仮想アプライアンスとして予め仮想マシンに OS や Arcserve UDP Archiving がインストールされた状態で提供されます。
完成した仮想マシンでの提供ですので、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS上に迅速に展開でき、すぐに運用を開始できます。
OS も仮想アプライアンスの一部として予め導入済みで(※1)、ユーザが任意のOSを選択することがないため、動作要件に「サポートする OS の一覧」という通常のソフトウェアでは必須の項目はありません。
その代わり動作要件には、仮想アプライアンスを展開できる VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS(※2) の詳細が Supported Hypervisors や Supported Cloud Platformsとして掲載されています。
>> Arcserve UDP Archiving v6.0 動作要件
Supported Hypervisors や Supported Cloud Platforms 参照
ちなみに、Arcserve UDP Archiving の展開の手順は、Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイドに掲載されています(VMwareの手順冒頭を転記します)。
>> Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイド
∟Arcserve UDP Archiving の展開方法
∟VMware での Arcserve UDP Archiving の展開
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Arcserve UDP Archiving を設定および構成するには、以下の手順を実行します。
1. UDP Archiving ソフトウェア(VMware OVF)をダウンロードして、VMware に展開します。オペレーティング システムは Linux Debian 8.0 で、ソフトウェアはどの VMware 環境でも実行されます。
2. 以下の手順を使用して、UDP Archiving VM を設定および展開します。
a. VM クライアントを開き、ESX ホストに接続します。
b. VM クライアントから、[ファイル]-[OVF テンプレートのデプロイ]をクリックします。
(後略)
--------------------------------
展開手順の詳細は『展開および構成ガイド』を参照してください。
>> Arcserve UDP Archiving 展開および構成ガイド
∟Arcserve UDP Archiving の展開方法
∟VMware での Arcserve UDP Archiving の展開
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以上、Koichiがお伝えしました。
※1 Arcserve UDP Archiving v6.0 がインストールされているOSは「Linux Debian 8.0」 です(2018/7/27現在)。
※2 Arcserve Email Archiving 6.5 では Amazon EC2 上にアーカイビング サーバを展開することはできません。
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