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2021年2月の4件の記事

2021年2月26日 (金)

Arcserve UDP ベアメタル復旧はどっちの復旧モードを選ぶべき?

コロナ禍で外出がままならない時期が続いていますが、ワクチン接種も始まり、気兼ねなく出かけられる日も近くなってきましたね。ウイルスはコンピュータの世界でも脅威となるものもあり、場合によってはシステム復旧が必要になるケースもあります。そんなピンチに役立つのが、Arcserve UDP のベアメタル復旧機能です。

ベアメタル復旧は、バックアップ データなどの基本的な項目を指定するだけで、簡単にシステムを復旧できる万能アイテム。でも、復旧モードの選択で悩んだ人もいるのでは?

復旧モードには、[高速モード] と [拡張モード] の2種類があります。ここでは2つの復旧モードの選び方を解説します。

 

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2021年2月19日 (金)

Arcserve UDP 8000 シリーズは新しい省エネ基準(2021年基準)に対応しています!!

サーバやパソコンなどの省エネルギー基準が新しくなったのをご存じですか??

電子計算機の省エネルギー基準というと従来の2011年度基準がなじみが深かったのですが、サーバ機は2021年度を、クライアント機については2022年度を目標年度とした基準が公布されています。

経済産業省:電子計算機の新しい省エネ基準を策定しました

 

Arcserve UDP Appliance 8000 シリーズはすべてのモデルでこの新基準を満たしています。カタログにも対応状況を掲載済みです!!

01_saving

Arcserve UDP Appliance 8000シリーズ カタログ

 

また、省エネ関連で余談なのですが、Arcserve UDP 8400(40 TBモデル)に比べて Arcserve UDP 8420(80 TBモデル) の方がアイドル時/高負荷時の消費電力が少し小さいことにお気付きでしょうか?

02_energy_consumption

 

この差は HDD の違いから来ています。Arcserve UDP 8420 ではヘリウムが封入された消費電力が少ない HDD を 12 本搭載しており、アプライアンス全体としても目に見えて消費電力が小さくなっています。ヘリウム充填 HDD についてはこちらの記事もご覧ください。

ヘリウム充填のHDDについて – 株式会社ニューテック

ヘリウムは空気に比して分子サイズが小さくその密度は1/10程度です。したがって気体抵抗を低減させフラッターを抑止する効果が非常に大きくなります。気体抵抗が大幅に減るので前述のとおり磁気ヘッドへの外乱を大きく減らす効果がありその位置決め制御の精度が上がりました。

(中略)

また、副次的産物といっては語弊がありますが、スピンドルモータも滑らかに回転するため消費電力も大きく低減されています。

 

以上、ホテがお伝えしました。省エネルギーにも配慮した Arcserve UDP Appliance をぜひご検討ください。

2021年2月12日 (金)

既存のバックアップ運用環境に後付けで導入できる足し算の災害対策(クラウド編)をご紹介します。

オンプレミスとクラウドそれぞれにバックアップデータを保管しておくと、
通常時はオンプレミスのバックアップデータで素早くリストアが可能となり、
かつ、災害発生時でもクラウド上にバックアップデータがあるためデータ損失を防げます。

今回は、オンプレミスでのバックアップにArcserve UDPを利用している環境に
後付けでクラウドへのバックアップを追加する様々なパターンをご紹介します。

◆1つ目はArcserve UDP Cloud Hybridを選択する方法です。

既存環境にArcserve UDPのRPS(復旧ポイントサーバ)やArcserve UDP Applianceを利用している場合、
「Arcserve UDP Cloud Hybrid BaaS サービス」を後付けすることで、
バックアップデータをクラウドへ2次保管することができます。

この2次保管の仕組みは以前のブログ「Arcserve UDP のバックアップデータを遠隔地へ転送してみませんか?
でご案内した通りRPS間のレプリケートです。

Arcservecloud1a

◆2つ目は上記1のArcserve UDP Cloud Hybridの代わりにレプリケート先としてパブリッククラウドを選択する構成です。

AWSやAzureといったクラウドサービス(クラウドの仮想マシン)へArcserve UDPのRPSを導入し、オンプレミスからバックアップデータをレプリケートします。

対応しているクラウドサービスは動作要件でご確認ください。

Arcserve Unified Data Protection 7.0 動作要件
「クラウド サービス (クラウドの仮想マシンで利用)」参照

Arcservecloud1b

 

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2021年2月 5日 (金)

アプリケーションの HA には Arcserve UDP Premium Plus Edition がおトク?

Arcserve UDP の最上位エディション「Premium Plus Edition」では、Arcserve UDP のすべての機能が使えるだけではなく、Arcserve Backup のすべてのオプション/エージェントや Arcserve Replication/High Availability(以下、Arcserve RHA)のすべての機能に対応したライセンスが使えます。

構成によっては Arcserve UDP Premium Plus Edition を購入する方が、Arcserve RHA を個別に購入するより安くなる場合もあります。

そこで、今回は Arcserve RHA の使用例をいくつか挙げて、どの購入方法が安くなるのか比較してみます!!

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ケース 1 : SQL Server を使うアプリケーションの HA
ケース 2 : Hyper-V 仮想マシンの HA(Hyper-V シナリオ)
ケース 3 : 物理サーバのシステム丸ごと HA(フル システム シナリオ)
まとめ
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ケース 1 : SQL Server を使うアプリケーションの HA

Arcserve High Availability(以下 Arcserve HA)の Microsoft SQL Server シナリオで SQL Server をレプリケーションし、障害時にはスイッチオーバーでレプリカに切り替える構成です。また、本番(マスタ)サーバは Arcserve UDP でイメージ バックアップを定期的に取得します。

01_sql

この時に必要な Arcserve 製品のライセンスは以下の表の通りです。(※2

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