フォト

関連情報

X(旧Twitter)やってます!!

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« UDP Archivingの「動作要件」「オペレーティングシステム(OS)」「仮想アプライアンス展開方法の資料」についてご紹介します。 | トップページ | サーバリプレースに伴う Arcserve 製品のライセンス移行での注意点 »

2018年8月 1日 (水)

耳より情報:Arcserve UDPでバックアップできるサイズは?

こんにちは。例年よりも熱く8月になりました。

エコが心配でエアコンを使わず寝苦しい夜を過ごしていた私は、エアコンかけっ放しの就寝が推奨されているおかげで、ぐっすり眠れる日々を迎えられています。

 

さて、今回はArcserve UDPとVSSの関係の耳寄り情報をお届けしています。

再掲コラムがお気に召したら、以下のメールアドレスに「Arcserve メルマガ登録希望」 とご連絡ください。

info-jp@arcserve.com

 

ではここからコラム再掲です。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃[1] 耳より情報:Arcserve UDPでバックアップできるサイズは?

┃ ◆◇ ご存知でしたか?Arcserve UDPのバックアップはVSSを利用しているんです ◇◆

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

最近お客様からご質問をいただくサーバ構成では、容量が数十テラバイトという構成も当たり前になっています。容量が多いからこそ、日々のバックアップは「増分」だけで良いArcserve UDPが最適!と好評いただいております。

ちなみに、Arcserve UDPはVolume Shadow Copy Service(以下VSS)と連動して、バックアップ時点の整合性の取れたデータをバックアップしています。

 

ただしVSSはマイクロソフト社の制限により、64TBを超えるボリュームはサポートしていません。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2967756/usability-limit-for-volume-shadow-copy-service-vss-in-windows

 

そのため、バックアップ対象のサーバに新規ボリュームを追加して64TBを越える場合はボリュームの拡張ではなく別ボリュームとしてパーティションを分けてご利用ください。

 

Arcserve UDPを使いたいけれど、マシンは既に64TBを超えたボリュームで動作しているし、ボリュームの分割は難しい・・・という場合の裏技として、共有フォルダのバックアップの利用ができます。

CIFS共有のバックアップは、エージェントが導入できない NAS やストレージ上のデータをバックアップするために用意された機能で、デフォルト8TBまでの制限がありますが、レジストリを変更することで128TBまでの共有フォルダをバックアップ可能です。

変更手順は、注意制限事項の「一般的な機能に関連する注意/制限事項」の項番21をご覧ください。
Arcserve UDP v6.5 の注意制限事項

また、変更後の初回のバックアップはフルバックアップが実行されますのでご注意ください。
UNC パス バックアップの仮想ディスク サイズを変更するとフル バックアップが実行される

 

大容量のバックアップとなると、バックアップ先の容量も気になるところですが、もちろんバックアップは増分のみでOK!

Arcserve UDP v6.5 Update2より、重複排除を有効にしたデータストアへのバックアップにも対応済みですのでバックアップ先の容量も大幅削減可能です。

これで、数十テラバイト環境のバックアップもバッチリですね。

 

[2019年11月12日追記]
------------------------
CIFS 共有のバックアップの設定方法は以下の記事もご覧下さい。
Arcserve UDP : CIFS共有フォルダのバックアップを試しました!

また、Arcserve UDP 7.0 Update 1 では CIFS/NFS 共有のバックアップの仕組みが改善され、
バックアップの速度が大幅に向上しています。詳しくは以下の記事をご覧下さい。
Arcserve UDP 7.0 Update 1 新機能 (3):NAS のバックアップが高速化
------------------------

« UDP Archivingの「動作要件」「オペレーティングシステム(OS)」「仮想アプライアンス展開方法の資料」についてご紹介します。 | トップページ | サーバリプレースに伴う Arcserve 製品のライセンス移行での注意点 »

メルマガコラム」カテゴリの記事

コメント

質問ですが、
OracleDBをノーアーカイブログモードで運用していると想定し、
バックアップの際に、BATやPowerShell等でOracle VSSライター以外はサービス停止させて、
その後、PowerShellでGUIで設定したバックアップジョブを実行し、
UDPのオプションの「スナップショット取得後にコマンドを実行」でoracleサービスを起動させるという手順で
バックアップの実行と業務の開始(Oracleサービス起動)を同時に実現できますでしょうか?

ノーアーカイブログモードで運用したいが、
バックアップでの停止時間は最小でという要件が出てきて困っています・・・

TK氏 様

こちらもコメントいただきましてありがとうございます!

以下の記事に記載の通り、Oracle VSS ライターを使ったオンライン バックアップではアーカイブ ログ モードにすることが必要条件になります。今回はノー アーカイブ ログ モードで運用されたいというご要件なので、この方法はご利用いただけません。
----------------------------------------
Arcserve UDPでOracleデータベースをオンラインバックアップ!
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2014/10/arcserve-udpora.html
----------------------------------------

代替策として、Arcserve UDP の実行前スクリプトを使い、バックアップ開始前に Oracle DB 関連のサービスを停止する方法があります。また、スナップショットの取得後スクリプトでサービスを開始できます。詳しくは以下の記事の後半の「オンラインバックアップができなくても停止時間を最小に」をご覧ください。
----------------------------------------
Arcserve UDPでオンラインバックアップは可能か?
https://arcserve.txt-nifty.com/blog/2015/03/arcserve-udp-f4.html
----------------------------------------

ホテ様
別件の問い合わせも含め早速のご回答ありがとうございました。また貴重な情報ありがとうございました。
一応確認なのですが、当該要件ですと
「バックアップ開始前にコマンドを実行する」でオラクル関係のサービスを全部停止させてから、
「スナップショット取得後にコマンドを実行する」にオラクルのサービス起動スクリプトを仕掛ければ、
わざわざタスクスケジューラーなどを使いバックアップジョブの実行やオラクルサービスの起動タイミングを調整しなくても、UDPのコンソールのGUIだけで、
オラクルサービスが(ほんの数分だけ)停止された状態のサーバーのスナップショットを丸ごと取得ししてバックアップしつつ、オラクルサービスは起動させることができる。ということでしょうか?
そうだとすれば中々すごいですね!

ホテ様
連投失礼いたします。
先ほどバックアップサーバー側のUDP7.0のコンソールを眺めていると仮想マシンのみ対応と記載されていましたが、
物理サーバーをエージェント経由で取得する場合でも問題ないでしょうか?

ご提示いただいたリンク先ではエージェント側の画面になっているようですが。。。
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

TK氏 様

早速ご確認いただきましてありがとうございます。

1つ目のご確認事項についてはご認識の通りです。

2つ目のご質問について、エージェントを用いた物理サーバのバックアップでも実行前/実行後スクリプトがご利用いただけます。Arcserve UDP コンソールをご利用されているとのことですので、以下、設定画面が掲載されているマニュアルのページをご案内いたします。[バックアップ: エージェント ベースの Windows] のタスクを含むプランを作成いただければ同じ画面がご覧いただけます。ぜひお試しください。
----------------------------------------
Arcserve UDP 7.0 ソリューション ガイド
データを保護するプランの作成 > Windows バックアップ プランを作成する方法 > バックアップ タスクを含むバックアップ プランの作成 > 拡張設定の指定
https://documentation.arcserve.com/Arcserve-UDP/Available/7.0/JPN/Bookshelf_Files/HTML/SolG/default.htm#UDPSolnGuide/udp_adv_windows.htm
----------------------------------------

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 耳より情報:Arcserve UDPでバックアップできるサイズは?:

« UDP Archivingの「動作要件」「オペレーティングシステム(OS)」「仮想アプライアンス展開方法の資料」についてご紹介します。 | トップページ | サーバリプレースに伴う Arcserve 製品のライセンス移行での注意点 »