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2019年11月 5日 (火)

Arcserve UDP 7.0 Update 1 新機能 (2):復旧時間を短縮!Windows ボリュームの「ブロック リストア」

Arcserve UDP 7.0 Update 1 では、パフォーマンス関連の新機能が多くあります。今日紹介するのは、そのうちのひとつの、「ブロック リストア」です。

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Arcserve UDP 7.0 Update 1 新機能目次:   
1) バックアップのネットワーク指定 
2) 復旧時間を短縮!Windows ボリュームの「ブロック リストア」 ← 今日はここ
3) NAS のバックアップが高速化
4) その他の新機能 (7.0 Update 1 のリリース ノートへのリンクです)
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■ ボリューム単位のリストア時間を短縮!

これまで、Arcserve UDP エージェントでは Windows ボリューム全体のリストアをファイル システム レベルで行なっていました。そのため、ボリューム内に細かいファイル/フォルダが多い環境では、ひとつひとつのファイルをリストアするのに時間がかかってしまうという問題がありました。

Arcserve UDP 7.0 Update 1 で追加された「ブロック リストア」ではボリューム上のデータをブロック レベルでリストアするので、ファイル/フォルダの数が多くてもリストア速度に影響を受ける事はありません。特に細かいファイルが多いファイル サーバや、P2V/P2C でのデータ ボリュームのリストアに使える機能です。
01_voulme_block_restore 
(ボリューム全体のリストアと言っても、ボリューム上のデータ ブロックだけがリストアされます。未使用領域はリストアされません。)

 

■ ブロック リストアのやり方

ブロック リストア の使い方は簡単で、復旧ポイントからのリストア画面でボリューム全体(※)を指定し、[ブロック リストアの実行] にチェックを入れるだけです。
※ システム ボリュームはリストア対象として指定しないで下さい。システム ボリュームの復旧にはベアメタル復旧をご利用ください。

02_blockrestore

 

下のグラフは ブロック リストアが有効な場合/無効な場合でのリストア時間を比較したものです。このテストでは平均ファイル サイズが 124 KB という細かいファイルをリストアしています。このような環境ではブロック リストアを有効にする事で、かなり時間が短縮できる事が分かります。

03_retoretime 

 

なお、以下の リリース ノートにブロック リストアの注意事項が書いてあります。使う前にこちらもご覧下さい

リストアに関する考慮事項

 

以上、ホテがお伝えしました。

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