どういうときに Arcserve UDP ではなく Arcserve Backup を使うの?
Arcserve UDP は、継続増分!遠隔転送!仮想スタンバイ!と便利な機能がありますので、どちらかで迷った場合はまずは Arcserve UDP で検討することで問題ないです(※1)。
ただ、Arcserve UDP では対応していないことがありますので、その場合は Arcserve Backup を選択してください。
Arcserve UDP ではなく Arcserve Backup を利用する主なケースは、
・特定のフォルダだけをバックアップする必要がある。(※2)
・テープへの直接バックアップが必須である。(※3)
・UNIX のバックアップをしたい
・Domino のオンライン バックアップをしたい(※4)
・Oracle RAC など、アプリケーションのクラスタ環境をバックアップしたい(※5)
です。このような要件がある場合は Arcserve Backup を検討してください。
この Arcserve UDP と Arcserve Backup のどちらを選んだらよいか?については、Web セミナーの中で1つのテーマとして説明していますので、併せてご覧ください。
2018年9月18日にライブ配信しましたが、その収録版を現在配信中です。複数ある動画のうち、「第一回:基本機能編」をご覧下さい。
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以上、Koichi がお伝えしました。
<関連記事>
※1 Arcserve UDP について詳しい情報をお探しの方は、Arcserve UDP の記事一覧をご覧ください。
※2 Arcserve UDP は HDD 全体をイメージバックアップしますが、ファイル・フォルダ単位でのリストアは可能です。また、CIFS/NFS 共有フォルダに対しては、フォルダ単位でバックアップ対象を指定できます。
※3 Arcserve UDP は HDD へ1次バックアップを行いテープへ2次バックアップを行えます。
※4 関連記事:Arcserve Backup での Lotus Domino (Notes) データベースのオンライン バックアップ
※5 関連記事:Arcserve UDP 製品がサポートするクラスタ構成について