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2020年4月28日 (火)

Arcserve UDP:Active Directory オブジェクトをエージェントレス バックアップからリストアする

Arcserve UDP では以前から Active Directory のオブジェクト(コンピューターとかユーザーとか)単位のリストアに対応していますが、これには Arcserve UDP Agent(Windows)をドメイン コントローラーに導入して、エージェントを使ったバックアップを行う必要がありました。

しかし、実は Arcserve UDP v6.5 Update 2 以降のバージョンでは、エージェントレス バックアップからもオブジェクト単位のリストアを行う方法があるんです。今日はその方法を紹介します。

 

■ まず復旧ポイントにマウント

という事で、実際にリストアしてみます。

下の絵は今回の環境の構成図です。これから出てくる手順のほとんどは、図の左側にあるバックアップ プロキシ兼復旧ポイント サーバ(※1)で行います。仮想化されたドメイン コントローラーはエージェントレスでバックアップ済みです。

00_configuration

 

1. まずバックアップ プロキシ サーバ(以後、「プロキシ」と省略)に Domain Admins グループに所属するユーザーでログインします。

2. 次に復旧ポイント(バックアップ データ)をマウントします。デスクトップ右下のタスク トレイにある Arcserve UDP アイコンをクリックし、[ローカル エージェント] - [復旧ポイントのマウント] を開けばマウント画面に直行できます。

01_mount_rp 

 

3. ドメイン コントローラーの復旧ポイントにマウントするため [バックアップ ボリュームの選択とマウント] の右側にある [変更] ボタンをクリックします。

02_mount_rp

 

4. ドメイン コントローラーのノードを選択して [OK] をクリック。

03_mount_rp

 

5. リストアしたい復旧ポイントを選んだ上で、Active Directory のデータベース ファイル(NTDS.dit)が保存されているボリュームを [マウント] します。今回は C ドライブを選択しました。

04_mount_rp

 

6. マウント先ボリュームを選択して [OK] をクリックします。

05_mount_rp

 

■ ユーティリティを使ってオブジェクトをリストア

7. 復旧ポイントにマウントしたら、Active Directory Object Level Restore ユーティリティを開きます。このユーティリティは Arcserve UDP Agent(Windows)のインストール ディレクトリの中にあります。デフォルトでは以下のパスです。

C:\Program Files\Arcserve\Unified Data Protection\Engine\BIN\AD_restore.exe

10_adolr_util

 

8. メニューバーの [Open] をクリックし、先ほどマウントしたボリュームの中から NTDS.dit ファイルを展開します。

11_adolr_util

NTDS.dit ファイルはデフォルトでは以下のパスにあります。

Z:\Windows\NTDS\ntds.dit

 

9. ファイルを開いたら、リストアしたいオブジェクトにチェックを入れて、[Restore] ボタンをクリックします。

12_adolr_util

 

10. オブジェクトがリストアされました。リストアされたオブジェクトは無効になっているので、有効にします。

13_adolr_util

14_restored_object

 

11. リストアが終わったら、忘れずに復旧ポイントを [マウント解除] しておきます。

15_unmount_rp

 

以上、ドメイン コントローラーにエージェントをインストールしなくても、オブジェクト単位のリストアができることが確認できました。ホテがお伝えしました。

 

<関連記事>

Arcserve UDP:AD オブジェクト単位リストアでの競合解決

Arcserve UDP 機能紹介 ~ (7) 仮想マシンのエージェントレス バックアップ ~

 


※1 操作を行うサーバはプロキシである必要はありません。Arcserve UDP Agent(Windows)がインストールされていて、復旧ポイントにマウントできる、ドメインに参加したマシンであれば OK です。

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