更に使い易くなった ! Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1
2023年09月29日追記:本記事中で紹介しているArcserve Email Archiving Cloud/Arcserve Email Archiving は販売を終了しました。
厳しい寒さと、新型コロナウイルスによる感染拡大の影響が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は、メールアーカイブについて、お話ししたいと思います。
■ メール アーカイブはなぜ必要?
メールアーカイブという言葉に、まだ馴染みのない方に簡単に説明すると、法規制や訴訟等に対応するため、送受信された全てのメールを長期間にわたり、管理・保管することです。
メールの保管は、バックアップで充分という方や、メールアーカイブの必要性がピンとこないという方は、例として10年前のX月中旬の〇〇様からのメールが必要となった場合を考えてみましょう。
自分のPC内にアーカイブデータがあれば調べることもできますが、多くの場合メールサーバ上からデータが消えてしまっていて、PCのリプレイス時や故障時等で、PC内の古いメールデータも無くなってしまっているのではないでしょうか?
メールサーバのバックアップがあるはずだから大丈夫と思っていたら思わぬ落とし穴にあうかもしれません。バックアップデータをリストアするには、IT管理者に依頼しなければなりませんが10年前のメールデータを果たしてすぐに入手できるでしょうか。
IT管理者がバックアップのテープから10年前の目的のメールを探す場合を考えてみましょう、10年前となると担当者も違っているかもしれません、テープの本数もたくさんあり、どれが該当するテープか特定するのも困難になっているかもしれません。
■ 電子メールアーカイブには Arcserve Email Archiving がオススメ!
メールアーカイブ製品があれば、10年前であっても簡単に目的のメールを見つけることができます。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増え、誰もが使っている共通のコミュニケーションツールとして、以前にも増してメールの重要性が高まってきています。メールはその汎用性から、個人の1日当たりのメール受信数は平均50通とも言われています。日々増加するメールデータの中から目的のメールを見つけるのに苦労した経験は、みなさんもお持ちではないでしょうか。
そんな時、高速に大量のメールデータから検索してくれるのが Arcserve Email Archiving です。検索パターンを保存して再び呼び出すこともできますし、重要なメールにタグを追加して判別しやすくすることもできます。検索して見つかったメールを表示させるだけでなく、自身で eml や PDF 形式で直ぐにダウンロードすることもできるので、IT管理者に依頼することも不要です。
その他のメリットとしては、メールシステムを変更する場合が挙げられます。Arcserve Email Archivingでアーカイブしていれば、メールシステムを Google Workspace (G Suite) から Microsoft 365 へ切り替えようが、送信元となるメールサーバを変更するだけで継続して Arcserve Email Archiving を利用できます。
※ 2021年1月時点で最新の Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1 がサポートするメールシステムは、Exchange Server 2010~2019、Postfix 3.0~3.3、Microsoft 365 (Exchange Online), Google Workspace (G Suite)です。詳細については、Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1 の 動作要件 をご確認下さい。
一般的にメールシステムを変更しようとしたとき、メールデータの変換が大変な作業になる場合が考えられますが、Arcserve Email Archiving を利用していれば、非常に多くの工数の削減が見込めます。Arcserve Email Archiving により、このようなメールシステムによるベンダーロックインからも解放されます。
そんな Arcserve Email Archiving ですが、2020年6月に Arcserve UDP Archiving から名称変更いたしました。それから約半年後の2021年1月に Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1(以下EA 6.5 Update 1)が様々な機能を強化し公開されたので、ご紹介したいと思います。