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2020年4月の8件の記事

2020年4月28日 (火)

Arcserve UDP:Active Directory オブジェクトをエージェントレス バックアップからリストアする

Arcserve UDP では以前から Active Directory のオブジェクト(コンピューターとかユーザーとか)単位のリストアに対応していますが、これには Arcserve UDP Agent(Windows)をドメイン コントローラーに導入して、エージェントを使ったバックアップを行う必要がありました。

しかし、実は Arcserve UDP v6.5 Update 2 以降のバージョンでは、エージェントレス バックアップからもオブジェクト単位のリストアを行う方法があるんです。今日はその方法を紹介します。

 

■ まず復旧ポイントにマウント

という事で、実際にリストアしてみます。

下の絵は今回の環境の構成図です。これから出てくる手順のほとんどは、図の左側にあるバックアップ プロキシ兼復旧ポイント サーバ(※1)で行います。仮想化されたドメイン コントローラーはエージェントレスでバックアップ済みです。

00_configuration

 

1. まずバックアップ プロキシ サーバ(以後、「プロキシ」と省略)に Domain Admins グループに所属するユーザーでログインします。

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2020年4月27日 (月)

在宅勤務、PCのデータは大丈夫? データを安全に保護するための5つのポイント

新型コロナウイルスの感染拡大で、社会的距離のため在宅勤務が必要になり、特に、リモートワーク環境の体制が整っていない組織には、間違いなく大変な時です。多くのIT担当者は、何から手を付ければいいものか、悩んでいるのではないでしょうか。

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弊社ディレクター Sam Roguine (常駐のバックアップおよびディザスターリカバリーの専門家) が、リモートワーク環境での従業員管理と、ビジネス継続性を維持するためのポイントを纏めたので、これを意訳しました(原文:Working from Home? Here are Four Top Tips for Keeping Data Safe and Secure)。ご参考になれば幸いです。

バックアップができていない個人・組織向けに、PC向けの無償バックアップソフトも提供していますので、リモート環境の際にご活用ください。

1. セキュリティを考慮して、慌ててリモート環境構築をしない
2. Office 365用のバックアップを用意する
3. 接続テストとツールセットの適切な実装を確認し、使い方のトレーニングを提供する
4. 従業員向けに、サイバーセキュリティの教育を行う
5. PC用に無償バックアップソフトを試してみる

 

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2020年4月24日 (金)

Arcserve UDP の事例から分かる増分率と重複排除/圧縮率の傾向

Arcserve UDP でバックアップ先のストレージ容量を見積もる際に必要な変数に「増分率」と「重複排除/圧縮率」があります。これらの値はバックアップ対象のデータによって変わってくるとは言うものの、まったく的外れな値を入れるわけにもいきません。

そこで、今日は過去のお客様事例(※1)で増分率や重複排除/圧縮率がどの程度になっているか、抜き出して表にまとめてみました。並べてみるとある程度傾向が見えてきます。これからのバックアップ サーバのサイジングにお役立てください。

I2_dedupe

(継続的な増分バックアップと重複排除)

 

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2020年4月21日 (火)

Arcserve UDP:AD オブジェクト単位リストアでの競合解決

Arcserve UDP では Active Directory のオブジェクト(コンピューターやユーザーなど)をリストアできます。

オブジェクト単位のリストアでは、リストア先にすでに存在するオブジェクトとの競合をどのように解決するかが課題になります。Arcserve UDP ではリストア実行時のオプション(下の画面)で競合時の扱いを決められます。

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2020年4月15日 (水)

在宅勤務をバックアップ! Arcserve UDP PC向け無償版提供

皆さんの PC はバックアップされていますか?

新型コロナウイルス対策の一環として在宅で働く人が増えている今、もしもお使いのPCに何かあった場合に重要な資料やデータを復元できるようになってますか?

PC 向けであればArcserve UDP を無償で、しかも無期限に利用できます。利用方法や留意事項、ダウンロードからインストール/設定、その他自宅のPCをバックアップする為のヒントまで、役立つ情報に下記ページからアクセスいただけます。ぜひ、ご覧ください!

https://www.arcserve.com/jp/udp-nce-jp/

2020年4月14日 (火)

Arcserve UDP で PC のシャットダウン時にバックアップを行う方法

PC ではサーバと違って常時起動しているわけではないので、バックアップを行うタイミングが悩みどころです。バックアップ スケジュールを決めておいてもその時間に電源を落としていたらバックアップできません。(※1

逆に、起動とシャットダウンは毎日するので、そのタイミングでバックアップを行えば漏れがなさそうです。そこで、今日は PowerShell のスクリプトを作って、Windows PC のシャットダウン時(※2)にバックアップを実行させてみます。

01_shutdown_backup

(こういう事がやりたい)

 

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2020年4月10日 (金)

徹底比較!Arcserve UDP を使ったクラウドへのバックアップ方法

以前の記事で Arcserve UDP のバックアップ データ複製方法を複数紹介しました。今日はその中からシステム復旧に使われる「復旧ポイント サーバ間のレプリケート(以下、「レプリケート」)」と「復旧ポイントのコピー」に絞り、クラウドを使った遠隔バックアップの観点で細かく比較します。

先に結論だけ書いておくと、バックアップ対象容量が 1~1.5 TB を超える場合は「レプリケート」が推奨され、「復旧ポイントのコピー」はそれ未満の環境で活用する、という使い分けになります。(※3

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2020年4月 7日 (火)

Arcserve UDP:Windows のバックアップを PowerShell から実行する方法

今日は題名の通り PowerShell を使って Arcserve UDP Windows Agent(以下 Windows Agent)でバックアップを実行する方法を紹介します。

以前の記事で Arcserve UDP の PowerShell コマンドは Arcserve UDP コンソール経由で実行されると書きましたが、実は Arcserve UDP v6.5 から Windows Agent 単体でも PowerShell が使えるようになっているんです!

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(今回説明するのは下段の方法です。)

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