« 更に使い易くなった ! Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1 | トップページ | 既存のバックアップ運用環境に後付けで導入できる足し算の災害対策(クラウド編)をご紹介します。 »

2021年2月 5日 (金)

アプリケーションの HA には Arcserve UDP Premium Plus Edition がおトク?

Arcserve UDP の最上位エディション「Premium Plus Edition」では、Arcserve UDP のすべての機能が使えるだけではなく、Arcserve Backup のすべてのオプション/エージェントや Arcserve Replication/High Availability(以下、Arcserve RHA)のすべての機能に対応したライセンスが使えます。

構成によっては Arcserve UDP Premium Plus Edition を購入する方が、Arcserve RHA を個別に購入するより安くなる場合もあります。

そこで、今回は Arcserve RHA の使用例をいくつか挙げて、どの購入方法が安くなるのか比較してみます!!

---------------
ケース 1 : SQL Server を使うアプリケーションの HA
ケース 2 : Hyper-V 仮想マシンの HA(Hyper-V シナリオ)
ケース 3 : 物理サーバのシステム丸ごと HA(フル システム シナリオ)
まとめ
---------------

 

ケース 1 : SQL Server を使うアプリケーションの HA

Arcserve High Availability(以下 Arcserve HA)の Microsoft SQL Server シナリオで SQL Server をレプリケーションし、障害時にはスイッチオーバーでレプリカに切り替える構成です。また、本番(マスタ)サーバは Arcserve UDP でイメージ バックアップを定期的に取得します。

01_sql

この時に必要な Arcserve 製品のライセンスは以下の表の通りです。

◆ Arcserve HA の型番で購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve High Availability 18.0 for Windows Standard with Assured Recovery 2 398,000円
Arcserve UDP 7.0 Advanced Edition - Server 1 100,000円

合計:896,000円

◆ Arcserve UDP Premium Plus を購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve UDP 7.0 Premium Plus Edition - Socket 2 300,000円

合計:600,000円

<前提条件>
※ 物理サーバに搭載されている物理 CPU は各 1 個
※ 物理サーバの OS は Windows Server Standard Edition
※ メンテナンス期間は 1 年間
※ 金額はすべて標準価格(税抜)

Arcserve UDP Premium Plus Edition で購入する方が 296,000 円も安くなるという結果になりました。

ただし、念のため、物理サーバの CPU 数にはご注意ください。Arcserve UDP Premium Plus Edition はソケット単位ライセンスになるので、サーバに物理 CPU が複数ある場合は割高になる場合もあります。

<関連記事>

データベースのレプリケーションってどうやっているの!?

 

ケース 2 : Hyper-V 仮想マシンの HA

Arcserve HA の Microsoft Hyper-V シナリオで Hyper-V 仮想マシンを丸ごと複製し、仮想マシンや Hyper-V ホストの障害時には、レプリカの Hyper-V ホストで仮想マシンを起動します。また、マスタ サーバは Arcserve UDP でイメージバックアップを定期的に取得します。

02_hyperv

この時に必要な Arcserve 製品のライセンスは以下の表の通りです。

◆ Arcserve HA の型番で購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve High Availability 18.0 for Windows Enterprise with Assured Recovery 2 480,000円
Arcserve UDP 7.0 Advanced Edition - Socket 2 100,000円

合計:1,160,000円

◆ Arcserve UDP Premium Plus を購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve UDP 7.0 Premium Plus Edition - Socket 4 300,000円

合計:1,200,000円

<前提条件>
※ 物理サーバに搭載されている物理 CPU は各 2 個
※ 物理サーバの OS は Windows Server Datacenter Edition
※ メンテナンス期間は 1 年間
※ 金額はすべて標準価格(税抜)

Arcserve HA の型番で購入する方が 40,000 円安くなります。

なお、Arcserve UDP ではマスタ サーバとレプリカ サーバの両方の物理 CPU 数分ライセンスが必要です。この構成例では Hyper-V ホストの物理 CPU 数がそれぞれ 2 と想定していますが、物理 CPU 数がそれぞれ 1 だとすると Arcserve UDP Premium Plus Edition の方が安くなります。物理 CPU 数は要チェックです!!

<関連記事>

Hyper-V 仮想マシンをまるごと複製し、障害時には自動切り替え(仮想環境の二重化)

Hyper-V仮想マシンのエージェントレス バックアップ、2つの方法。

 

ケース 3 : 物理サーバのシステム丸ごと HA(フル システム シナリオ)

Arcserve HA の フル システム シナリオで物理サーバのシステムを vSphere 環境に丸ごとレプリケーションし、障害発生時には仮想マシンとして起動します。また、マスタ サーバは Arcserve UDP でイメージバックアップを定期的に取得します。

03_fullsystem

この時に必要な Arcserve 製品のライセンスは以下の表の通りです。

◆ Arcserve HA の型番で購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve High Availability 18.0 for Windows Standard with Assured Recovery 2 398,000円
Arcserve High Availability 18.0 for Windows Virtual Machine with Assured Recovery 1 200,000円
Arcserve UDP 7.0 Advanced Edition - Server 2 100,000円

合計:1,196,000円

◆ Arcserve UDP Premium Plus を購入する場合

製品名 数量 単価
Arcserve UDP 7.0 Premium Plus Edition - Socket 4 300,000円

合計:1,200,000円

<前提条件>
※ マスタ サーバに搭載されている物理 CPU は各 1 個
※ ESXi サーバに搭載されている物理 CPU は 2 個
※ 物理サーバの OS は Windows Server Standard Edition
※ メンテナンス期間は 1 年間
※ 金額はすべて標準価格(税抜)

Arcserve HA の型番で購入する方が 4,000 円安くなりました。この構成ではほとんど差がありませんね……(汗)

Arcserve HA フル システム シナリオではシステムを仮想変換する起点として Virtual Appliance(以下 VA)という仮想マシン(※1)を用意する必要があり、その分のライセンスが必要です。

Arcserve HA の型番では Virtual Machine エディションのライセンスが VA の数だけ必要になります。Arcserve UDP Premium Plus Edition の場合、VA が動く仮想化ホストの物理 CPU 数分ライセンスが必要です。

この例では Windows のみをレプリケーションしていますが、Linux サーバもレプリケーションする場合は、Linux ベースの VA を別途立てる必要があります。Arcserve UDP Premium Plus Edition であれば、同じホストに複数 VA を立ててもライセンスの追加購入は不要なのでお得です。

<関連記事>

Arcserve Replication/HA 18.0ではLinuxサーバ全体のレプリケーションが可能に!

 

まとめ

ここまで、Arcserve HA の利用ケースごとに Arcserve HA の型番と Arcserve UDP Premium Plus の購入金額を比較してきました。

Arcserve UDP Premium Plus Edition であれば、Arcserve UDP や Arcserve RHA のすべての機能が使えるだけではなく、型番の数がシンプルになる点も良いところです。

また、レプリケーション対象の台数や物理 CPU 数等の構成によっては、Arcserve UDP Premium Plus Edition の方が大幅に安くなる事もあるので、Arcserve HA を利用されている方、これから利用しようという方は両方での購入パターンを比較してみることをお勧めします。

 以下、今回の比較に使用した資料です。

<ライセンスガイド>

Arcserve Replication / High Availability 18.0 ライセンスガイド

Arcserve UDP 7.0 ライセンスガイド

最新バージョンのライセンスガイドはこちら

<価格表>

Arcserve Replication / High Availability 18.0 価格表

Arcserve UDP 7.0 価格表

最新バージョンの価格表はこちら

 

(2022年1月18日追記)

Arcserve UDP 8.x よりライセンスを資産として所有しないサブスクリプション方式で購入する事も出来るようになりました。サブスクリプション方式で購入したいという方は、Arcserve UDP Premium / Premium Plus Edition をお選びください。

Arcserve RHA の型番にはサブスクリプション方式はありません。

<関連記事>

Arcserve UDP 8.x から大々的にサブスクリプションが導入されました (従来型とサブスクリプション型での製品選択方法の違い)。

Arcserve 製品 の見積りを簡単にする方法 - Arcserve UDP Premium Edition

 

以上、ホテがお伝えしました。

 


※1 Hyper-V の場合は、Hyper-V ホストが仮想アプライアンスの役割を果たします。

« 更に使い易くなった ! Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1 | トップページ | 既存のバックアップ運用環境に後付けで導入できる足し算の災害対策(クラウド編)をご紹介します。 »

購入方法、注文・納品」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 更に使い易くなった ! Arcserve Email Archiving 6.5 Update 1 | トップページ | 既存のバックアップ運用環境に後付けで導入できる足し算の災害対策(クラウド編)をご紹介します。 »