UDP:Linux仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイント2つ。
VMware vSphere や Microsoft Hyper-V の仮想マシンをエージェント レス でバックアップした場合にもファイル単位でのリストアができます。
もともとはWindowsだけでしたが、Arcserve UDP v6 からはLinux仮想マシンでもファイル単位のリストアが可能になっています。
今回は、このLinux仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイントを2つご紹介します。
・Linux バックアップサーバを用意してください。
・Windows上の管理サーバからリストア操作が行えます。
■Linux バックアップサーバを用意してください。
Linux でファイル単位のリストアを行う際のポイントとしては、Arcserve UDP Agent for Linux がインストールされたサーバ(Linux バックアップサーバ)を1台用意する必要がある点です。
>> Arcserve UDP : Linux バックアップ サーバ って何!?
エージェントレスバックアップ時にはこのLinuxバックアップサーバは不要ですが、ファイル単位のリストアを行う際には用意してください。ちなみに対象のLinuxマシンが複数の場合でも、このLinuxバックアップサーバは1つ用意するだけです。
■Windows上の管理サーバからリストア操作が行えます。
リストア操作はWinodws上の Arcserve UDP コンソールから行えます。操作手順を紹介した投稿がありますのでご覧ください。
>> Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア ~
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以上、Koichiがお伝えしました。
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コメント
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こんにちは
Linuxのファイル単位リストアいいですね。
ちなみに現行の7.0Up1でもリストア時はLinuxバックアップサーバ必要ですか?
投稿: きつね | 2019年11月 6日 (水) 16時34分
きつね様
コメントいただきありがとうございます!
はい、7.0 Update 1 でもファイル単位のリストアには Linux バックアップ サーバが必要です。
なお、7.0 Update 1 からブラウザ経由で Linux のファイルをダウンロードする事も出来るようになったのですが、
これも Linux バックアップサーバが前提の機能になります。
ご参考:Linux ノードでリストアなしでファイル/フォルダをダウンロードする方法
https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/7.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#UDPSolnGuide/udp_how_to_dload_file_folder_rpoints_for_Linux_nodes.htm
投稿: ホテ | 2019年11月 8日 (金) 16時51分