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2019年9月の5件の記事

2019年9月27日 (金)

Cloud Directは直接クラウドにバックアップするので、オンプレミス側にバックアップサーバは不要です!

先般 Arcserve からリリースをしましたクラウドサービス(※1)ですが、今回は Arcserve UDP Cloud Direct についてお伝えさせていただきます。

Arcserve UDP Cloud Direct は 2017年に Arcserve が買収した Zetta のクラウド・バックアップ・サービスがもとになりますが、クラウドへ直接バックアップができるところが大きな特長です。

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ちなみに、Arcserve UDP Cloud Hybrid は既存の Arcserve UDP の管理コンソール・復旧ポイントサーバを Arcserve が用意したクラウド上に展開をして提供するものです。既にオンプレミス側に Arcserve UDP の管理コンソール・復旧ポイントサーバがあれば、Arcserve が用意したクラウドへ簡単に RPS レプリケートが可能となります。

この Arcserve UDP Cloud Direct はクラウドへ直接バックアップができて、オンプレミス側にバックアップサーバが不要ということで、次のような要件に適しています。

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2019年9月24日 (火)

Arcserve Replication/HA 18.0 で複数のシナリオをまとめて操作できるようになりました。

Arcserve Replication/HA 18.0 の目玉新機能はフル システム シナリオですが、それ以外にも細かい機能改善があります。今日紹介するのはそのうちの「グループ管理機能の拡張」です。

グループ管理機能とは複数のシナリオを1つのグループにまとめて管理する機能で、r16.5 以前のバージョンでは HA シナリオのみで使用する事が出来ました。

<関連記事>

Arcserve RHA r15:アプリケーション対応拡張 + グループ管理機能

 

18.0 からは DR(レプリケーション)シナリオでもグループでまとめる事が出来るようになり、シナリオの実行(開始)/停止、アシュアード リカバリ テスト(参考:復旧訓練にレポート作成、色々役に立つアシュアード リカバリ)も一括で行なえます。レプリケーション対象の台数が多かったり、同期時間の短縮のためにシナリオを分割していたり(参考:シナリオの並列実行で同期時間を短縮する)する方はぜひ活用して下さい。

以下、グループを使って複数のシナリオをまとめて [実行] してみます。

 

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2019年9月19日 (木)

今日・明日は台風に備えてパソコンをバックアップしましょう

先日の台風15号では関東地方を中心に大きな被害がありました。特に、千葉県ではいまだに停電が続き、心細い思いをされている方も多いのではないかと思います。一日も早い復旧をお祈りしています。

高潮による浸水や屋根の破損による雨漏りでパソコンが水浸しになってしまい、データが失われてしまったという話も伺っています。今回、被害にあわれた方も無事だった方も、今後データを失わないために、バックアップをしておきましょう。

Arcserve UDP は個人の方でも無料でパソコンのバックアップができます。 詳しくは以下の記事をご覧下さい。

無料の Arcserve UDP で PC をバックアップする ~ (1) ダウンロード

 

なお、バック アップ データを保存するハード ディスクがパソコンに接続されたままだと、パソコンと同時に被災してしまう恐れがあります。外付けハード ディスクにバックアップする場合は、バックアップ取得後にパソコンから切り離し、安全な場所に保管しておきましょう。

先ほど台風17号が発生したという発表がありました。今週末には日本全国に影響が出そうです。台風は地震と異なり事前の対策がしやすい災害です。この機会にバックアップをしておいてはいかがでしょうか。

以上、ホテがお伝えしました。

<関連記事>

テレワーク中の PC を簡単にバックアップする2つの方法

2019年9月13日 (金)

Arcserve Replication/HA:フル システム シナリオとそれ以外のシナリオの使い分け

Arcserve Replication / High Availability(以下 Arcserve RHA)18.0 から日本国内でもフル システム シナリオ)が利用できるようになりました。システム全体を複製できるという便利な機能ではありますが、これがあるからと言ってファイル サーバ シナリオのような従来の機能が無意味になる訳ではありません。

そこで今日は、フル システム シナリオとそれ以外のシナリオのそれぞれの長所を見ていきます。

01

(シナリオの種類(サーバ タイプ)の選択画面。「ファイル サーバ」や「Oracle Database」、「Microsoft SQL Server」など従来からあるシナリオもまだまだ現役です。)

 

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2019年9月 6日 (金)

UDP:「ハイパーバイザの指定」をすることで、仮想ゲストのエージェントベースバックアップでもホスト(ハイパーバイザ)のライセンスを使うことができます。

Arcserve UDP で仮想環境をバックアップする場合に必要となるライセンスは、仮想ホストの物理CPU数分になります。その際、仮想ゲストの台数によって必要ライセンス数が変わることはありません。

従いまして、下記の図のように仮想マシンが3台で、各ゲストに Arcserve UDP Agent を導入した Agent Base バックアップを行う場合でも、仮想ホストの物理CPUが 2 であれば、購入が必要なライセンスはソケット単位が 2 になります。

Specify-the-hypervisor

Arcserve UDP 7.0 ライセンスガイド』P.37 - [24] UDP エージェントを利用した vSphere / Hyper-V 仮想マシンのバックアップ 参照

 

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