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2020年11月20日 (金)

Arcserve UDP Appliance を買い替えた後の設定方法

Arcserve UDP Appliance が日本で 2016 年に発売されてから 5 年近くが経過し、新モデルへの入れ替えのご相談をいただく事も増えてきました。

そこで今回は、Arcserve UDP Appliance を買い直した場合の入れ替え方法について解説します。

なお、本日の内容はアプライアンスに限らず、ライセンス版の Arcserve UDP でも適用できる方法です。Arcserve UDP コンソールや復旧ポイントサーバ(RPS)の入れ替えを検討している方はぜひお読みください。

 

Arcserve UDP コンソールの再設定を簡単にする移行ツール

Arcserve UDP Appliance の入れ替えの際にはバックアップ対象ノードの再登録やプランの再設定を行っても良いのですが、保護対象の台数が増えてくると手間がかかります。そこで、Arcserve UDP v6.5 Update 2 以降では、既存の Arcserve UDP コンソールに登録されたノードやプラン、ログなどを移行するためのツール(ConsoleMigration.exe、以降「コンソール移行ツール」と呼びます。)が用意されています。

01_console_migration_tool

 

このコンソール移行ツール使った移行作業は、3つの段取りで行われます。

1. 既存の Arcserve UDP Appliance を最新バージョンにアップグレードする

2. コンソール移行ツールを使う

3. バックアップ先の段階的な変更

 

1. 既存の Arcserve UDP Appliance を最新バージョンにアップグレードする

コンソール移行ツールを使うには、移行元/移行先の Arcserve UDP のバージョンを揃えておく必要があります。新しく導入する Arcserve UDP Appliance には最新バージョンの Arcserve UDP がプリインストールされているので、既存の現行機の方を最新バージョンにアップグレードします。

Arcserve UDP Appliance であれば、5 年間のメンテナンスが標準でセットになっているので、まず、「無償アップグレード申請」を行って最新バージョンのライセンスを入手してください。

Arcserve 無償アップグレード

 

アップグレード操作については、バージョンごとに微妙に注意点が異なりますので、Arcserve サポート ポータル に掲載されている技術情報をご確認ください。例として、以下、2020年10月時点で最新の Arcserve UDP 7.0 へのアップグレード方法をまとめた技術情報をご案内します。

Arcserve UDP 7.0 のインストール・アップグレードについて

Arcserve UDP 8.x のインストール・アップグレードについて(2021年5月10日追記)

Arcserve UDP 9.2 のインストール・アップグレードについて(2024年3月1日追記)

 

2. コンソール移行ツールを使う

いよいよコンソール移行ツールを使っていきます。細かい手順と注意事項が以下の技術情報の <方法2:新設機で既存機を管理する> にまとめられているので、こちらに従って設定情報を移行します。

追加購入した Arcserve UDP Appliance を統合管理する方法

 

3. バックアップ先の段階的な変更

コンソール移行ツールを使用すると、新しい後継機の Arcserve UDP コンソールに設定が移行されます。元のままの設定だと、バックアップ先(デスティネーション)も現行機のままなので、これを後継機に変えていきましょう。

後継機に初めてバックアップをする際には、フルバックアップが行われます。すべてのプランのデスティネーションを一度に後継機にしてしまうと、ネットワークやバックアップ対象サーバに負担がかかる恐れがあるので、週末などを使って段階的にバックアップ先を切り替えていくのがお勧めです。

02_backup_destination

 

以上、ホテがお伝えしました。

 

<関連記事>

Arcserve UDP コンソールをバックアップする 3 つの方法

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