Arcserve UDP 8.x で新しくなった Nutanix 専用ライセンス
2021年4月にリリースされた Arcserve UDP 8.0 より「Advanced Edition for Nutanix」というエディションが新設されました。これ1つで Nutanix HCI 環境の保護ができるという優れものです。従来バージョンと比べて何が新しくなったのか見ていきましょう。
◆ 新しくなったポイント1:どのハイパーバイザーにも対応できる
Advanced Edition for Nutanix は、Nutanix HCI の上で動くハイパーバイザーを問いません。Arcserve UDP は Nutanix AHV、vSphere ESXi、Microsoft Hyper-V 仮想マシンのエージェントレス バックアップに対応していますが、このいずれも「Advanced for Nutanix」で行えます。
前バージョンの Arcserve UDP 7.0 では同じ Nutanix HCI だとしても「AHV は Advanced Edition for Nutanix AHV」「ESXi や Hyper-V は Advanced Edition」という区別がありましたが、Arcserve UDP 8.0 以降はハイパーバイザーを意識する必要がなくなりました!
運用の途中でハイパーバイザーを変更する場合でも、ライセンスの再購入や再申請が不要になるので安心です。
ハイパーバイザー | Arcserve UDP 7.0 | Arcserve UDP 8.x(※1) |
Nutanix AHV | Advanced Edition for Nutanix AHV | Advanced Edition for Nutanix に統合!! |
vSphere ESXi / Microsoft Hyper-V | Advanced Edition |
<関連記事>
仮想マシンをバックアップする2つの方法(エージェントベースとエージェントレス)
導入事例:Arcserve UDP Appliance で Nutanix AHV の仮想化基盤をバックアップ
◆ 新しくなったポイント2:Nutanix Files のバックアップもできる
Arcserve UDP 8.0 では新機能として Nutanix Files のスナップショットと連携したバックアップができるようになっています。この機能を使う際に必要なライセンスも「Advanced Edition for Nutanix」です!VM の保護も Nutanix Files の保護も同じライセンス型番に揃えられます。
<関連記事>