Arcserve UDP:バックアップが失敗する前に容量不足を知らせてほしい!(復旧ポイント サーバ編)
Arcserve UDP にはバックアップが容量不足で失敗するより前に、バックアップ先の容量が足りなくなってきていると教えてくれるアラート機能があります。
前回の Windows Agent 編に続き、今回は Arcserve UDP 復旧ポイント サーバ(以下、RPS)を使っている環境でバックアップ先ストレージの容量不足を通知する方法を紹介します。
■ メールでの容量アラート
RPS では配下の データストアごとに通知設定します。以下、データストアの設定画面です。一番下の方に、[デスティネーションの容量が上限に近づくと、電子メールアラートを送信する] というチェックボックスがあるので、これにチェックを入れます。また、例によって [電子メールの設定] をクリックして、メール サーバや受信メール アドレスなどの設定を行います。電子メールの設定方法はこちら。
ここまで設定したら、バックアップ先の容量をいっぱいにして警告メールを出させました。Windows Agent の時と違って、しきい値を下回っている部分に色がついているので分かりやすいですね。
空き容量に余裕ができたら、直ったよというメールも自動的に出してくれます。
■ イベント ビューアーでの通知もできる
また、RPS の場合、データストアの空き容量がしきい値を下回るとアクティビティ ログにも記録されます。アクティビティ ログは Windows のイベント ビューアーに転記できるので、監視ツールと連携させることもできます。
■ しきい値の設定はレジストリで
RPS でもデフォルトで空き容量が 5% を下回ると警告が出るようになっています。RPS でこのしきい値を変更するにはレジストリを編集する必要があります。設定できる項目は、以下のマニュアルに詳しく書いてあります。
しきい値には「警告しきい値」と「エラーしきい値」があります。このうち、変更するのは「警告しきい値」の方だけにしてください。「エラーしきい値」は、これを下回るとデータストアを停止する、という強力なものなので触らない方が無難です。
また、レジストリは誤って編集すると重大な問題を起こすことがあるので、編集する値のパスが正しいかなどを十分に気を付けて操作してください。編集対象のキーはバックアップのためにあらかじめエクスポートしておくことをお勧めします。
以上、ホテがお伝えしました。次回は Linux Agent で RPS や Arcserve UDP コンソールを立てられない環境での設定方法をお伝えします。
<関連記事>
Arcserve UDP:一通のメールで全台のバックアップ状況をチェックできる ~ レポートのメール送信
« Arcserve UDP:バックアップが失敗する前に容量不足を知らせてほしい!(Windows Agent 編) | トップページ | 導入事例:Arcserve UDP Appliance で Nutanix AHV の仮想化基盤をバックアップ »
「技術情報」カテゴリの記事
- Arcserve CRS 1.6 の新機能 『ネットワーク プロファイル管理』と『SMART ディスク アラート』とは(2026.04.17)
- Hyper-V 仮想マシンへのベアメタル復旧に対応する、AlmaLinux-Gnome ベース Live CD の作成方法について(2026.04.03)
- Arcserve Backup で処理が失敗する場合の通知 (Alert) を設定してみよう(2026.03.06)
- Arcserve Backup とRDX で実現する "わかりやすい" ランサムウェア対策(2025.12.12)
- Arcserve CRS シリーズの運用管理 Tips(2025.10.31)
「Arcserve UDP」カテゴリの記事
- Arcserve UDP でクラウドストレージにバックアップする際のライセンス(2026.06.05)
- 【続報】「USB 接続 SSD」をハッシュ領域に使った Arcserve UDP データストアへのレプリケートが速かった(2026.05.22)
- Arcserve CRS 1.6 新機能:閉域網(ダークサイト)のサポート(2026.05.01)
- 【独自調査】 SLM(小規模言語モデル)の国内導入状況とそのバックアップ(2026.05.08)
- 【検証】入手困難な内蔵 SSD の代わりに「USB 接続 SSD」を Arcserve UDP のハッシュ領域に使えるか?(2026.04.24)
« Arcserve UDP:バックアップが失敗する前に容量不足を知らせてほしい!(Windows Agent 編) | トップページ | 導入事例:Arcserve UDP Appliance で Nutanix AHV の仮想化基盤をバックアップ »







コメント