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« Arcserve UDP : データ ストアは 1 つでだいたい十分 | トップページ | Arcserve Replication/HA : 多数のシナリオをまとめて設定する 2 つの方法 »

2018年7月13日 (金)

UDP:Linux仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイント2つ。

VMware vSphere や Microsoft Hyper-V の仮想マシンをエージェント レス でバックアップした場合にもファイル単位でのリストアができます。

もともとは Windows だけでしたが、Arcserve UDP v6 からは Linux 仮想マシンでもファイル単位のリストアが可能になっています。

Udpagentlesslinux

 

今回は、この Linux 仮想マシンをエージェントレスでバックアップし、ファイル単位でリストアする際のポイントを2つご紹介します。

・Linux バックアップサーバを用意してください。

・Windows 上の管理サーバからリストア操作が行えます。

 

■Linux バックアップサーバを用意してください。

Linux でファイル単位のリストアを行う際のポイントとしては、Arcserve UDP Agent for Linux がインストールされたサーバ(Linux バックアップサーバ)を1台用意する必要がある点です。

>> Arcserve UDP : Linux バックアップ サーバ って何!?

 

エージェントレスバックアップ時にはこの Linux バックアップサーバは不要ですが、ファイル単位のリストアを行う際には用意してください。ちなみに対象の Linux マシンが複数の場合でも、この Linux バックアップサーバは1つ用意するだけです。

 

■Windows上の管理サーバからリストア操作が行えます。

リストア操作は Winodws 上の Arcserve UDP コンソールから行えます。操作手順を紹介した投稿がありますのでご覧ください。

>> Arcserve UDP v6 新機能紹介 ~ (3) Linux エージェントレス バックアップからのファイル リストア ~

 

+++

以上、Koichi がお伝えしました。

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Arcserve UDP」カテゴリの記事

コメント

こんにちは
Linuxのファイル単位リストアいいですね。
ちなみに現行の7.0Up1でもリストア時はLinuxバックアップサーバ必要ですか?

きつね様

コメントいただきありがとうございます!

はい、7.0 Update 1 でもファイル単位のリストアには Linux バックアップ サーバが必要です。

なお、7.0 Update 1 からブラウザ経由で Linux のファイルをダウンロードする事も出来るようになったのですが、
これも Linux バックアップサーバが前提の機能になります。

ご参考:Linux ノードでリストアなしでファイル/フォルダをダウンロードする方法
https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/7.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#UDPSolnGuide/udp_how_to_dload_file_folder_rpoints_for_Linux_nodes.htm

お世話になります。
2点質問させていただきます。
①Arcserve UDP 10.0でも変わらず、ファイルリストア時はLinuxバックアップサーバが必要でしょうか。
②そもそもで恐縮なのですが、エージェントレスバックアップにて取得したLinux仮想マシンのシステムリストアはArcserve UDP Agent for Linux がインストールされたサーバ(Linux バックアップサーバ)は不要の認識なのですが相違ないでしょうか。

べる様

コメントいただきましてありがとうございます!
以下返信いたします。


> ①Arcserve UDP 10.0でも変わらず、ファイルリストア時はLinuxバックアップサーバが必要でしょうか。

はい、Arcserve UDP 10.x でもファイル単位のリストアを行うには Linux バックアップ サーバが必要です。
ご参考までに、以下、Arcserve UDP 10.x のマニュアルの該当ページです。

・Linux ノードでホスト ベースのエージェントレス バックアップからファイル レベルの復旧を実行する方法
https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/10.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#UDPSolnGuide/hw_2_prfrm_file_rec_frm_hbbu.htm


> ②そもそもで恐縮なのですが、エージェントレスバックアップにて取得したLinux仮想マシンのシステムリストアはArcserve UDP Agent for Linux がインストールされたサーバ(Linux バックアップサーバ)は不要の認識なのですが相違ないでしょうか。

はい、こちらもご認識の通りです。仮想マシンのエージェントレス バックアップで取得した復旧ポイントは [VMの復旧] で同種のハイパーバイザに仮想マシンとして復旧できます。この際には Linux バックアップ サーバは不要です。

ただし、Linux 仮想マシンを異なる種類のハイパーバイザや物理サーバに移行したいというご要件がある場合には、Linux バックアップサーバを使ったエージェント ベースのバックアップを行った後、ベアメタル復旧(BMR)を行うという事もあります。

参考記事:仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス)
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2015/01/2-1f7a.html

ご教授いただきましてありがとうございます。
認識通りの旨承知いたしました。
重ねての質問で恐縮ですが、再度確認させていただきたい点が3点あります。
②と③は以下のURLを参考にしました。

URL:https://support.arcserve.com/s/article/Arcserve-UDP-10-X-Software-Compatibility-Matrix?language=ja#NonWin1

①Linux仮想マシンのファイルリストアをするためにLinux バックアップサーバを建てる場合、
他の仮想マシンと同様に、Linuxバックアップサーバ自身もArcserve UDPコンソールからエージェントレスでバックアップ・リストアできますでしょうか。

②Linuxバックアップサーバディスクのディスク容量は復旧ポイントデータの容量にかかわらず、少なくとも16GB程度あればよろしいでしょうか。
それとも復旧ポイントデータを確保できるくらいのディスク容量が必要なのでしょうか。

③LinuxバックアップサーバのCPU情報の記載がない認識なのですが、CPUの動作要件がありましたらご教授ください。(記載がないのは採用Linux OSに依存するためでしょうか。)

繰り返しの質問で恐縮ですが、1点確認させていただきたいことがございます。
もし仮に、3つのコンポーネント(バックアッププロキシ、管理コンソール、復旧ポイントサーバ)をインストールしたArcserve UDPサーバを2台立てて、この2台のArcserve UDPサーバでエージェントレスバックアップ対象を分けることで負荷分散する場合でも、Linuxバックアップサーバ1台でLinuxファイルリストアが可能でしょうか?

べる様

追加のご質問ありがとうございます。
以下、まとめてご返信いたします。

> ①Linux仮想マシンのファイルリストアをするためにLinux バックアップサーバを建てる場合、
> 他の仮想マシンと同様に、Linuxバックアップサーバ自身もArcserve UDPコンソールからエージェントレスでバックアップ・リストアできますでしょうか。

はい、仮想化された Linux バックアップ サーバも、(動作要件の範囲であれば)仮想マシンのエージェントレス バックアップでバックアップし、[VM の復旧] で復旧できます。

これは、Linux バックアップ サーバ(エージェントベース バックアップの対象)と、Linux 仮想マシン(エージェントレス バックアップの対象)は Arcserve UDP コンソール上は別ノードとして扱われるためです。


> ②Linuxバックアップサーバディスクのディスク容量は復旧ポイントデータの容量にかかわらず、少なくとも16GB程度あればよろしいでしょうか。
> それとも復旧ポイントデータを確保できるくらいのディスク容量が必要なのでしょうか。

前者です。Linux バックアップ サーバのローカル ディスクをバックアップ先(デスティネーション)として利用するという構成でなければ、復旧ポイント分の容量を Linux バックアップ サーバにご用意いただく必要はございません。

なお、ディスク容量などの要件は、メジャー バージョンやマイナー リリースごとに変わってくる場合もございますのでご注意ください。今回のように最新の動作要件をご確認いただけますと幸いです。


> ③LinuxバックアップサーバのCPU情報の記載がない認識なのですが、CPUの動作要件がありましたらご教授ください。(記載がないのは採用Linux OSに依存するためでしょうか。)

はい、ご認識の通り Linux サーバについては CPU の推奨スペックはございません。ご利用の Linux ディストリビューション要件に合った CPU をご利用ください。


> もし仮に、3つのコンポーネント(バックアッププロキシ、管理コンソール、復旧ポイントサーバ)をインストールしたArcserve UDPサーバを2台立てて、この2台のArcserve UDPサーバでエージェントレスバックアップ対象を分けることで負荷分散する場合でも、Linuxバックアップサーバ1台でLinuxファイルリストアが可能でしょうか?

ご検討いただいている構成では Linux バックアップ サーバは Arcserve UDP コンソールに登録しておく必要があります。Linux バックアップ サーバが1台しかない場合、ファイル リストアのために Arcserve UDP コンソールから Linux バックアップ サーバを登録解除/再登録する作業が煩雑になる可能性があります。そのため、Arcserve UDP コンソールごとに Linux バックアップ サーバをご用意いただく方が運用が簡単になるかもしれません。

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