クラウド(Amazon EC2, Azure)でWindowsサーバを丸ごと復旧したい。ときたら「仮想スタンバイ」です!
Arcserve UDPで、簡単・迅速にサーバ丸ごとの復旧する機能といえば「ベアメタルリカバリ(BMR)」が有名ですが、クラウドでは「ブートイメージのマウント」が利用できないことが多く、その場合は「ベアメタルリカバリ」が使えないです。この場合はどうしたらよいでしょうか?
実は、Arcserve UDPにはWindowsサーバを仮想環境で丸ごと復旧できる「仮想スタンバイ」という便利な機能があります。これを使うと、Amazon EC2 や Microsoft Azureについては(※1)Windowsサーバの丸ごと復旧ができるのです。
仮想スタンバイとは、
(1)バックアップデータを予め仮想マシン(インスタンス)として復旧しておき、
(2)障害・災害時には仮想マシンの電源を入れるだけですぐに使えるようにする機能です。
しかも、予めバックアップデータから仮想マシンをリストアしてスタンバイしている分、仮想スタンバイの方が圧倒的に簡単・迅速なのです。
【Point】仮想スタンバイは、
・圧倒的に簡単: 電源をオンにするだけ(リストア作業無し)
・圧倒的に迅速: 数分程度で起動(リストア時間ゼロ)
Amazon EC2 や Microsoft Azure(※1)で、Windowsサーバを丸ごと復旧するという場合は「仮想スタンバイ」をご利用ください。
【仮想スタンバイについての関連情報】
>> ブログ「Arcserve UDP 機能紹介 ~ (12) 仮想マシンへの自動復旧(仮想スタンバイ) ~」
>> ブログ「Arcserve UDP によるクラウドでの仮想スタンバイを行う場合、クラウド側に復旧ポイントサーバ(RPS)を構築せず直接クラウドにスタンバイ VM を作成することができます。」
>> ブログ「Microsoft Azure へのレプリケート & 仮想スタンバイ」
>> 下図 『Arcserve UDP v6.5 ご紹介資料』 P.38「リストア時間 “ゼロ” でクラウドに即事業継続」に掲載)
(2025/01/24 追記)
Arcserve UDP 10.0 では仮想スタンバイが強化され、あらかじめスタンバイ VM を作成しておかずとも、VM を復旧できるようになりました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
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以上、Koichiがお伝えしました。
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