インターネット経由アクティベーション方式に切り替わったArcserve Backup18.0は、ライセンスキー登録方式の下位バージョン製品と連携できるのか?
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<2019年8月15日追記>
2019年8月1日以降に出荷される Arcserve Backup 18.0 ではアクティベーション作業は不要になりました。旧バージョン同様、ライセンス プログラム証書またはパッケージに記入されたライセンス キーを適用して下さい。
【ブログ記事】 Arcserve UDP 7.0、Arcserve Backup 18.0、Arcserve RHA 18.0 でも従来のライセンス有効化方法「ライセンスキー適用」が可能です。
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■ ライセンス キー登録とアクティベーション
新バージョンの Arcserve Backup「18.0」ではライセンス有効化方法が新しくなりました。
これまでの Arcserve Backup r17.5 等の下位バージョン製品では「製品キー(以下、「ライセンス キー」)を製品に登録する」方式でした。新バージョンの Arcserve Backup 18.0 からは従来の方式に加え、「インターネット経由でのアクティベーション(以下「アクティベーション」)」方式もサポートされるようになりました。
従来の方式 |
ライセンス キーを手動で登録する。 |
新しい方式 |
アクティベーションする |
ちなみに、オフライン アクティベーション(offline activation)も可能です。ライセンス アクティベーションを実施するサーバ自体はインターネットへ接続不要で、別サーバやクライアントPCからインターネットへ接続しアクティベーションの一部を代行します。
■ アクティベーションと下位互換サポート
ここで気になるのは、Arcserve Backup 18.0 では、アクティベーションをサポートしていない旧バージョン Client Agent for Windows 等のライセンスを有効化できるのかどうかです。
例えば、新規導入したバックアップサーバに Arcserve Backup 18.0 を導入したが、保護対象の他のサーバには既存の r17.5 の Agent をそのまま入れておきしばらく運用するといったケースです。この場合、Arcserve Backup 18.0 の本体製品(Base)で r17.5 の Agent のライセンスを有効化できるのでしょうか?
この点もご安心ください。Arcserve Backup 18.0 に下位バージョンのライセンスキーを登録することが可能で、これにより下位バージョンAgent のライセンスを有効化できます。 下位バージョン利用についての詳細や注意点については『Arcserve Backup 18.0 下位互換サポート』をご覧ください。
◆ インターネット経由でのアクティベーションに関する関連資料はこちらになります。
[カタログセンター]
ライセンス アクティベーションの概要
ライセンスプログラム証書の読み方についてはこちらに記載しています。
ライセンス アクティベーションの手順書
実際の作業手順を62ページで説明しています。ライセンスの開放についてはこちらに記載しています。
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以上、Koichiがお伝えしました。
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