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2021年9月の4件の記事

2021年9月24日 (金)

Arcserve UDP 8.1 (8.x) のライセンス登録時に「ライセンス SDK のバージョンが一致しないため、ライセンス キーの追加に失敗しました。」と表示された場合の対処方法についてまとめました

Arcserve UDP 8.1 のライセンスキーを登録しようとした際に下記のエラーが表示される原因と対策についてご案内します。

・Arcserve UDP 8.1(8.x):「ライセンス SDK のバージョンが一致しないため、ライセンス キーの追加に失敗しました。」
・Arcserve UDP 8.0 :「無効なライセンスキー」

この件についてArcserveサポートポータルに技術情報がありますので、解決方法を参照してください。

【技術情報】Arcserve UDP 8.0 のライセンス登録時に、「無効なライセンス キー。」と表示されライセンスが登録できない事象について
※UDP 8.1(8.x)ではエラーメッセージが「ライセンス SDK のバージョンが一致しないため、ライセンス キーの追加に失敗しました」となります。

以下詳細をご案内します。

特に、このエラーがArcserve UDP8.0のライセンスキーを使ってArcserve UDP 8.1に適用した際に出ている場合、バージョンが異なることが理由では?と思われる方もいらっしゃると思いますが、8.0のライセンスキーが原因ではないです。
8.0と8.1のライセンスキーは共通ですので証書に8.0と書いてある場合もArcserve UDP 8.1製品を有効化できます。

ちなみに、証書上はArcserve UDP 8.x とバージョン表記されます。Arcserve UDP 8.1はArcserve UDP 8.0のマイナーリリースになるため、8.0と8.1のバージョンを包含した表記として8.xと記載しています。

このArcserve UDP 8.x(8.0や8.1)のライセンスキーを適用した際に「無効なライセンスキー」が出る主な原因は、Arcserve UDP 8.xに対応していないライセンスモジュールに入れ替わってしまっている、というものです。

ライセンスモジュールのファイルのバージョンを確認し「2.2.0.32」より古いバージョンの場合はライセンスモジュールが古いことがエラーの原因です。

なぜ入れ替わってしまうかというと、UDP 8.xをインストールした後に古いライセンスモジュールが導入されるパッチやArcserve Backup 18.0をインストールしているためです。

従いまして復旧方法としてはArcserve UDP 8.xに対応しているバージョン「2.2.0.32」のライセンスモジュールを入れなおすことになります。

この件の詳細・復旧方法については下記の技術情報を参照してください。

【技術情報】Arcserve UDP 8.0 のライセンス登録時に、「無効なライセンス キー。」と表示されライセンスが登録できない事象について

 

関連情報:Arcserve UDP 8.1 公開!「8.0」とは何が違う!?

 

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以上、Koichiがお伝えしました。

2021年9月17日 (金)

Arcserve UDP 8.1 公開!「8.0」とは何が違う!?

2021年9月13日(月)に Arcserve UDP 8.1 が公開されました!

Arcserve UDP コンソールの多要素認証対応や、オブジェクト ストレージ(Wasabi ホットクラウドストレージと Nutanix Objects)のオブジェクトロック対応など、セキュリティ強化を意識したリリースになります。

Arcserve UDP 8.1 の新機能については、このブログで連載しておりますので、そちらもぜひご覧ください。インストーラもサポート ポータルからダウンロードできるようになっています。(サポート ポータルへのログインが必要です。)

<Arcserve UDP 8.1 新機能紹介連載>

(1):Arcserve UDP コンソールが多要素認証に対応!!

(2):Wasabi オブジェクト ロックにバックアップ データをコピーしてみる。

(3):CentOS 8.x ベースのカスタム Live CD

(4): その他の新機能/拡張機能

(5):プラットフォーム対応の強化

<インストーラ ダウンロード方法の解説>

Arcserve 製品のダウンロード方法について

 

Arcserve UDP 8.1 は「マイナー リリース」

なお、今回の Arcserve UDP 8.1 は、2021年4月に公開された Arcserve UDP 8.0 (※1)のマイナー リリースとなります。 これは従来のバージョンで提供していた「Update」と同じような位置づけで、 Arcserve UDP 8.x のライセンスをお持ちの方は無償で適用いただけます。

Arcserve UDP 8.1 の提供について以下にまとめました。これも従来の「Update」と同じですね。

・Arcserve UDP 8.0 で登録したライセンス キーをそのままご利用いただけます。(キーの入れ替えは不要です。)

・旧バージョン(Arcserve UDP 7.0 以前)をご利用中で有効なメンテナンス契約やサブスクリプション契約をお持ちのお客様は無償で適用いただけます。 (無償アップグレード可)(※2

・Arcserve UDP 8.1 は Arcserve UDP 8.0 と同じサポート ライフサイクルで管理されます。(※3

という事で、これまで「Update」という名前で提供していたものを、今回から「.1」のようにピリオドの次の1つ目の数字で表すようになりました。「この前 8.0 が出たばっかりなのに、もう次のバージョンが出たの!?」と思われた方、メジャー バージョンが新しく出たわけではありませんのでご安心ください。

また、Arcserve UDP 8.0 および 全マイナー リリース(8.1など)を総称する際には「Arcserve UDP 8.x」という表記を使います。Web カタログなども順次変更して参ります。

以上、ホテがお伝えしました。


※1 Arcserve UDP の新バージョン 8.0 がリリースされました。

※2 Arcserve 無償アップグレード申し込みフォーム よくある質問と回答

※3 Arcserve UDP サポートライフサイクル情報

2021年9月10日 (金)

Arcserve UDP Cloud Direct : ローカル バックアップの使用方法と注意点

Arcserve UDP Cloud Direct はクラウドに直接バックアップできることが売りのデータ保護サービスですが、実は「ローカル バックアップ」という機能を使う事で、バックアップ対象マシンのローカル フォルダにデータをコピーすることもできます。今日はこの機能について解説します。

00_cd_local_backup

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<目次>

ローカル バックアップの設定はパスを指定するだけ
リストアはファイルを直接参照
注意点1:ローカルに保持できるのは直近の1世代のみ
注意点2:デスティネーション(バックアップ先)の容量は多めに確保!
本格的にローカル バックアップを行うのであれば Arcserve UDP がお勧め

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続きを読む "Arcserve UDP Cloud Direct : ローカル バックアップの使用方法と注意点" »

2021年9月 3日 (金)

Arcserve UDPの各バージョンに含まれているArcserve BackupとReplication/HAの各バージョンをまとめました。

Arcserve UDP には Arcserve Backup や Arcserve Replication/High Availability が含まれています。


Edition 毎に利用できる Arcserve Backup/High Availabillity 機能が変わってきます。
例えば Arcserve UDP 8.0では Advanced、Premium、Premium Plus の各 Edition で利用できる機能はこちらになります。

>> ライセンスガイド P.4 「Editionの種類 と 含まれる機能」

今回は Arcserve UDP の各バージョンに含まれている Arcserve Backup と Arcserve Replication/High Availability のバージョンをまとめました。

Arcserve UDP 8.x 7.0 6.5 6.0 5.0
Arcserve Backup 18.0(※1 18.0 17.5 17.0 16.5
Arcserve RHA(*) 18.0 18.0 16.5 16.5 16.5

* Arcserve Replication/High Availabilityの略称

 

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以上、Koichiがお伝えしました。


 ※1 2022年11月28日現在で最新の Arcserve Backup のバージョンは 19.0 です。19.0 のライセンス キーを入手する方法は以下の記事をご覧ください。

Arcserve UDP 8.x に含まれるArcserve Backupのバージョンは「18.0」ですが無償アップグレード申請で Arcserve Backup 19.0 を入手できます。

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