Arcserve Replication/HA 18.0ではLinuxサーバ全体のレプリケーションが可能に!
Arcserve Replication/High Availability(HA)の新バージョン「18.0」では、最新プラットフォームへの対応に加えて、サーバ全体の複製(フルシステム)シナリオ機能が追加されています。
Arcserve Replication/HA 18.0 の注目 Point:Linux のレプリケーション!
このフルシステム シナリオでは Windows だけではなく、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、 Oracle Linux、SUSE Linux Enterprise Server など Linux のサーバも保護することが出来ます。
下の図にある通り、本番サーバをリアルタイムにレプリケーション(複製)し、本番機に障害が発生した際は仮想マシンとして起動することが出来ます。
Linux で動く重要システムの災害対策や可用性向上に、是非 Arcserve Replication/HA のフルシステム シナリオをご活用ください!
「Arcserve Replication and HA 18.0 新機能のご紹介」より
なお、フルシステム シナリオではレプリケーション先に vSphere、Hyper-V、Scale Computing HC3(※1)などの仮想基盤や、Amazon EC2、Microsoft Azure といったクラウドを使います。
そのため、これらの仮想基盤/クラウドへ、Linux のシステムを移行する(P2V、P2C)ツールとしてフルシステム シナリオを利用することもできます。
詳しい対応環境は動作要件をご覧ください。
Arcserve Replication / High Availability 18.0 動作要件 - フル システム シナリオ
設定方法をまとめたガイドも用意しています。本ガイドでは Arcserve Replication / High Availability 18.0 のフルシステム HA シナリオを VMware vSphere 環境もしくは、Microsoft Hyper-V 環境で構築する手順等について記載しています。
Linux 用のライセンスは Windows とは別
下の価格表にあるように、Arcserve Replication/HA 18.0 では、Windows と Linux で必要なライセンスが分かれています。購入する際には Windows と Linux を間違わないようにご注意ください。
「Arcserve Replication/HA 18.0 製品カタログ」より
また、フルシステム シナリオでは、レプリケーション先に「仮想アプライアンス」と呼ばれる仮想マシンを用意し、そこに Arcserve RHA エンジンをインストールします。そのため、必要なライセンスは 「マスタの数」+「(複製先の)仮想アプライアンスの数」分になります。
複数のマスタ サーバを 1 台の仮想アプライアンスにレプリケーションする N 対 1 構成も取れる(※2)ので、その場合はライセンスがお得です!
「Arcserve Replication/HA 18.0 ライセンス ガイド P.36」より
なお、Arcserve HA の機能を使用するには、Arcserve UDP Premium Plus Edition を購入するという方法もあります。特に Windows と Linux の仮想アプライアンスをそれぞれ立てる場合は、Premium Plus Edition がお得です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
最近、マイカー(といっても軽自動車ですが・・・)を、燃費の良いエコカーに乗り換えた鉄道(車も)大好きエヌエスがお伝えしました。
<関連記事>
Arcserve Replication/HA:フル システム シナリオとそれ以外のシナリオの使い分け
Arcserve で実現する3つの高可用性ソリューションの比較と使い分け
Arcserve Replication / HAフルシステム シナリオで1:2構成に対応
<関連資料>
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム シナリオ ガイド(Windows - VMware版)
Arcserve High Availability 18.0 フルシステム シナリオ ガイド(Windows - Hyper-V版)
※1 Arcserve Replication/HA 18.0 SP2 より、Scale Computing HC3 に対応しています。
Arcserve RHA 18.0 SP2 と Arcserve UDP 7.0 Update2 が公開されました!
※2 仮想アプライアンス/マスタごとにディスクの最大値が決まっています。Arcserve Replication/HA 18.0(Linux)での最大値はそれぞれ「10」です。
Arcserve Replication/High Availability 18.0 管理者ガイド - シナリオ設定と最大値
« Arcserve UDP 7.0 で管理コンソールを使わない場合は、Arcserve License Portalでライセンスキーを生成して製品に適用します。 | トップページ | ストレージ容量別に7つのモデルを用意!「Arcserve UDP Appliance 8000シリーズ」のご紹介 »
「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリの記事
- WSFC環境でのArcserve Replication and High Availability利用(2024.10.04)
- 「Arcserve Replication / High Availability」カテゴリーを作りました。(2024.09.27)
- Arcserve RHA での 「圧縮転送」 と 「圧縮属性のレプリケート」(2024.07.26)
- Arcserve RHA : XML 形式で取り出したレポート ファイルを Microsoft Edge で見る方法(2024.04.26)
- もしもの災害時に業務を止めない!大企業から中小企業まで様々な業種・業態での災害対策事例をご紹介します。(2024.03.15)
« Arcserve UDP 7.0 で管理コンソールを使わない場合は、Arcserve License Portalでライセンスキーを生成して製品に適用します。 | トップページ | ストレージ容量別に7つのモデルを用意!「Arcserve UDP Appliance 8000シリーズ」のご紹介 »
コメント